バンテアイ・スレイから車で移動
約20分で次の目的地へ到着しました
(比較的まともなトイレがあり)

水中遺跡『クバール・スピアン』
遺跡共通券で入場可

川の源流という意味を持つ
クバール・スピアン

水中遺跡…なんですがっ!

遺跡を見るには、なんと
片道約40分の山登りが必要あせる


でも、歩かなければ
見ることができない遺跡なので
意を決して登ります!!

たどり着くまで、1500M

先が長すぎる~~


ガイドさん曰く
難関が2箇所あるらしい…

それを超えれば、比較的楽とのこと


私、頑張る!!!!!

と、意気込んで挑みましたが…
マジの山登りでしたゲロー

ハイキングと思いきや、
嘘みたいな山登り…
(普段、運動しない私目線です)

あまりにもハードすぎて、
写真撮る余裕、全くナシ!

でも、途中で辞められません!(涙)

途中の小屋で休憩…

もう汗ダクで、
休憩中もしゃべる気力なし

予想外のハードモードに
同じくやられていた人々と
励ましあいます・・・笑

この小屋でワンちゃんに出会いました


この遺跡の道案内
私たちのペースを気にしつつ、
時々、無視しつつ、
トコトコついてきました
(ってか、実際は私がついて行った)



もう、ただただひたすら登るのみ

心の中は無…です、大袈裟ではなく…

あまりにも過酷で(私的に)
気が遠くなりそう~~~ゲロー

そんな、己と戦いながら
ようやく、40分ぐらいかけて
たどり着きましたーーー涙


死にそうな思いで
やっと、やっと、やっと!!たどり着いた
シュムリアップ川の源流にある水中遺跡

この景色を見た途端、
今までの苦労が吹き飛びました!
 


こんな山の中に、しかも川底に
数々の彫刻があるなんて!!


何度も繰り返しますが、これらすべて
山の上にあるんです!!!!!


どこを、どうしてこんなところに?!


川が流れている、その岩を
よーくみると、美しい彫刻が
びっしりと刻まれています

アーナンダ(蛇)に横たわるヴィシュヌ神
おへそからハスの花が生え、
花の上でブラフマー神が
瞑想している図らしい…

リンガの大群


直径約2Mのヨニ(リンガ台)と
5つのリンガ↓

これは東メボンの遺跡の配置が同じもの
水の中に沈んでいました

川べりのいたるところに
彫刻を見つけることができます


正面の真ん中の岩をよく見ると…


シヴァ神と妻のウマが
ナンディンに乗って結婚式へ向かう場面


バラモン層が毒入りの水を飲もうとしたときに
身を挺して救ったカエルの伝説の、カエル

ってか、この角度だと
カエルというより人の顔に見える…


こんなとこにも、ちょっとした神様♪
かわいい~~!



苦労して登ってきた甲斐が
ありましたーーー(T_T)

ほんとに、信じられない・・・
登ってきた者だけが見れる景色
(…をブログで公開 笑)

少し下ると滝がありました

マイナスイオン~~ドキドキ

水着着用なら、泳げるスポットです
(泳がなかったけど…)



こんな感じで、山の上にある
水中遺跡を堪能しました!

あーーー、がんばった!
大満足です!!

そして…、登ったからには
同じ距離を下らなければならない、
それが私の運命…

登りよりは、少しマシなレベルの山下り

行きも帰りも泣きそうになりながら…


ただただ、ひたすら無言で下りました…
(日頃の運動不足を反省)

おそらく、私の残りの人生において
もう2度と来れない場所…と思います

来れない、というか登れない
(体力的に…)

この、カンボジア旅行で
一番キツかった場所でした(涙)

この水中遺跡は、立地上、
季節によって変化します

雨季は水量がかなり増すため
すべてが水の中に埋もれ、
遺跡は水底に沈み見えず、

逆に乾季が進むと水が干上がり
水中遺跡という雰囲気がなくなるらしい…

今は、ちょうど乾季の始まり

ってことで、
一生に一度、だと思われる場所
いい時期に来ることができました!

体力・水分、すべてを
消耗した状態で(笑)

次の場所へ、移動しまーす