Agaveの実生。とても強い植物。 | the KHSHC

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北海道でサボテンを育てるサラリーマンです。育成記録や日々の生活をご紹介します。よろしくお願いします。

2017.10.10☁︎

三連休が終わり、日常に戻りました。
先のブログでも書きましたが、去年の春は、様々な植物の実生に挑戦しました。

私が多肉の虜になったきっかけに、アガベ・パリーとの出会いがあります。シルバーグレーに輝く美しい葉、螺旋状に展開するロゼットの姿、寒暑に強く、日本の雨風にもよく耐える強健な生体。

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左上のアガベがパリー(吉祥天)です。

アガベは北海道では入手しにくく、手に取って個体を見ながら購入できないため、実生によって増やしていこうと思いました。

海外からアガベの種子を幾つか輸入してみました。

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同じアガベでも、種子の大きさ、厚さが異なり、驚きました。パリーの仲間、トランカータの種子はとても大きく、発芽後の芽も天に向かってグイグイ伸びていく様子が楽しめました。

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食品の入っていた使用済みパッケージを利用し、初春の実生を行いました。北海道の4月はまだ雪が残っており、朝方は氷点下になる日もありました。
家の中は、多肉植物の発芽が期待できる17℃が確保できました。


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実生時は、用土と種子がカビに侵されやすいです。用土は、バケツに入れて熱湯消毒を行いました。用土がよく冷めてから種子を撒き、モレスタンという消毒薬を噴霧しました。播種してから1〜2週間でこの姿に。

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用土には、少量の腐葉土を混ぜてみました。養分の補給を行う目的があります。


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アロエ・ポリフィラは、発芽に時間を要しましたが、発芽率は良かったです。

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アガベ・チタノータ。

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アロエ・ポリフィラ。1年半経過後の姿。生長が遅いチームは5〜6cm。生長の早い個体は、既に10cmに近づいています。

このサイトでは、実生を始めたい方に役立つ情報を提供できたらと思っています。