彫師の初tattoo3連発*最終章 | ストローカータトゥー横浜の舞台裏

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毎日更新中☆彫師たちがつづるTattooタトゥースタジオ日々ブログ

KANですドクロ

月曜日から3日間、彫師3人が同じテーマで

書く一問一答ブログ。

今日が最終回。自分が締めさせていただきます(_ _)

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彫師のtattoo☆tattoo☆tattoo☆



「初めてのtattooは?」

去年のブログでもご紹介しましたが、
15年くらい前でしょうか。
知り合いの方がtattooを始めるというので自宅へ遊びに行き、
「はい次彫るから柄決めて~''''∑ヾ( ̄0 ̄ノ」と
記念すべき1st tattooの日は突然やってきました。
※のちにtattooを教えてもらう師匠となります。
緊張しながらパラパラと洋書を見ていて、
目に止まったのが悪そうなアメリカのハーレーオヤジの腕のtattoo。
カッコいいメラメラ。こんな感じでお願いしやす(_ _)と即決定。

彫った場所は左上腕。
当時、69年エルカミーノというアメ車に乗ってまして、
運転中チラリと見えたらカッコいんじゃね?
そんな理由だったなぁ(笑)。。。あせる



「初めて自分自身に自ら彫ったtattooは?」

ん~、懐かしいDASH!
上↑で彫ってもらった方のtattooスタジオの隅っこで。
剣とトライバルを右ふくらはぎにドリル

たまに遊びに行っていたのですが、
ジージーと音を聞いていたら、彫りたくなってしまった...。
忙しいスタジオでしたので、お願いするのも悪くて、
知り合いだったのをいいことにマシンをセットしてもらい、
自分でデザインした柄を彫ってみたのが最初。
痛いというより、体勢がつらくてね。。。ガーン
良い想い出です(* ̄Oノ ̄*)

彫師として自分に彫った最初の柄は、太ももに牡丹。
ぼかしの練習で。
「なんで針で突っついて濃淡でるの?」
うまく色をぼかせないこの時、彫師の道の険しさを実感した。。。



「初めて人に彫ったtattooは?」

修行中、兄弟子のふくらはぎに彫った駒。
彼 :「カラーがいいな」
自分:「いやいや、ぼかしの練習したいから、薄墨で...(_ _)」
ジージーといじくりまくり、
薄墨じゃなく、真っ黒な駒になってしまった苦い経験が...354354
今でも二人で笑い話のネタにしてますが、
当時は苦笑いしてたっけ。。。(汗)
最初に肌を貸してくれて練習させてくれたことに、
ずっと感謝してます。

彫師としてデビューした最初のtattooは、
真っ赤なバラバラを男性のお尻に........
当時在籍していたスタジオのみんなが
気を使ってくれたのだと思います。

ん?

誤解のないよう申し上げておきますが、
自分はその気(け)はございません(笑)

初めては緊張するもんです。
ハイ。。。
手が震えて大変だったぁううっ...
プレッシャーのない部位を...とのことだったのでしょう。





いかがだったでしょうか☆

あらためてこうして話してみると

3人色々なエピソードがあって、なかなかオモシロイ...(^人^)

特にtattooを彫った時のことって、

人生の中で深く印象に残るものだと思います。

誰にとっても。。。

「これ彫った時、嫌な思いしたな...」とだけは

絶対思ってもらいたくない。

そのために彫師が努力しなきゃならないことって、たくさんある。

そこに本当の彫師の存在価値があるのかなと、そう思います。

初めて彫ったその時の、3人それぞれの思い。

今ストローカーで、最高の形で表現できていると確信しています。

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


これから毎週月・火・水曜日は

しばらく同じテーマで3人の彫師が語っていこうかと

思っています。

来週はどんなネタになるかは、まだ未定宇宙人

スタジオも忙しいけど、ブログも頑張っていきますよ=☆