
今日はフリーハンドのお話を。。。
通常ワンポイントのtattooを彫る時、
彫ったことのある方ならご存じかと思いますが、
転写ペーパーを用いて、デザインを肌に転写します。
このメリットは?というと、
お客さんが完成形をイメージしやすい!

場所的にはこんな感じがいいなぁ...と思っている場所へ
確実にtattooを彫ることが出来ます(^_^)b
彫る側からすると、下絵が肌に移っているので、
比較的楽に、そして時間的にもスムーズに進めることが出来ます。
でも部位によっては、転写ペーパーが使えない時も
しばしばあるのですね=。
背中の大きな柄だったり、関節部分だったり...。
人間の身体は様々な曲線を持っていますから、
紙の上じゃあ、表現できないこともあるのです。
そんな時、頼りになるのが自分自身

手段はフリーハンドで肌に描く事しか残されていません。
手術に用いられるペンで、直接せっせと描きます

こんな感じ...↓

このケースはトライバルの付け足しなので、
以前のデザインとうまく融合されるように描きました

自分の納得のゆくラインができるまで1時間近く
かかることもあるのですよ

彫り始めると早いのですが、
描く間、お客さんはじっとしてなきゃいけませんので
意外と大変です。。。
そして完成^^;

クモの巣なんかだと、描いたペンの太いラインの中から、
直線を探し出して彫るのは、なかなか大変。。。

1に集中、2に集中。。。

彫り終わった後は、かなりの放心状態になっています(笑)
tattooとしては同じでも、色々なアプローチがあるのですね。
そんな裏話でした(_ _)
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚