今回のクルーズ船はMSCエウリビアという名である。この船はMSCクルーズというスイスの会社の持ち物だが船籍はパナマである。何故パナマかといえば税金が安かったり登録も簡単だからららしい。例えば「横浜ナンバー」の車を東京に住んでいる人が所有しているようなものだろう。

 

 MSCエウリビアは約6,300人の乗客を収容できる巨大なクルーズ船であり2,419室あるらしい。東京の単独のホテルは多くても1,000室程度なのでとにかく規模がでかく、ビルを横に倒して海に浮かべてる感覚だ。

 

 ドバイの港を出港して一晩かけてカタールのドーハに着港した。カタールと言えばイラク戦争で一躍有名になったアルジャジーラの放送局がある国である。また街であるドーハと言えばサッカー日本代表が最終予選で負けた「ドーハの悲劇」だろうか。

 

 やっぱりモスクを見学に行き、ルサイルスタジアムを外から見学をした。ルサイルスタジアムとは2022年FIFAワールドカップの決勝戦の舞台となったところだ。因みに私はサッカーは別に興味はないので写真も撮らなかった。

 

 ドーハは3時間ほど観光して船に戻った。添乗員同行ツアーなのでツアープログラムを守らないといけない。尚、アラブの国で酒を飲めるかどうかというのが心配だろう。実は国によって違う。ドバイは飲めるところがあるが、カタールはドバイより規制は厳しい。ま、公共の場所でビールの缶を開けることはしないほうが無難だ。外食であれば飲めるかどうかはお店のメニューを見ればよい。

 

 イスラム教では白い布を被ってる男性の格好が有名だろう。これはトープという。砂漠の地域で暑いから、涼しくなるように宗教で決まり事を作ったものらしい。トープにファンをつけた空調服を売り出したら流行るんではなかろうか。宗教的に可能かどうかは知らないが。

 女性は黒い布を被っていてアラブやカタールのような湾岸地域ではアバヤと呼ぶ。尚、アバヤは顔を出して髪を隠すが、他の国では目だけ出したり場合もあれば目でさえもメッシュで隠す場合もある。理由は男を誘惑しないためだ。黒い布を被ることで体の線を出さなかったり顔を出さないことで誘惑していないという証明をする意味らしい。住みにくいと思うかもしれないが、制服みたいなもので服を考える必要はないのかもしれない。服の戒律だけでも分かる通り、男尊女卑は激しい宗教だ。フェミニストがイスラムの戒律に文句を言っているのを聞いたことはないが、もしフェミニストがイスラムの国に行ったら発狂するのではないだろうか。