2回目のゼオマイン注射をしてから一か月経ったので診察に行ってきた。改善したいところは、手の握りこみ、巻き肩、内反、クロウトゥだろうか。本来はもっと改善したいところはあるが、以前医師に伝えたところあまり興味がないようだった。例えば肘が上がることや股関節が外旋しやすいことなどである。何故興味がないかは聞いていないが、生活動作にはあまり寄与しないからだろうか。

 

 2回目のゼオマイン注射においては巻き肩は前回と同じくらい良くなった。巻き肩の時は、麻痺手で買い物袋を持って歩いたときに買い物部袋を足で蹴ってしまう。麻痺手は痙縮を利用しているのであまり重い荷物は持てないが、非麻痺手で杖をついているから非麻痺手では持てない。麻痺手を生活にちょっとでも使えるようにするには買い物袋を持ち歩きたいのだ。だが、他の箇所はあまり改善は感じられなかった。訪問看護師や自費リハのセラピストによると、突っ張っていた筋肉が柔らかくはなっているらしい。ただ私の自覚症状としてあまり変わっていない。

 

 医師にそれを伝えるとなぜ効きが弱いのか不思議に思っていたようだ。途中、生理食塩水を打ってもらった。なんか知らないけど良くなることがあるとのことだったが、筋肉や筋膜の滑りを良くするとかそんなものだろう。打ってみてわかったことは、私の筋肉の位置が医師の経験上の知見と違うらしい。前回は神経の位置が違うといわれたので、何か違うんだと思う。

 

 次回にゼオマイン注射を打つのは7月である。若干、3ヶ月より短いが、8月にrTMS療法を受けるので、その時に一番ゼオマイン注射の効果が出て欲しいからだそうだ。