私は今回、分譲マンションを購入した。分譲マンションを購入すると決めるまでどういう選択をしたのか説明する。

 

  • マンション vs. 戸建て  私は現在は賃貸マンションの4階に住んでいるが、このマンションにはエレベーターがない。片麻痺になりたてのときは階段を上り下りしたりリハビリのために積極的に外出してたが、片麻痺に慣れてしまった今はめんどくさくなって外出の頻度は減ってしまった。維持期だとリハビリのモチベーションを保つのが難しいからだ。強いて言えばゴミ捨て、病院、会社に行くくらいだろうか。それは良くない。住居はエレベーターがあるマンションか平屋の戸建てが良さそうだ。じゃどっちがいいかとなると、戸建ては近所や地域の付き合いがめんどくさそうというのがある。また住む地域は雪国なので、雪の片づけが大変だ。屋根の雪下ろしもある。実際は、雪下ろしについては業者を使うことができるだろうが、それを考えるのもめんどくさい。エレベーターのあるマンションであれば移動しやすいし雪の心配をしなくてよい。
 
  • 分譲 vs. 賃貸  簡単に言えば買うか借りるかである。引っ越しを再度しないことを前提とすると、死ぬまで住み続けるか、施設に入るまでということになる。そうだとしても毎月いくら支払わないといけないか考えないといけない。分譲であれば既に物件を購入しているので毎月支払うお金は基本は共益費だけである。それ対して賃貸は賃貸料がかかる。もちろん毎月の支払額は分譲より賃貸の方が高い。私は死ぬ時には出来るだけ資産を少なくして死にたいと考えているので、少ない金額を毎月払う方が気持ち的に楽である。例えば分譲であれば1か月に1万円払うのを1年続けても10万円なのに対し、賃貸で月に10万円払うのを1年続ければ百万円になる。終末に近くなるにつれて1年に100万円払わないといけないというのは気持ち的にプレッシャーがかかる。分譲であればそれほどでもない。
 
 これらの選択において、合理主義者は経済的な損得だけを考えて賃貸マンションにしがちだ。たしかに10年後も頭や体の働きが同じであればその合理的な考えは理解はできる。しかし実際は年齢を重ねるにつれて頭の回転は悪くなるし、身体も動かなくなる。終末に近くなれば、他人とのコミュニケーションも取りづらくなるだろう。  
 結局、自分の身体的精神的な衰えを考えれば私は今のうちに分譲マンションを購入した方が最善だと判断したということである。