私は今でこそ歴史や地理に興味が出てきたが、病気になる前はそういう「社会」という科目には興味がなかった。二十歳の頃でさえ、愛知県と愛媛県のどっちが四国にあるのかわからなかったし、高知と高松の区別もできなかった。その頃は生活に関係ない地域を知る意味もないと思ってたし、歴史よりも生きてる今の時代のほうが大事だと思っていた。必要性と言ってしまえばその通りなのだが、実際は必要じゃないことのほうが生活の幅は広がる。

 

 今回、会社の休みがあったので、西日本に出かけることにした。やはり平日休みがないと西日本には出かける気にはならない。

 

 日本で唯一残っている定期寝台列車であるサンライズ出雲・瀬戸に乗車することにした。サンライズの下りはサンライズ出雲サンライズ瀬戸が連結されて東京を出発し、岡山で連結が外れ、サンライズ出雲は出雲市駅へ、サンライズ瀬戸は高松駅に向かう。私は実はこれまで寝台列車というものには乗車したことがなかった。必要性を感じなかったからだ。今回は、ものは経験として乗ってみることにした。

 

 ネットの情報によるとサンライズは予約が取りづらく、JRの予約ができる一か月前の予約の受付の開始とともに満席になることが多いとのこと。今回は会社の休みがある日はあらかじめ分かっていたため、サンライズの予約をするためにJR西日本のインターネット予約サービスであるe5489を使って予約を試みた。

 

 実はその時は、予約が取れなかった。十時にアクセスを試みてなかなかつながらないなぁって思って何度か試みて、やっとアクセスできたと思ったら満席の表示だったのだ。こんなに人気があるの? って思ってガックシ。実は、乗車予定日は木曜日の夜だったので金曜日の夜じゃないから取れるだろうと思っていた。

 

 ところが、二日後の十時にアクセスしたら予約が取れた。キャンセルした人がいたんだろう。もしくは毎日サンライズの予約する人がいて、予約が取れたら転売する人とかいるのかもしれない。予約した二日後にキャンセルする人が出るのはおかしい。

 

 とにかく予約はできた。行きはサンライズ瀬戸にして帰りはサンライズ出雲の予約もできた。行きのサンライズ瀬戸は高松駅が終着駅で、帰りのサンライズ出雲の出発駅は出雲市駅である。それで週末かけてその間を移動する予定を立てた。もちろんサンライズに乗るのが主目的だったので、行きか帰りかどちらかのサンライズの予約が取れなければこの旅行自体あきらめるつもりでいた。

 

 

 

 ちょっとわかりずらいが、岡山の文字からは、本来は瀬戸大橋を移動して高松駅に向かっている経路だ。ただGPSの設定の問題で瀬戸大橋に乗っている最中のGPSの記録がされていない。無念である。

 

 初日は高松からフェリーを乗り継いで岡山県の宇野港に行き、宇野港にあるホテルに宿泊した。徒歩移動はそれほどなく、列車とバスとフェリー移動だった。

 

  • サンライズ瀬戸
    • 岡山駅でサンライズ出雲と連結が外れ、サンライズ瀬戸は四国に向かう。
  • 田村神社(たむらじんじゃ)
    • 讃岐国一宮神社である。讃岐国の地域で最も社格が高い神社である。
  • ジャンボフェリー あおい 高松ー小豆島
    • 高松と小豆島の間にはたくさんフェリーがあるが、移動も充実させたかったので、小豆島の東側にある坂手港に行き、そこから小豆島の西側にある土庄港まで島内のバスであるオリーブバスで移動することにした。
  • 土渕海峡(どふちかいきょう)
    • 世界一狭い海峡ということでギネスに載っているらしい。そうなの? って感じだ。土渕海峡は9.93mだけど世界にはもっと狭い海峡はあるように思った。
 
  • 小豆島豊島フェリー てしま 
    • 小豆島の土渕港を出発し、豊島の唐櫃港、豊島の家浦港を経由して、岡山県玉野市の宇野港に着いた。この日は宇野に宿泊した。

 宇野では外国人旅行者が多い。アジア系ではなく欧米人だ。宇野はなにか特別に何かあるんだろうか。今回は観光はしない。