肩の外転とは腕を身体の正中面から遠ざけるように、真横へ持ち上げる運動のことだ。腕を真上に上げることを考えれば本来は180度の可動範囲がある。一方、肩の屈曲とは腕を体の前方に向かって持ち上げる動作だ。実際の生活では圧倒的に肩の屈曲のほうが使用頻度はある。何故なら人間の目は前についているからだ。前を向いて作業するということは肩の屈曲運動をするということになる。
とはいえ肩の外転にも使う用途はある。一番多い動作は着替えの時ではないだろうか。腕を袖に入れたら腕を真横に振り上げるがそれが肩の外転の動作である。
私の場合は真下から大体30度くらい上がる。自分で上げようとすると30度以上上がらない。ただし力を入れないと90度以上上がる。何故自分で上げようとすると上がらないかと言えば、30度くらいで上腕の横の部分が硬くなってしまい突っ掛かってしまうからだ。
ボトックス注射をこの上腕にしてもらうと多少柔らかくはなったが、腕はそれほど上がらない。医師が麻痺手を上げると確かに肩の動きは柔らかくなったらしい。次の日にショックウェーブ(対外衝撃波)を上腕の硬くなっている個所に当てたら30度から45度くらいに上がるようになった。但し、30度から45度くらいは、骨か関節がポキポキ鳴ってい非常に不快だ。ポキポキなるまま運動したら筋肉や骨が傷んだりするような気もする。ショックウェーブは筋膜と筋肉の癒着を剥がす効果があるようなので、悪いことはなさそうだ。だから必要なことは筋肉を順序良く動かすリハビリだ。いくら痙縮や筋膜の癒着が無くなっても筋肉の動きが間違ってると筋肉や骨、関節などに影響が出る。この筋肉の動きを覚えさせるのは促通反復療法に代表されるような関節の動きに注力するリハビリだと思う。
促通反復療法は高頻度で実施しないと効果はないと思う。可能なら毎日のようにやりたい。高頻度で実施するには自宅の近くに促通反復療法を行う施設が必要だ。
ただ以前はあったんだけど、私が知っている促通反復療法を実施してくれる療法士が退職してしまって今はないんだよね。麻痺を良くする明るい道筋が見つかった気がするのに残念だ。自主トレでどこまで良くできるか。