回復期病院を退院した後しばらくは障害者用トレーニング施設に通っていたことがあるが、今は行っていない。
私より症状が重い片麻痺の人が、エアロバイクでガシガシ漕いでいるのを見て、
「あんなに一生懸命やっているのに片麻痺は良くならないのか」
と思ったのが一つの理由だったと思う。もちろん施設に通う目的は人それぞれではある。ただ私の場合は、体力をつけたいわけでも汗をかきたいわけでもなく、ただ麻痺の症状を改善したいからだ。もちろん体を鍛えるために施設に通うのは有りだと思うが、今の私には必要ではない。
奈良旅行の時は体力のなさを痛感したが、それでも私は片麻痺の症状を良くしたい。内反を良くしたいし、片足立ちをしたい。手指を自由に動かしたいし、肩の可動域も広げたい。
回復期病院に入院していた時、以下の本を読んだことがある。二十年くらい前の本だ。
回復期病院に入院している最中に購入したが、当時は回復期病院を退院してからのリハビリをいろいろ勉強していた時である。この本は初動負荷理論というのをベースにしている。初動負荷理論を一言で表すためにAIツールの助けを借りると、
「反射的な動きや筋肉の弛緩・伸張・短縮の流れを活かして、身体の機能を高める」
とのこと。奈良旅行にて体力のなさを痛感した私は、この本を思い出して、初動負荷トレーニングができる施設を探してみたら、あったので、まず体験申し込んで行ってみた。
一般的なトレーニングジムの器械と初動負荷トレーニングの器械との違いは関節が固定されているかされていないからだろう。一般的なトレーニングジムの器械は関節を制限させて動きやすい動作をさせるが、初動負荷トレーニングの器械は関節を制限させないので、動かすのにコツがいる。私の感触としては関節の動きに注力すれば私が悩んでいる片麻痺に効果があるのではないかと感じた。
ということで、体験当日に入会を決めた。
残りの問題は飽きっぽい私の性格との折り合いをつけることだろう。
