実際、私の知り合いの多くは私が脳梗塞になった後から連絡してくれなくなった。私に麻痺が残ったこともあり、ゴルフとかには誘えないだろうし、飲みに誘ったらいいかとか付き合い方が分からなかったのかもしれない。実際は、コロナ禍だったこともあり、もともと会わなくなっていたので考えすぎなのもかもしれない。ま、自分も自分から積極的に会おうとか誘うことはなかった。もう昔みたいに戻ることは出来ないが、どんな人生でも変化があったほうが張り合いが出る。脳梗塞になっていろいろ悩むよりは前向きに考えたほうが精神的には健康だ。だから外で知り合いと遊ぶこともなくなったが、それはそれで新しい経験だと考えればよい。因みに知り合いというのは現在勤めている会社関係ではないという意味である。

 

 ただそんな私にも脳梗塞になっても逐次連絡してくれる知り合いがいた。彼は2008年に知り合ったリクルーターだ。外資系企業専門のリクルーターということもあり、日本人ではなくニュージーランド人だ。実際、2008年はその人の紹介で今の会社の前身に転職したわけだが、その時から仕事に関係なく、ゴルフにいったりハイキングに行ったり一緒に遊ぶようになった。

 

 昨日、私が脳梗塞になってから初めて会って飲むことになった。実は退院後は2回ほど会ったことはあったがカフェで話すくらいだったので、ちょっと病気になる前みたいに飲んでみようと思った。私の運動機能は以前みたいに戻ることはないが、酒飲みには運動機能は関係ないはず。とはいえ電車で帰らないといけないのはしご酒はしない。 

 

 やはり酔っぱらってしまうと、自然と麻痺足を引きづってしまっていた。店内はあまり広くないのもあり、横歩きをすることに意識が入っちゃうと足を上げることに意識が行かないんだろう。だから足を上げることに意識を向けると逆に体を横にすることに意識が向かない。これは今でも混んでいる電車やバスに乗っている時、おなじようになる。本来は無意識で動くのが理想だ。体の状態は大分回復したとはいえ、無意識に動かすことができていないのかも。

 

 リハビリを続けるといつのまにか無意識に動かせるようになるのだろうか。意識して動かすのは大分できるようになったが、無意識に動かすトレーニングなんか知らない。脳梗塞を発症してから4年経ってリハビリの知識は増えたが、脳梗塞になる前にリハビリのことを知っておけばもっと回復は良くできたはずだ。