大洗とは茨城県の海岸に面している小さな町である。その大洗と北海道の苫小牧を結ぶフェリー航路がある。仙台にフェリーで行くためにまず大洗から苫小牧に行かないといけない。尚、関東から北海道に行く航路は大洗から出るフェリーしかない。フェリ-の名称は、商船三井さんふらわあ 首都圏ー北海道「ふらの」だ。「首都圏」じゃなくて「関東」と名称変更したほうがいいと思う。茨城県を首都圏と称するのは無理があるからだ。

 

 まず前提として私は身体障害者の第一種で、今回は単独移動である。従って以下は単独乗車として考えてほしい。電車の場合100km以下は障害者割引にはならない。ただ東京近郊から大洗に行く場合は大洗の手前にある水戸までで既に100km以上ある。つまり東京近郊から水戸に行く分には乗車券分は障害者割引で半額になる。因みに特急券には障害者割引は用意されていない。水戸の先の大洗に行くのに公共交通機関であれば大洗フェリー行きのバスに乗るか鹿島臨海鉄道という第三セクター方式の列車に乗るしかない。鹿島臨海鉄道はJR水戸駅の構内で乗り換えできるのでJRと合わせて100km超えれば半額になる。但し水戸駅で一旦出場してしまうと鹿島臨海鉄道単独では割引は利かなくなる。今回私は特急には乗らず東京近郊から大洗に普通電車で移動したので普通運賃の半額になった。

 

 大洗駅からフェリーターミナルにいくのに徒歩でも行けるがコミュニティバスで行く方法がある。コミュニティバスとは町内循環バスで大洗にはなっちゃん号と海游号がある。観光したい場合にはコミュニティバスがお勧めだ。尚、コミュニティバスと言っても大洗のコミュニティバスは旧型の大型の乗り合いバスと同じだ。多分、どっかから中古で購入したものだろう。大洗のコミュニティバスにおいて支払いにSUICAが使えない。これではやはり大洗を首都圏というのは無理があるのではないか。ただし、現金、QRコード決済、クレジットカードタッチ決済が可能なようだ。SUICAも使えるようにした方が良いと思うが導入するのに費用が高いと思われる。町営なんだから大洗町がSUICAの機器の導入費用を払えばいいのにと思う。因みに私は現金で支払った。一回乗車で100円なので障害者割引で半額の50円であった。

 

 さてフェリーの乗車時間まで時間があったので大洗を観光した。大洗がガールズ&パンツァー(通称ガルパン)というアニメの聖地であるのは初めて知った。町おこしに町が一丸となって協力するのは良いと思う。

 

今回行ったところ

 

  • 幕末と明治の博物館  通常価格500円のところ障害者割引で無料
  • アクアワールド大洗  通常価格2,300円のところ障害者割引で 1,150円
  • 大洗磯前神社     無料
  • かねふく       無料
  • 大洗マリンタワー   通常価格340円のところ無料
  • 大洗シーサイドステーション  無料