降圧薬を服用し続けることが脳梗塞の再発予防になるかは別として、降圧薬を飲み続けること自体は体にとって自然なことではないはずだ。そもそも降圧薬は高血圧になっている原因を除去するわけではない。原因は何であれ血圧を下げる目的のためだけに開発された薬である。尚、降圧薬による影響として認知症になるリスクがある。血圧が低くなると血液を流す力が弱まるからだろう。認知症予防には脳の血流を多くするのが良いとされているのに、降圧薬はその逆に作用するのである。ただ、かかりつけ医としては脳梗塞になるより認知症になってもらったほうが都合が良い。だからかかりつけ医は余計なリスクを負わないためには降圧薬を減らしはしても止めることはしないと思う。そもそも適正血圧を決めている日本高血圧学会というものは高血圧を下げるための啓蒙活動をしている学会であって、人間として健康のまま長生きできることを目的にしていない。降圧薬により血圧が低くなり認知症になれば、それは日本認知症学会が診るべき病気であり日本高血圧学会は知らぬ存ぜぬである。私の認識は大まかには間違ってはいないと思う。

 

 さて今回のGWは田舎に帰省していた。もちろん降圧薬も十分な量を所持していたはずだが、鞄の中から見当たらなくなった(これは帰宅後にカバンの中から見つかった)。それ以上探すのもめんどくさいのでGW期間中は降圧剤を中断した。もちろん自己判断であるので必ずしも勧められるものではないが、薬が見当たらないのだからしょうがない。私はコカ・コーラゼロを飲み続けたから脳梗塞になったと思っている。コカ・コーラゼロには人工甘味料が含有しているからだ。それに人工甘味料は素人の実験でも高血圧になることが分かっている。それならば高血圧学会は血圧を下げるための啓蒙活動をするだけではなくて日本食品化学学会に陳情しに行けばよいと思う。残念ながら日本の学界は横のつながりがない。本来は国が調整すべきだが、日本国は老人に長生きしてもらっては困るのでそんな調整はしないんだと思う。

 

 さて私はほぼ毎日血圧を計測しているがGW中は計測できなかった。GWが終わって帰宅し血圧を計測してみたら、上の血圧が140、下の血圧は92であった。テルミサルタン20mgを服用しているので、その薬を飲まなくなるとそういう血圧になるのが分かった。私の年齢からみてもそれほど高いとは思えないがかかりつけ医や訪問看護師になにか言われるのも嫌なので降圧薬の服用は再開せざるを得ない。

 

 私としては一人暮らしをしているのもあり脳梗塞が再発するよりに認知症になるほうが都合が悪い。いずれ自分の判断で降圧薬を止めるときが来ると思う。