今年の3月にdカードにおいて10万円くらい身に覚えのない引き落としがあったことに気付いた。dカードとはNTTドコモが発行しているクレジットカードのことである。私はドコモユーザーだったのでdカードを作っていたのだ。dカードを作った時に気づいたが大手携帯キャリアのなかでNTTドコモだけは自社で銀行を持っていない。
因みに三菱UFJ銀行と提携はしているようだ。三菱UFJ銀行はメガバンクであるのであまりサービスは期待できない。メガバンクのいいところは実店舗が多いことである。私は以前から三菱UFJ銀行の口座を持っていたので三菱UFJ銀行をdカードの引き落とし口座にしていた。
さて明細を見るとなにか通信販売かなにかで7件くらい使われており、同じ月にそのうちの2件ほど返金処理がされていた。また4月に引き落とされる予定も2万円程度であった。尚、その10万円程度は既に銀行口座が引き落とされていた。
NTTドコモに電話してクレジットカードを止めてもらった。電話口でNTTドコモの窓口と話したが、「使った覚えがないなら返金処理しますね」ということだった。意外にあっさりと返金処理ができた。
私はdカードはスマホにだけ使っており自宅より持ち出したことはない。つまり私のクレジットカード情報が漏れたとしたらNTTドコモから漏れたに違いない。NTTドコモの窓口がやけに淡々と話していたのが気になった。返金処理をするんだからNTTドコモは10万円程度の損害となる。
NTTドコモに不信感を感じたのでauにキャリアを変更することに決めた。やはりクレジットカード情報が洩れる会社は信用できない。NTTドコモのスマホも使用開始から5年程度経っていたので切り替えるのにちょうどいいタイミングだったのもある。
切り替えは5月末に行った。だがNTTドコモの支払いは2ヶ月後までということなので、7月の支払いまである。従ってNTTドコモとauの支払いがオーバーラップする期間は2ヶ月である。
dカードはNTTドコモにしか使っていなかったが念のために8月と9月に支払いがないのを確認してdカードは解約した。