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haienaのブログ

ブログの説明を入力します。

「ありがとうごぜえます。皆さんのおかげで~」とかなんとか

そういう当たり前のハナシなんてのはやらない。やれないの。

(なんだ……こいつは……)

現場において何が起こったのか、手前の精神状態なども含めて、

あの場にいなければ解らない当事者としての

白状をやらせてもらっちまおうかなあ~(キモイなあ……)

 

端っこで不貞腐れてるデカいのが僕ね。

実際は不貞腐れているのではなく解放感に浸っていた……

その理由は下に書きます。(勝手にやれ……)

画像

 

入選してから表彰式に至るまで

僕はJ&HFilmsのメンバーに悲観的な了見を押し付けて押し付けて、

もはや洗脳といっても大袈裟ではないくらいに

暗い成り行きへの予想を垂れ流し続けたんですよ……

 

入選すると自然として入賞(何かしらの賞に選ばれる)という競争が

出てきます。競争が。そこで僕も含めた入選監督さんたちは、

どうしても欲が出てくるといいますか、

そりゃ入賞したいわけですよ。そりゃそうだ。

なんですが、もとより自尊心がなく、自信もなく、

加えてヤング(ヤング……)に対してどうしようもない劣等感を思う

中年のアタクシには良い結果なんてのを考えることやれません。

 

そういうわけでJ&Hのみんなに……

「いいか~入選しただけで済ませろよ。満足しろってんだよお!

入賞だ? あ? 夢見てんじゃねえぞ、おら! よくよく考えてみろ。

無名、実績なし、予算なし、後援なし、縁故なし、なんにもねえ!

そんなのが入賞だ? 無理だ。無理なんだよ。俺には貧乏神が

憑いてんだ。入選させて喜ばせて欲をかかせて、そっから一気に

失望やら幻滅やらに俺を叩き落とすのが生き甲斐だっていう

性悪な貧乏神が背中にしがみついてんだ。な? 解るだろうが。

他の入選監督を見てみろ。若い。未来がある。あいつらのツラ、

キラキラしてやがる。俺を見ろ。腐ってる。負け犬ムードみたいなもん

がへばりついてやがるだろうが、お? 勝てない。僕なんて、うん、

僕なんかがどうせどうせ……みんなをがっかりさせてすまないと

思ってる。ごめんね~だから入選とか何だとか考えるんじゃねえ!」

 

こういうのを延々と制作メンバーに言い続けたわけです(狂ってる…)

こうした僕に対してのそれぞれの反応は、

夏色インコ

「どうしてそんなにひどいこと言うのよお!」

ジャンピエールフジイ

「それはすべて妄想だよ、妄想! sick!」

あすてか

「haienaさんは背負いすぎてるから…普通の状態じゃないから…」

 

ところで

ゼルダさんが書いてくれたよ……ありがとね……↓

必ずクリックして~隅々まで読んで~そうしろよ……な……(強要)

さて

およそ正気ではない僕が表彰式の日を迎えました。

(昨日か……そっか……)

頭に金のメッシュを入れたジャンさんが東京まで来てくれた。

彼が来ると落ち着く。互いに頼りない種類の人物に他ならないが、

彼が来てくれると僕の荒れ果てた頭が静かになります。なんでだ?

まあ、いいや。

 

会場に二人が入った。二人のおっさんが。

既に数人の入選監督が待合みたいなところにいらっしゃった。

僕らは真ん中の椅子に尻を乗っけた。他には空いていなかった。

さっそくアタクシは顔を知っている、それくらいより他に

関わりのない相手に向かっていって

「映画、面白かったっすよ」だとか「緊張すんね」だとか

話して回った。どうしてそんなことをしたのか……

誰も彼もが嫌な顔をしていた。「こっちにくんなよ」という表情だ。

さぞかしウザかっただろうよ……

 

ややあって

映画『パンク』の鈴木順也監督と、主演俳優の稲葉歓喜さんが

会場の待合みたいなところにやってきた。

稲葉君は僕の好きな種類の二枚目、マッチョ、演技も狂的で最高よ。

鈴木監督さんは頭が良く、危ない才能に恵まれ、

人当たりも素晴らしく、あまりにも良い奴という印象で……

好きになるしかねえんだ……

(彼が僕のことを嫌いでも関係ねえっていうくらいのそれです、はい)

これはお世辞じゃねえ。アメブロでお世辞なんてやらねえ。

(そうですかい……)

僕は目を血走らせ駆け寄って~

「パンク観たよ~面白かったよ~最高だよお!!」というような

ハナシをしたように憶えているが、

何故かしら、その後の短い時間をどうやって過ごしたのか、

思い出せない。ええ、そうなのよ、思い出せねえのよ、うん。

 

※映画『パンク』はオンラインで観賞叶います。

鈴木監督の善き人柄を抜きにしても、この映画は面白いんだよ。

必ず観てね……必ずだ……俺がこんだけ推してんだ、観るよなあ……

(強要だと思ってくれて構わない)

https://dokuso.co.jp/introduction/304

 

 

 

ぴあの優しいスタッフさん達に促されて

場所を移らされた。

そこにおめかしをした入選監督達が揃った……

キラキラしてやがる…こちらは惨めなわけだ……

大昔の不動産屋というような見てくれ、

どうしてダブルのオーバーサイズの上着を着てきちまったんだ?

そんな後悔がひたすらに僕を恥じ入らせ、委縮させていけなかった。

表彰式についての説明が……

再び緊張やら暗い成り行きへの妄想やらが募り、

僕はこの曲を思い出して、

ますます安定を欠いた神経に陥ります。

 

そしてとうとう

ジャンさんと離れ離れに。分離不安症の犬みたいになっちまった

僕はすっかり気弱になって不貞腐れてしまってね……

表彰式の開会式? みてえなのを

ひたすら他監督達と会場入り口手前にて待たされる。

地獄。マスコミの皆さんが待ち構えているそこへ向かわされる、

それをトーシローのアタクシみたいなのが

待たなきゃならねえっていうのは地獄だよ。

 

ともかくとして

一人一人紹介されて一言やって会場の指定された椅子に

収まっていくのですが、

僕、しんがりだったのよね……

僕の出番になって

壇上に猫背で上がっていってだな、

「今日は映像制作担当のジャンピエールフジイ君が来てくれて~

て、てめえの個展にも来ねえような奴なんですが、がが、

う、うん、僕はそれだけでもうね、もう、うぐ、ど、どど、どうも~」

とマイクに話して最前列の席にさっと体を突っ込んだ……

またしても恥をかいたわけだ。格好つけられなかったわけだ。

哀れだったよ……嗚呼……

 

関係ないけど曲を↓

 

あれこれあって、

それぞれの受賞作品が発表されるというところへ至る。

最初に観客賞が発表されてね、

『アスタースクールデイズ』の稲田百音監督さんが

颯爽と壇上へ……

 

 

 

僕は項垂れて馬鹿みたいに

目の前に起こるそれを眺めているだけだった。

「どうして座ってんだ、お? 

俺の名前が呼ばれることはねえ。だったら、ずらかっちまえよ。

ポケットに手突っ込んで椅子から尻離して、

体揺らしながら会場からずらかっちまえ、おら、やれよ、

この社会不適応者のイカレ野郎。名前が呼ばれるとでも? ん?

期待してんのか? 情けねえ。そもそも、さんざっぱらアングラが

云々抜かしてきたのはてめえだろうが、あ? アングラ芸術家気取りの

おっさんが名前呼ばれるかもしれねえってドキドキしながら

ここで体縮めてよお、みっともねえなあ、まったくよお!」

というね……手前自身の声が実際として手前の耳に喋り続ける、

うん……

神経衰弱極まれり……あぶねえ……

 

次にぴあニスト賞、映画ファン賞だかなんだかの発表に。

「ぴあニストだ? 映画ファン賞ってなんだ?」とぼんやり考えながら

神経衰弱の発作に耐えているところで、

「LUGINSKYのhaiena監督」と声がした。

「あん?」と僕は言った。実際としてこれを言ったのを憶えている。

ともかくとして

慌てながら、よたよたと酔っ払いみたいに壇上へ。

僕と同じか……いや、こちらより少し背が高い、

こちらの顔の寸法の半分くらいの小顔であり、

ひどくハンサムな人が(ぴあの岡様)

「一般審査員によるそれで以て選ばれた、満場一致だった…」

そうしたハナシをしてくれている最中、

僕はただへらへら笑って体を揺らしていたんですよ……

一般審査員さんが選んでくれたこと、これだけが巡りました。

作り手ではなくて、

映画好きの方々が僕を僕らの映画を選んでくれたこと、

彼らが選んでくれなければ、あの映画を面白がってくれなければ、

僕は会場にて狂気の発作に頭やられて、

不明を喚き散らしながら失禁していたやもしれない……

(社会的な死を迎えていたやもしれない。マジで)

(つまりは命の恩人同然である……なんちって)

画像

 

僕の受賞のスピーチはやはり最悪でした。haha

「これまで世間が美化してきたものを否みたい、

そんな動機で以て創作を続けてきた人間が~

こうして明るい場所に認めてもらって居るということ、

その矛盾が、が、がが、ふう~か、かん、感謝の他ないです、ん? 

あれ? ぶ、ぶぶ、文脈がおかしいな……荒木さん、すいません、

緊張しちゃって、あ、あのトイレ行きたい」

 

この後、

ぴあの岡様と僕と関係者(ジャンさんのことね)の写真撮影に。

ジャンさんが呼ばれて壇上に歩いてきたのを見て、

彼が笑っているのを眺めて、

知り合って、すっかり仲良くなっちまって、

一緒に誰にも注目されないような創作をやり出して、

一年と数か月、おかしい映画をおかしいと自覚しながらも作り続けて、

一般審査員さんが選んでくれたっていう

如何にも僕ららしい賞を頂いちまって……

こいつが俺の相棒なんだ、こいつがいなかったら創作やめたよなあ、

こいつがいたから続けていられたんだよなあ、

なんてことを思ったら目が濡れだしちまってよw

とはいえども泣くってのは流石にやれず、

写真撮影して席に戻りました。

 

その後も賞の発表が続いて、

僕もすっかり平生の気分でいられたのですが、

最終審査員さんたちの総評という段に入って、

異変といいますか、次第にヤバくなっていったのよ……

それぞれ最終審査員さんたち(現役の有名映画監督さんや俳優さん)

が今回の映画祭についてなどのおハナシをしている内に、

切迫した尿意が……切迫した尿意がね、うん。

何しろ、最前列だからよ、席が。

席立ったら目立つわけよ。不味いわけよ。

けれども尿意がもはや我慢ならねえというところへ達しまして、

そこからも歯を食いしばり、姿勢を変えたり、股間抑え込んだりして、

まあ、耐えた耐えた、おう、あんなに便所行くの我慢したの初めてよ。だけれども限界に……

席からロケットみたいに飛び出して

這うように会場の出口へまっしぐら。

戻るのも同様に這うようにして駆けていってだな、

「失礼致しました」というようなすまし顔で席へ戻った……

 

それで……この解放感に浸りきったツラに。↓

(他監督の数名は我慢していたのでね……)

画像

 

 

隣に特別賞の『MOTHERS』の関監督がいらしゃってですね、

J&Hにおいては彼女の作品もしくは『もとめたせい』の矢部監督が

グランプリを獲るだろうという予想もあり、

ともかくとして……

さっそく

関監督に「マザーズ、すっごく面白かったっす」と僕が媚びたところ、

(実際としてスゴイです、面白いです、嘘じゃねえです)

「受賞の時、めちゃくちゃ緊張してましたよね……一番わかりました」

と返されて……

僕は、僕は……(俺って本当にキモイよなあ……)

うん、改めて、恥ずかしかったっていうねw

 

https://dokuso.co.jp/introduction/315

 

 

https://dokuso.co.jp/introduction/308

 

 

 

こんな感じかな。

 

僕らの映画もどき『LUGINSKY』も

オンラインで観られます。10月31日までだったかしら?

観てね。

 

 

 

明日、映画もどき『LUGINSKY』の二回目の上映。

二回目にして最後の映画館上映になるやもしれぬ。

そんなことはともかくとして、

オンラインでもなんでもいいので、

オンラインでもなんでもいいので(どうして繰り返す?)

(なんでもいいのでという言い草もねえもんだが)

観て頂戴よ……頼むよ……

そんで~感想を~意味解らねえけどdeepです~とかなんとかね~

うん、たとえホントに「こいつらどうかしてんじゃねえか?」と思っても、

「こんなの映画じゃねえ!」とか

「いかれ野郎が拵えた混乱の産物」とか思っても、

意味解らねえけどdeepです~とかなんとかね……

そういう感想を~ありとあらゆるSNSに~

頼むよ……なあ、こんなに頼んでるんだ。

観てやってもいいんじゃねえか、え? 人助けだと思ってよお!!

(結局のところ、勝手な理屈へと至る……)

 

この曲のちゃんとしたMVを作りたいな……lofiだなあ……

 

 

さて

英語字幕をイングランドに住んでいらっしゃるgottingさんに頼んだ。

頼んだというよりもやらせた……やらせちまったの……

その経緯などがこちらに↓

こうして『LUGINSKY』は

多くの協力で以て上映されている、といった次第なんですね……

(僕の無理強いってのも少なからずあるけれど)

なんでね、

頼むよ……なあ、こんなに頼んでるんだ。

観てやってもいいんじゃねえか、え? 人助けだと思ってよお!!

(結局のところ、勝手な理屈へと至る……)

ん?

 

 

 

 

こちらの『LUGINSKY』の感想を読ませて頂いて、

あまりにも喜んだ僕は、

部屋の戸を蹴破り、玄関から狭い往来へ、暗い往来から大通りへと

駆けた。そんで車にはねられた。大男が宙を舞う。

そんなことはいい。

「解ってくれる人もいるんだよお!」と誰彼構わず捕まえては

喚き散らし、それぐらいでは足らず電柱に体当たりしてこれを倒し、

近所の建築は残らず停電、真っ暗になった。

すると、そこらから猫が集まってきた。

ポテトチップスをばら撒いて

猫共にふるまってやった。明かりが点いた。
ありがとうです……