餌と思い出 | haienaのブログ

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うち(J&H)の夏色インコの催し物、

「飯でも食らえ」に参加するため、

こうして書いています(これ……説明する必要あんのか……)

 

とはいえども、

店音痴とでもいいましょうか。

皆が素敵だと思うような飲食店を知らない。縁がない。

そもそも気取ったお店は僕の入店を許さない。

 

「お客様、そういうのを持ち込まれるのは~」

「What are you talking about? 」

「首からぶら下げてるやつなんすけどね……」

「これ、ネックレス」

「ネックレスじゃないですよね~それ~ヌンチャクですよね~」

「オシャレでぶら下げてるわけでね。No problem, right?」

「失せろ、イカレ野郎」

毎度、こういう次第になるわけだ……(つまんねえハナシで……)

 

 

 

 

食卓の思い出……

14歳、

家族と称する連中と食事をやれなくなった。

自室にて一人で飯をやるのに寂しさを思ったことはない。

(今は誰かいないとダメという人間になっちまったけども)

16歳、夏、

ファミレスのイチゴかき氷パフェみたいなのを食い続けて胃腸に変調。

(あら、韻踏んじゃった……)

数か月間、便所から15メートル以上離れられなくなる。

加えて、ひどく惨めに瘦せた、そして髪が薄くなった。

これがアタクシを打ちのめした。

現在も髪が生えているのは幸運の他ない。

17歳、新宿、マクドナルド店内、

手前がポテトを頬張っていたところ、

彼女が眺めた。こちらを眺めた。責めるような顔をして、

こちらに目をやったまま、いつまでも黙っていた。

初めて曖昧で淡泊な異性への憧れや好奇心ではなくて、

惚れた腫れたという深刻な神経を知って頭をやられた。

(深刻な神経なんですって!)

 

 

 

32歳、商業施設の大型食堂にて、

大判かき揚げうどん……

俺は引き回されるばかりの畜生になっちまったというような

最悪の気分やら自覚やらを思いながら、

嗚呼、青春時代の経緯は架空だったのかしら、

在ったのか、なかったのか、どっからどこまでが錯覚なのか~

それどころじゃねえや、早くうどん食わねえと~

斯様な錯乱めいた考えが閃いては巡り、

汁に浮かぶ天かすを睨んでいると電話が鳴った。電話に出た。

上役の胴長短足野郎に喚き散らされる。下らなかった。

35歳、昼、ギャラリー近所の500円ストリートにて

税込み390円の焼き飯を毎日食べる。

サービスなのかしら、通うほど量が増えていく。

畢竟は2・5人前の焼き飯がこちらの卓に運ばれるようになる。

 

Puppy - Entombed

わざとダサくしてんのか、本当にダサいのか……

何にせよ、大好きな曲ざんす。

 

 

 

きりがないからこれで終わりに。