映画『小さな泥棒』のお話を。 少しバンバン200FIの事情も。 | haienaのブログ

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あまりにも早くに目が覚めて

映画『小さな泥棒』のお話を。



その前にバンバン200FIについてですが

(誰もご興味がないというのは承知でございます)



これがバンバンです。相も変わらず使い回しのお写真。
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↑可愛らしいオートバイでございます。

 ふざけた姿かたちでございます。

まだまだ慣らし運転が終わらない。

距離がちっとも進まない。。

それはそれとして

マフラー交換を考えているの

ですが、市販されている社外マフラーの

少ないことといったら。(現行車でありながら

そんなに人気がないのか)

SRなど調べればマフラーなどいくらでも

見つかります。

おそらくバンバンはSRなどと比べて十分の一くらいしか

製造販売されていないのではなかろうか。


ビームスのSS300、ウイルズウィンのスーパートラップ等、

あとはRSヨコタマフラー、(これらはバイクマフラーメーカーです)

これくらいでしょうか。インジェクション故、セッティングは

出来ないでしょう。だから慎重にならざるを得ない。


加えて情報が少ないのです。バンバン200FIにこれを付けたら

こうなった、そういう種類の話がひどく不足であります。

ヨコタマフラーは殊に少ない。画像は多いのに感想などは

どこにも探すこと叶わない。

これほどあらゆる方面で恵まれていないのですから

ノーマルマフラーで乗ればいい、然りでございます。

然りでございますが、どうしてもそれでは済まない。

どなたか体験談を聞かせて下さいませ。

どうかどうか。これを付けたら、こうなった。それが

どうしても必要なのでございます。

「自分という存在のために君が必要なのだ」

こんな理屈が漱石先生の小説にあったような

なかったような。



これくらいで止しておきます。退屈な話を致しました。


さて映画『小さな泥棒』でございます。


シャルロット・ゲンズブールさんが主演です。

先日観賞させて頂いた『メランコリア』では

すっかり変わり果ててしまいましたが(失礼にも程あるとはいえ)


否、それほど『小さな泥棒』近辺の時代には

はかない少女の魅力を、こちらが打たれるような

気配を有されていらっしゃったのです。


『小さな泥棒』ではシャルロットさんのそうした部分が

殊に活かされた映画ではないかしら。


大人に憧れるあまり、いや生来の勝手な気質故か、

自ら悪い方へ悪い方へ主人公(もちろんシャルロット)

は向かいます。不安の成り行きを漂泊する、

というとキザなようですが、物語はおよそこれくらい

でしょうか。


まるで思い上がった二枚目の理屈のようで躊躇われますが、

(自分は三枚目でございます。道化の分際でございますが)

最近の女性は自然の心の動きが、知らずあまりにも表面に

現れぬように思います。こうした暗く難しい時代ですから

他人と調和するために覚えた処世のひとつやもしれませんが、

自分はそこに無理や不自然を認めてしまうのです。


どこかで聞いたことのあるような言葉を話し、平均の考え

より他には知らぬような振る舞いに、自分は戸惑うのです。


劇中のシャルロットはあまりにも野生のようで、

それが観ていて苦しい。そうしないでくれと思うところに

及ぶ。色恋にも損得を考えず、進みたいように進みます。

勝手な女やもしれない、愚かで未熟というのも明らかですが、

そんな安定のしない彼女の姿、演技がこの映画に

特別の印象を与えてくれているようです。


もはやブログテーマの「打ちのめされるほどの名作映画」

は破綻しておりますが、(自ら乱しておいて何をいうか)

この映画は「打ちのめされるほどの~」で間違いございません。

自分において、ではありますが。


余計になりますが、素直と勝手は紙一重。

勝手をされると腹が立つ。

それを素直と云われると余計に腹が立つ。

難しいばかりでございますね。