飽くまで劇中においてのミッキーロークさんの
おかしい振る舞いについてのお話であります。
1・『悪の華 パッショネイト』にて
スーツで草野球に興じるミッキーローク。
(スーツを着ているのは彼だけです)
言葉にすると、どうということもありませんが、
想像して下さい。ひどく奇異です。
2・『ダイナー』(下品な内容が含まれます。嫌な方は飛ばして下さい)
友人と賭けをするミッキーローク。
映画館でデート中、女の子に自分の×××を触らせられるか
どうか、というのが賭けの中味です。
そこで考えたミッキーローク。ポップコーンの箱の底に
穴を空け、そこに自分の×××を入れ、女の子がポップコーン
を食べていけば自然として手が触れる、という策に出ます。
(もはや変質者の所業です)
成功はするのですが、当然女の子は驚き怒って出て行ってしまいます。
彼女を追ってなだめすかすミッキーローク。
ここからです。おかしいのは。
(記憶に頼って書きますので多少は違うところもあるかと)
「ごめんよ。でもわざとじゃないんだ」
「君が魅力的だから緊張したんだ」
「だからジッパーを下げたんだ。風を入れたくて」
「そしたら映画で女優の裸(?)のシーンが出てきただろ?」
「それで思わず飛び出してしまったんだ」
「そのまま箱の底を突き破ってしまったんだよ」
凄い言い訳です。しかし女の子はそれで彼を許します。
3・『ハーレーダビッドソン&マルボロマン』
ミッキーロークがどうのこうのというより
映画そのものがどうかしています。
4・『エンゼルハート』
登場する女性すべてに色目をつかう。
軽く口説きを入れる。
言葉にするとたいしたことはないのですが
気にして観て頂くと面白いです。
実は先日、スカパーにて吹き替え版が奇跡の放送。
吹き替え版をどうしても観たかった、欲しかった
自分でしたので、当然として録画致しました。
色男俳優はどれほどでもいらっしゃいますが、
この映画においての彼には敵わない、
というくらい艶っぽい印象があります。
5・『バーフライ』
いいですね。俳優さんが汚い恰好をするという
演出はそれこそいくらでもありますが、
この映画でのミッキーロークは本当に汚い。
原作はブコウスキーさん。
ロシア文学かぶれ、また漱石先生、梶井さんの
文体に憧れていた自分には
到底、解らない作家さんだった。
けれども近頃になってようやく素晴らしい文士さんだと
思うようになりました。やはり暮らしの不足を知らないと
ブコウスキーさんの小説は解らないやもしれない、
なんて手前勝手に考える自分であります。
余計な話を致しました。