悪魔を見た レヴュー | haienaのブログ

haienaのブログ

ブログの説明を入力します。


「悪魔を見た」レヴューでございます。

韓国映画を初めて観る方は、けしてこれを

ご覧になってはいけない。

人間の頭というやつは、往々にして統計的に

ものを考える。楽だからだ。

そして一度何かを決めつけたら最後、

その内より他には把握も判断も叶わない。

故、「悪魔を見た」を経験し、韓国映画への

感想や印象が偏っては欲しくないというわけだ。

とにかく犯人役、チェ・ミンシュクが強烈。

イ・ビョンホンはこちらでも有名だが、

あちら韓国の映画界ではミンシュクさんの方が

格上です。

ミンシュクさんは大好きな俳優の一人なのですが、

「悪魔を見た」を観賞中は、彼のことが嫌でならなかった。

最近の映画に登場する殺人犯、サイコキラーは

変にスタイリッシュで、わざとらしい。

(レクター博士とかセブンの犯人とかね)
(セブン以降、映画上の殺人犯に知的な性質を
与える傾向が増えたな、気のせいかしら)

ミンシュクの演じる「それ」はまるで動物。

髪型や言葉使い、振る舞いのひとつひとつが

もう変態質で・・・・

「俺には怖いものなんてない、ひひひっ!」

こんな使い古された台詞で人間の暗部を

感覚させるのはミンシュクだけだ。

凄い役者だ、ええ。

物語に隙もあって、多少大味は否めない。

とはいえ予定調和の生温い映画に飽きた人なら

これを観ても構わないと思う。