●. 愛娘くるるとお絵描きを楽しむ♪
2019年12月中、京都DX東寺に二日間顔を出した。平日だったので、客入りも少ない。最初は10人足らずでスタートするほど。京都の冬は寒いが、広いDX東寺でこれだけ客が少ないと本当に寒く感ずる(笑)。
今週の香盤は次の通り。①聖京香(ロック)、②くるる(晃生)、③埃(DX東寺)、④愛沢真実(晃生)、⑤ALLIY(ロック) 〔敬称略〕。
埃さんは昨年末(2018年11月26日)にDX歌舞伎でデビューしているが私と出会ったのは今年に入ってから(2019年2月21日)。だから、くるるさんと合わせて、今年の新人さん二人がそろって私を喜ばせる。二人とも若くて可愛いうえに性格がとてもいい。私の中では今年の新人レースはこの二人を中心に回っていた。
この二人は、いつも私にお絵描きしてくれる。お絵描きブームの私にとっては嬉しいことこの上ない。今週の公演には、もう一人のお絵描きさん、愛沢真実さんもいたので私にとって最高の香盤になっていた。
埃さんとくるるさんは新人同士なのですぐ仲良くなっている模様。埃さんの方がデビューが半年早いのでお姐さんになる。
ひとつ事件が発生。
埃さんの演目「キャベツ」に対して、私は童話「キャベツとおあむし」を書いていた。すごく評判がいい。くるるさんにも見せていて、いつものようにお絵描きしてもらった。童話を書いたばかりとあって、まだ踊り子さんから絵が集まっていない。だから、くるるさんの絵は貴重だった。
埃さんに喜んでもらおうと、集めたキャベツの絵を見せた。埃さんは「いろんなねーさんたちがキャベツとクラゲのイラスト描いてくれてうれし~」と喜ぶ。もちろん、くるるさんの絵も入っていた。特に、問題だとは思わず躊躇なく入れた。
すると、ポラタイムで、くるるちゃんから「太郎さん、私の下手な絵を埃ちゃんに見せたでしょー。笑われちゃったよー」と言われてしまった。くるるちゃんの顔はあまり怒っていないように見えた(笑)。一瞬やばいことをしたかなと思ったが、くるるちゃんはその後も変わらずにお絵描きしてくれたのでホッとした。
くるるさんは今年2019年4月中にデビュー。チャーミングな容貌でストリップ界のアイドルとして人気が出ている。外見もいいが、私としてはお絵描きをしてくれるのがたまらなく嬉しい。「お姐さん達みんな絵が上手くて羨ましい。下手な絵だけど太郎さんが喜んでくれると嬉しい!」と言ってくれる。その気持ちが大事。
くるるちゃんの絵には味がある。上手いか下手かという問題ではない。上手く描ける腕はないかもしれないが、くるるちゃんの絵を見ていると心が和む。私の娘たちが小さい頃にお絵描きしてくれた思い出が蘇る。だから、たまらなく懐かしくもあり嬉しい。くるるちゃんが私の愛娘のように思えて、たまらなく愛おしくなる♡
くるるちゃんの絵は、時にピカソ級に分からないものもある(失礼↓) 私が愛娘たちとお絵描きを楽しんでいたときは、そんなものだった。ある意味、これこそがお絵描きだと思う。
ただ、私が理解できないものは他の人には見せない。私だけの秘蔵コレクションとしてひっそり楽しんでいる。それに対して、私がユニークに感ずるものは人に見せる。人に見せるかどうかは私自身が峻別している。すごく絵の上手い人もいるので、そういう中に並べると上手さという点では見劣りするかもしれない。でも、私はくるるちゃんから描いてもらったことに重きを置いている。コレクションの中にくるるちゃんの絵が入っていることは、私がくるるちゃんを応援している証なのである。だから外せない。
ちなみに、私が勝手に外すと怒る踊り子さんもいる。TSの宮野ゆかなさんもその一人。彼女も気さくにお絵描きしてくれる。そのたびに「私の絵はいつ採用してくれるの?」「今回の絵は採用レベルだからね」それが彼女の口癖である。(笑)
埃ちゃんは絵心がある。なにを描かせても上手に描く。彼女も私が喜ぶのを見ていつもお絵描きしてくれる。
埃ちゃんは、くるるちゃんの絵を見て笑ったと聞いたが、絶対に馬鹿にして笑ったのではない。埃ちゃんが性格の悪い子でないのはよく分かる。きっと、仲良くなったくるるちゃんをからかったのだと思う。
いろんなお絵描きさんがいる。私にとっては、お絵描きしてくれる踊り子さんはみんな可愛い。
以前の私は自他ともに認める新人好きと言われた。ところが、最近の私は、お絵描きしてくれる踊り子さんを中心に応援している。踊り子さんの追っかけというより‘絵の追っかけ’と言えるかな。
くるるちゃんもしっかりその中に入っているよ。
2019年12月 京都DX東寺にて