今回は、渋谷道劇の踊り子・六花ましろさんを「和顔愛語のきみ」と題して語ります。

 

 

楽しいGW週もあっという間に終わる。今週5月頭は渋谷道劇公演で骨を埋めた。

香盤は次の通り。①水鳥藍(道劇)、②小町れの(道劇)、③天上くるみ(TS)、④六花ましろ(道劇)、⑤園田しほり(フリー)、⑥北川れん(道劇)、⑦匠悠那(道劇)〔敬称略〕。1,3回目に水鳥藍さん&小町れのさんのチームショー。

お目当ては、三人の新人さん。道劇の水鳥藍さんと小町れのさん、そして久々のTS新人、天上くるみさん。早朝一番乗りを目指し早起きを続ける。観劇レポートやら、全力でこの三人の応援に向かう。

そんな中、四番目の六花ましろさんの存在が私にとって大切な癒しになった。私はかねがねストリップの魅力は新人さんへの‘ときめき’とベテランの方との‘やすらぎ’にあると思っている。今回の公演も新人三人がお目当てと言っても、新人以外の方を抜きにしては成り立たない。感謝の意味も含め、ましろさんへのレポートを楽日に書かせてもらう。

 

いつも、かぶりセンター席に座っている私に対して「今朝は何時に劇場に着いたのですか?」と聞いてくる。初日は朝の五時半に来たら三番目だったよ!と話すと驚いていた。実際に私も驚いた。私より早く来るファンがいることに驚愕。GW中は「今日は六時半で一番乗りだよ」という私に対し「今日も一番乗りおめでとう。毎日早起き生活、元気だね。」という感じで続く。GWが終わると「明日からお仕事、頑張って下さい」というましろさんに対して「明日から早く起きれるかな。今まではピッと起きれたが・・自信がないなぁ~」と笑わせる。二日平日が続き、土日が楽日前日・楽日となり「また明日から早起きするからね」と話すと、ましろさんが「寝坊するかもよ。起きたら、あら11時だった、なんてね(笑)」と言う。こういうたわいない話ができるのがベテランさんとの‘やすらぎ’。「朝からずっと起きてて疲れたらロビーで休んでね!!」と言ってくれたり、ステージ中に居眠りしてしまうと「ついにウトウトしてましたね(笑) 今日だけは許してあげますね!!」、なんて言ってくれる。こうしたやり取りがどれほど和めることか・・・

しかも、ましろさんには母親みたいなところがある。子供というのは今日の出来事を全部、母親に語りたいもの。私は包み隠さず、最近お気に入りの新人さんの話をする。ましろさんはまるで母親のようににこにこしながら話を聞いてくれる。(実際は手紙ですが。)お忙しいのに、他のお姐さんの話を楽しく聞いて反応してくれる。新人さんの話だって「今週はフレッシュ後輩ちゃんたちから学ぶことがたくさんある毎日です~!! いつまでもハモンセラーノもフレッシュな気持ちでいたいよ!」と言う。前にも話したが、ましろさんは小仏顔の人相をしている。ましろさんこそ、和顔愛語ができる方なんだと思う。和顔愛語とは私が理想とする仏教用語。穏やかな笑顔と思いやりのある話し方で相手に接すること。

 

 

「明日の楽日も来るね」と話したら、ましろさんが「明日はポラサインがないけどいいの?」と言う。私がポラサイン好きなのを十分知っている。私が「分かっているよ」と答えると「さすが太郎さん、心が広いのね」と言う。ましろちゃんに会えればポラサインなんてなくてもいいよ~と私は心無いことを言っちゃう。(笑) 返事がなくてもこうしてレポートを書いてますからねー。私の愛ですよん♪

今週の渋谷は、新人さんだけでなく、ましろちゃんあっての道劇だよなぁ~♪としっかり書かせてもらったからね。

 

H27年5月                               渋谷道劇にて