美女と野獣がやってくる ~「美女と野獣」コンプレックス~

 

次にディズニーから派遣されてきたのは「美女と野獣」のベルでした。ベルは野獣も連れてやってきました。

カメさんはすぐにベルと野獣のところに行って挨拶しました。カメさんは自分の外見が劣っているため、自分はうさぎちゃんと釣り合わないというコンプレックスを抱いていました。そのためベルと野獣のカップルは希望でした。

ベルは先の四人のお姫様に比べて、知名度は少し劣りますが、可愛らしさは負けません。ベルというのはフランス語で「美しい人」という意味です。カメさんがディズニーで一番のお気に入りのプリンセスはベルでした。

 

カメさんが気に入っているベルの魅力は次のとおり。

ベルの最大の魅力は相手の内面を見て、その心の美しさを愛せること。ディズニーのプリンセスたちがみなハンサムな王子様と結ばれたのに対し、ベルは外見は怖い野獣でも心の優しさに惹かれ恋をします。町の女性から人気のあったハンサムなガストンに対しては、いくら求愛されても相手にしません。彼の心の醜さを感じ取っていたのです。つねに相手の内面、相手の本質を見抜こうとする賢さと美しさはたまらない魅力なのです。(ハリーポッターのハーマイオニー役で知られる女優のエマ・ワトソンがベルを演じたのは最高でした。個人的にハリーポッター・ファンですから。)

また、読書好きなカメさんにとって、ベルの本好きは嬉しいものでした。

 

話は変わります。

今のストリップ界で、カメさんはベルを見つけました。

ロックの踊り子Aさんです。彼女は「わたし、かわいくないから・・」が口癖です。でも実際の彼女はとてもチャーミングです。そんな普通っぽくて控えめなところがストリップファンの父性本能をくすぐり、今や人気沸騰の気配。

絵が得意なカメさんは、たまたまAさんにイラストを描いてもらったら、なんと! すんごく絵が上手いのにびっくり仰天!

彼女は本うさかめシリーズのキャラクターであるゴリくんを気に入ってくれ、四こま漫画「うさごりシリーズ」を描いてくれた。これには感激☆彡

野獣を選んだベルと全く同じです。彼女はゴリくんの心の優しさに気付いてくれました。Aさんは外見だけではなく内面の美しさを知る子です。しかも、ベルと同じで、読書好きで知性と教養に溢れる女性です。

カメさんはAさんのことを「ストリップ界のベル」と密かに呼んでいます。

この話は、うさぎちゃんには内緒です。(笑)