高崎美佳さん(ロック所属)の、2019年11月頭の大阪東洋ショー劇場における公演模様を、演目「干物妹! みかるちゃん」を題材に、「うまるちゃんは日常がパラダイス、ストリップは非日常でパラダイス」という題名で語りたい。

 

 

 

 

 今回は、演目「干物妹! みかるちゃん」について観劇レポートさせて頂く。

 正直、最初にステージを拝見したときには全く分からなかった。演目名の「干物妹! みかるちゃん」さえ読めない。すぐに美佳さんに確認する。「みかるんのモデルは『干物妹!うまるちゃん』だよ」と教えてもらう。ネットで検索したら、この面白さに一発ではまった。干物妹と書いて「ひもうと」と読むなんてサイコーのギャグだ。うまるちゃんを敢えて‘みかるちゃん’としているから、この日常は美佳さんにも当てはまるのかなと密かに思っちゃう♡ 萌え萌え♡

 

 まずは、漫画『干物妹!うまるちゃん』を紹介しよう。

『干物妹!うまるちゃん』(ひもうと うまるちゃん)は、サンカクヘッドによる日本のギャグ漫画作品。『週刊ヤングジャンプ』2013年15号から2017年50号まで連載された。

 女の子が自分のことを描いた漫画かと思い気や、 サンカクヘッドは1986年3月10日生まれ(現在33歳)、既婚の男性ではないか・・それだけでも驚いた。(笑) すごい才能だ!!!

東京都八王子市近郊を舞台に、外では才色兼備で完璧だが家ではグータラに過ごす女子高生「うまる」と、その兄「タイヘイ」の日常を綴ったギャグ漫画である。有名作品やサブカルなどのパロディが小ネタとして随所に散りばめられているのも特徴。

土間 埋 (どま うまる)声 - 田中あいみ。本作の主人公。物語の開始一年前に兄・タイヘイとアパート『コーポ吉田』の201号室にて二人暮らしを始める。髪型は亜麻色のロングヘアー。誕生日は9月26日。身長は干物妹時は40センチ、美妹及びUMR時は160センチ。血液型はAB型。名門・荒矢田(あらやだ)高校に通っている容姿端麗かつ品行方正、成績優秀・スポーツ万能で教師からも太鼓判を押される評判の女子高生。さらに老若男女問わずに好かれている人柄だがその実態は、家に帰ると頭身がデフォルメ(二頭身キャラ)になり、「美妹(びもうと)」から、夜更かし・偏食の不摂生かつグータラな生活を好む「干物妹(ひもうと)」となる。

ハムスターを2匹飼育しており、家ではハムスターを模したオレンジ色のフードをかぶり、白い無地のインナーシャツに赤色のスパッツといったラフな格好で過ごしている。オシャレには関心が薄いようで、外行きの服はあまり持っていないが、ハムスターのフードは何着も持っている。「ぬへへ」、「ぬほほ」、「ぬっふっふ」といった独特な笑い方をすることがある。

好きな食べ物はコーラ・お菓子類などのジャンクフード系やハンバーグなどの肉類である。マンガ雑誌『ジャンプー』の愛読者で『ジャンピース』がお気に入り。趣味は漫画の他にも、ネットサーフィン・アニメ鑑賞・オンラインゲームなどで、しばしば徹夜で没頭することもある。特にゲームの腕前は達人級で、家庭用から業務用に至るまでジャンルを問わずに幅広く網羅している。ゲームセンターやサブカル関連のイベントなどに出かける際は「UMR(ユーエムアール)」というお忍びの姿に変装する。

外では優美、家ではマイペースに振る舞っているが、内面はやや臆病で寂しがり屋なところがあり、自分から他人に話しかけることが苦手であったり、タイヘイに本気で怒られるとすぐに泣いてしまうこともある。家での生活及び切絵・ヒカリと過ごす際は「干物妹 家うまる」、海老名または4人で過ごす際は「美妹 外うまる」、シルフィンと過ごす際は「UMR」とそれぞれ違う姿で行動している。

 

さて、長い前置きになったが、次にステージ内容を紹介しよう。

 オレンジと黒のチェック柄の上下セパレートなラフな出で立ち。黒いロングブーツを履く。黒い髪飾り。美妹なうまるちゃんをイメージしている。

 一曲目がショッキング!!!  どぶウサギ,KAITOが歌う「しねばいいのに」。

 「しねばいいのに」や「しんでしまえばいいのに」というフレーズを全部で合わせて39回言っている。これは意図的なのかは不明。おじさんは腰を抜かしそう。放送禁止曲になりそうだが実際うけてる。

 音楽が変わって、着替える。白い部屋着である。‘白い無地のインナーシャツ’か。

 しかも、その上にオレンジの着ぐるみを羽織って盆前にやってくる。なるほど、これが‘ハムスターを模したオレンジ色のフード’か。納得・納得!!

  舞台の上には、おそろいのものが並べてある・・ジャンボなコーラ、ポテイトチップ、竹の子チョコ。ジャンク菓子があるある

 おっ! ネコロンブスもいるー。細長い体と白い毛並みに青い水玉模様を持つ猫のキャラクター。抱き枕だ。

 おっ!! ゲーム機を操作している!!!

  これだけで、漫画『干物妹!うまるちゃん』の世界にどっぷりはまれる。最高の気分♪

 二曲目は、土間うまる(声優の田中あいみ)が歌う「勇者うまるの華麗なる生活」(アニメ「干物妹!うまるちゃん」キャラクターソング)。

 ここで、音楽が変わり、着替える。

 メローグリーンな薄いドレス。裾に白いフリル付き。

 ネコロンブスを持って、盆に移動。

 白いパンティを右ふとももに巻く。白い美肌が眩しい♡

 Y字の純金ネックレス。赤いマニキュア。

ベッド曲は、桃井はるこの「Life is free ~momo-i version~」。作詞作曲:桃井 はるこ。

♪ ここのところずっと 部屋から出ないでいるんだ 退屈とは思わない 自分遊びは あぁ 楽しいよ 大好きな君と おしゃべりするのも 目を閉じるだけで あぁ 出来る.・・

 本演目とうまくイメージが重なる。この歌詞中に「生きてるだけでいい 生きてるだけでいいんだよ」というフレームが、最初の「しねばいいのに」と対になっている。

立ち上がり曲は、らき☆すたの柊つかさのキャラクターソング「寝・逃・げでリセット!」。福原香織が歌っているアニメソング。

 選曲も粋だねー♪

 

 

 なんて、面白い演目なんだー☆

漫画『干物妹!うまるちゃん』もすごい漫画だ。サンカクヘッドさんを尊敬しちゃう♡

想像とは力だ。妄想とは面白さだ。」この二つの両輪を駆使して爆走している。

 面白い漫画を教えてくれて美佳さんに感謝☆感激☆

 うぅー、私も負けずに童話を書くぞー!!!

 

 

2019年11月                          大阪東洋ショーにて

 

 

 

 

 

 

 

2019.11 

干物男! うまるくん』 

~高崎美佳さん(ロック所属)の演目干物妹!みかるちゃん」を記念して~

 

 

 

  ストリップの名物男に、「干物男! うまるくん」というやつがいる。噂では、明石家さんまの息子で、妹に「いまる」がいるというが、その真偽は定かではない。

 この男、かなりの呑兵衛である。劇場に大きなビニール袋を持って入ってくる。その中には大量のアルコール飲料とおつまみが入っている。おつまみの中には、ポテトチップと柿の種が欠かせない。会社帰りにやってきては、すぐにビールを一気飲みする。仕事の疲れに一杯のビールは最高である。しかし、ビールに止まらず酎ハイ、ワイン、ウイスキー、日本酒と、次々とアルコールが続く。土日の休日は朝から飲んでべろんべろんになる。彼は、ストリップを観に来ているというより、ストリップを肴にして飲んでいるだけ。

 当然、酔いがまわり、すぐに寝ちゃう。かぶり席でも堂々と寝ている。しかし、ポラ撮影ではしっかり起きてポラを撮る。OPショーでは大はしゃぎ。チップもはずんでくれる。

 かぶり席で寝ている姿を見て、激怒する踊り子さんもいる。たくさんの踊り子出禁をくっている。しかし、ポラはしっかり撮ってくれるし、チップもくれるので、彼をかわいがっている踊り子さんも多い。

 

 彼は一流会社ダイヤモンド・サービスに勤めており、かなり仕事はできるらしい。だからお金はたくさん持っている。会社ではしゃきっとしている分、その反動で、劇場に来るとグタラ~としてしまうようである。

 そのグダグダぶりは半端ではない。寝るなんてかわいい。はちゃめちゃである。まさに本能のままに生きている。

 さすがにかぶり席ではしないが、後ろの席に座っていると、ちんぽを出してしこしこやっている。ついつい見えてしまうのだが、彼のちんぽは大きい。片手に500mlの缶ビールを持っているが、この缶ビールに負けないぞ!というサイズだ。馬並みなので、彼のことを「うまる」ではなく「うまお(馬男)」と呼んでいる踊り子もいる。

 だから、みんな、彼は寝ている方がいいと思っている。えまるくんの寝顔はかわいい。

 

 今日も、うまるくんが大きなコンビニ袋を抱えて劇場にやってくる。

 

                                    おしまい