今回は、最近の我が家の大事件?をお話します。
先日、仙台から帰省して早々に、女房から「長女にボーイフレンドができたようよ」と聞かされた。大学生の長男も「長女に先を越されちゃったよ」と言っていたし、下の小学六年生の娘も「お姉ちゃんが告(こく)られたんだって。彼からまたメールが来たって何度も喜んでたよ」とませたことを言っていた。家族別々から長女の恋バナを聞かされた形だが、2日ほど前の話なので我が家では一番ホットな話題である。
女房の話によれば、そのボーイフレンドは中学の同級生で卒業してからもグループで付き合っていたようで、今回、高校三年生になって初めて告白されたようだ。女房も彼のことを知っているという。あまり興味本位で聞いたら長女に嫌がられるから気をつけてねと女房からの忠告あり。
最後に肝心の本人に、食卓で会ったときに話しかけた。「彼氏ができたんだって?」とさりげなく聞いたら、「お互い受験前の大切な時期なので、あまり会わないようにしようね、って言ってるの」という殊勝な言葉が返ってきた。逆に、しっかりした返答に拍子抜けしてしまったほど。
娘にボーイフレンドができたという事実。
父親として「俺の娘に変な虫がつかないか」という心配やら動揺は全くなかった。むしろ、素直に嬉しかったし、その彼に感謝したい気持ちでいっぱいになった。
娘も17歳、お年頃だ。お父さんに似て丸顔で嫌だとか、食事の度に食べ過ぎて太っちゃったと心配ばかりしている有様。でも、家事などのお手伝いもよくするし、勉強もよく頑張っている。いつの間にかいい娘に育っていると思う親馬鹿。
お父さんに似ているから全然もてないということでは困る。私としては個人的にそう思っていた。
ようやく娘のことを真面目に好いてくれた男性が現れたわけだ。父親として嬉しく思わないはずがない。娘にはステキな青春を謳歌してほしいと心から願っている。
女房が「長女の彼は身長が180cmくらいあり、なかなかハンサムで性格もいいのよ。羨ましいわぁ」と言うので「おまえには俺がいるじゃないか」と言い返したら「お父さんにはないものをたくさん持っているわ。やっぱり若い方がいいわね」ときた。
俺になくて彼にあるものとは髪の毛かぁ~!!
俺も負けずにストリップにはまってやるぞ~!!
ただ、間違っても、セーラー服を着ている娘に「ポラを撮ってもいい?」なんて言わないように気をつけないとな(冗談)
平成19年