最近、お客のマナー&エチケット違反だなぁと感じたことを記してみたい。(その1)
浜劇でのこと。ある有名AV嬢が関東二週目で出演していた。
私は朝早くから並んで、ステージ前方の向かって右脇(扇風機側)の定番席に座った。この席だとポラのときにいつも最初に撮れる。別にトップにこだわっているわけではないが、最初に並んでくれてるとすごく嬉しいと言ってくれる踊り子さんもいる。
一回目のポラタイム。いつものようにステージが終わって直ぐに立ち上がり、トップで並ぼうとしたら、後ろから見知らぬ年配のおじさんがしゃしゃり出てきて、私を押しのけるようにして最初に並んだ。私は彼の強引さに一瞬むっとしたが、別にトップでポラを撮らなければならないわけでもなく、どうぞどうぞお先に!という冷静な気持ちになった。そのおじさんは一万円を出して10枚撮った。ところが途中で衣装を脱がしてしまう。ふつうは衣装ポラの人に最初に撮らせるものだが、AVさんはまだ新人なので言われたまま脱ぐ。10枚のパワーに押される感じで、他の客は誰も文句を言わない。
二回目のポラタイムでも全く同じことが続いた。AVさんはあまりポラが売れていなかったので、私としては続けて10枚ずつ撮ってくれることにむしろ感心・感謝していた。よほど彼女の熱烈なファンなんだろうなぁ。
三回目のステージの時、そのおじさんは私の隣の席に座って観ていた。ステージが終わった時、私はすぐに立ち上がり最初にポラで並んだ。すると、そのおじさんは盆周りの客席を移動して私の席の前に立ち、AVさんが袖から出てくるのを待ちうけようとする。何が何でも最初に撮りたい感じだ。私はあきれ返った。まぁ、それはかまわないのだが、私が席の下に置いていた買い物袋を踏みつけている。パンが潰れていた。私は「おじさん、そこに立っちゃダメだよ。こっちに並んで!」と言って、私の前に立たせ、トップを譲ってあげた。彼は無愛想で礼ひとつ言わない。
そのおじさんはAVファンで、ストリップには来たことがないのだろう。ストリップ観劇したことがあるなら、衣装ポラが先であることくらい常識として知っているはず。
さて、もうひとつ。その浜劇公演二日目のこと。
私は当日も朝早く並んだが、私より早い先客がいて、いつもの席をGETできなかった。仕方なく、その横の席を確保した。ステージ右脇から二つ目の席。ポラが撮りやすいのでこの辺がベター。開演まで時間があったのでロビーで手紙の準備をする。12時になって開演の音楽が鳴り慌てて席につこうとした。すると私の確保していた席に見知らぬ若い男が座っているではないか。「そこは私の席ですよ!」と言うと、彼は席を詰めて、どうぞ!と言う。ここは3人掛けですと言いかけたがもうステージが始まっていてので、我慢して狭い隙間に座った。私の隣の席の客も苦い顔をしている。3人掛けに4人座ると荷物を置くスペースもない。荷物を膝の上にかかえ、買い物袋は足元の席の下に押し込む。割り込んできた若い男はポラも撮らずにずっと座ったまま観劇していたが、ラストのAVさんの時に初めてポラを撮った。彼女のAVファンで、初めてストリップに来たのかもしれない。きっと盆周りの席で観たかったのだろう。その気持ちは理解できるので、私は黙って我慢していた。
私の隣の方もかなり窮屈そうにしていた。たまたま若い男がトイレに立ったときに「割り込んでくるなんてマナー違反ですよね」と苦笑いしながら話しかけてきた。隣の方が二回目の途中で「私、もう帰りますので、ゆっくり座ってください」と言って帰っていった。やっとゆったりと観ることができた。若い男は我々の方を気にしようともしなかった。
考えてみれば、盆周りの席をとりたい人は朝早くから劇場前に並んでいる。若い彼は開演直前に入ってきて無理やり割り込んで盆周りの席で観劇した。そういえば、私も10年前初めて浜劇に来た当時、その彼と同じように割り込もうとして文句を言われたことを思い出した。そして反省した記憶がある。
やはり若い彼に一言注意すべきだったのかもしれない。いずれ彼がストリップにリピートしたときに同じようなことをすれば誰かが注意することだろう。そのときに気になるのが、注意をする側の問題。実際すごくイヤな注意の仕方をする奴がいて、私自身すごくイヤな思いをしたことが何度もある。私の場合は、イヤな思い以上にストリップを好きな気持ちが強かったのでストリップ通いは続けたものの、中には、せっかくストリップに興味をもってくれたのにイヤな注意をされてストリップが嫌いになる人もいる。注意する側の浅はかさでストリップ・ファンが減ってしまうのは本当に悲しい。これも、注意をする側が相手を思いやる気持ちを持たずに、ただ自分の気に入らない相手を排除しようとするからだ。注意される側以上に要注意だ。
つい先日も、私がたまたま観ている方の前に顔を出してしまったのに対して「邪魔だ! どけ!」とヤクザ言葉を吐き捨てる常連がいた。「すみません。観えないんで少しよけてもらえませんか」となぜ言えないのか。背広姿なのでサラリーマンと思うが、こんな人間がよく会社で通用するなぁと感じた。
本当にストリップを愛する気持ちがあれば、みんなでストリップを盛り上げようと考える。自分だけ楽しめればいいなんて考えはとんでもない。みんなが気持ちよくストリップを楽しむことが大前提。気持ちよくマナーを注意し、気持ちよく席を譲ったり、踊り子さんを気持ちよく応援すべき。
ゴルフは紳士のスポーツというが、ストリップも大人の遊びであってほしい。不埒な、心ない客がいると、ストリップ全体の品を落としてしまう。ストリップを愛する者として誠に嘆かわしい。
自分がよければいいと考えるのはやめよう! 自分のしたことで他の人に迷惑をかけていないか、もう一度周りを見回すゆとりをもちたいものだ。
ところで、初日のあのおじさんが二日目もいた。相変わらずAVさんのポラを10枚撮っていた。しかし、その日はトップで並ばず、最後の方に並んで撮っていた。誰かかが注意したのかもしれないな。
平成22年5月 浜劇にて
