私のストリップ日記から、シアター上野観劇レポートをご披露します。

 

 H22年6月2日(水)、会社帰りに高速道路を使って初めてシアター上野に行った。

 私はふだん仕事場の木更津(千葉内房)から車で高速を利用して劇場通いをしているが、これまでは川崎ロックと横浜の浜劇、そして新宿の新宿ニューアート、TSミュージック、DX歌舞伎の三劇場、渋谷の道頓堀劇場、あとは自宅の近くにある船橋の若松劇場しか行ったことがなかった。ある意味、平日はそれだけあれば十分の数なので、その中からお気に入りの踊り子さんを選んで観劇に行く。

 それ以外の劇場でたまに行くことがあるのは、池袋ミカドとシアター上野。ここはどうしても観たい踊り子さんが出る時だけ休日に行く程度。この二劇場も、いつか機会があったら会社帰りに行きたいなとは思っていたので可能性はあった。

 今回それが実現することになった。

 

 今週のシアター上野の香盤のお目当ては、デビュー以来応援していて最近会っていなかった永瀬ゆらさん、そしてTSの二人の新人、莉奈さんとNANAさん。新人さんは二人とも近々TSに出演予定ではあったが、事前に拝見しておきたかった。二人とも宣材ポスターで見る限り、とても素敵な感じなので、早く観たいよぉ~、TSまで待てないよぉ~というのが正直なところかな(笑)。

 

 さて、高速道路を使って上野に行くためにインターネットでいろいろ調べてみた。首都高環状線で江戸橋ジャンクションから上野線に入り二つ目の上野出口から降りればよさそうだ。これまでも新宿や渋谷に行く途中で上野方面の標識は見ていたので大体の見当は付いていた。カーナビがなによりも心強い味方。木更津からアクアラインを抜けて二通りの行き方があるが、どちらにするかはカーナビに任せよう。渋滞情報を見る限り、どちらも混雑していない。案の定、カーナビは浜崎橋ジャンクションからの方を選んだので安心して従った。

 いつもなら、新宿や渋谷に行く時は芝浦~浜崎橋~一の橋ジャンクションが渋滞しており、木更津から一時間半、長くて二時間かかる。ところが、当日は芝浦~浜崎橋まで少し混雑している程度で、それ以外はスムースに流れた。浜崎橋を過ぎてからは上野まで10分位とすごく近かった。渋谷・新宿方面よりずっと近いのが初めて分かった。

 しかも、上野口で降りてから、シアター上野が目と鼻の先という近さ。これにも驚いた。17時に会社を出て、18時頃に劇場に着いたので正味一時間。これなら、新宿・渋谷の劇場よりはるかに早く着く。

 新しいところに行くのは何かと億劫になりがちだが、実際に冒険してみると、意外な事実や、新しい楽しさを発見することがある。何事もチャレンジだね!

 

 シアター上野に入場したら、ちょうどトップの華月蓮さんのポラタイム。

 平日なので客入りは少なかった。10人くらいかな。盆回りの席も空いていたので舞台に向かって真正面の席に座った。以前はここにパイプ椅子が三つ並べていたが、いつの間にか四席続きの椅子に変わっていた。真ん中の二つはすでに客が座っていたので、私は舞台に向かって左側の端席に座った。こちら側の方がポラが撮りやすいから。

 ちなみに、当日の公演メンバーは次の通り。

 1.華月蓮さん(札幌ニューカジノ)

 2.永瀬ゆらさん(林企画)

 3.莉奈さん(TS)

 4.NANAさん(TS)

 5.宮内りょうこさん(晃生)

 

 永瀬ゆらさんの三回目ステージに間に合って凄くラッキー☆

 ゆらさんとはなんと今年初。昨年暮れの渋谷道劇以来だったので「超久々ですね~」と言われてしまった。仙台の単身赴任から戻ってきたのは伝えているから、関東でもっと会えると思ってくれていたようだ。しかもここ上野で再会したのに驚いていた。「太郎さんは関東戻ってきて楽しめてるようですね。渋谷とかで会うと思ったらここで再会!一瞬違う方かと思っちゃいました!」とポラにコメント・・・ははは、すみません。。。

 久しぶりのゆらさんのステージに私もキュン♪ 心ゆらゆら♪ 楽しませて頂きました。

 

莉奈さんは、2008年7月1日にここシアター上野でデビューしている。当時、莉奈さんが上野でデビューしていたのを知っていたし、ストリップ仲間から良い評判を聞いていた。だから上野の次に決まっていたTSで拝見したいと思っていた。ところがTS出演を前に突然の引退。かなりがっかりしたのを憶えている。デビューした新人さんがすぐに辞めることはよくある話なので縁がなかったと諦めるしかなかった。ところがところが、縁はあった! 今回の公演で莉奈さんが復帰! まさに二年越しの想いが叶った。

 

 もう一人の新人、NANAさんは異国風のエキゾチックな雰囲気。おそらく東南アジア系のハーフと感じたので「失礼ですがハーフですか?」と手紙に書いた。ただ日本語は流暢。彼女の返事は「ハーフではありません!日本人です!」。あらら!! 大変失礼なことを言ってしまったよ~(泣)。しかも彼女は私が応援しているLUNAさんの妹だった。「似てないですけど・・・姉妹ともども宜しくです!」

 宣材ポスターから抱いたイメージとは違ったものの、とてもチャーミングな娘だった。

 

 今日は、決心して上野まで足を伸ばして大正解であった。

 観劇後、私は幸せな気分のまま、自宅まで車を飛ばした。

 

平成22年6月                          シアター上野にて