以前、ある踊り子さん(篠崎ひめさん)から次の質問されました。

「お客さんが踊り子さんにもつ好意ってどんな感情なのですか??いろんな踊り子さんが好きっていうのはそのひとりひとりが好きってこと??」

 なかなかすっきりした答えが出ずに悩みましたが、私なりにこう考えてみました。

 

 よく女の人は「男の人は浮気性ですね」といいますね。否定はしません。

 これは、私が思うに、男女の性の違いから来ています。女性は一月に一個の卵を生産するのに対して、男性は毎日のように無数の種を生産し三日溜まると満杯になって溢れる構造になっています。この構造の違いが男女の本質的違いに結びついています。これは、子孫繁栄という目的に沿った神が創りたもうた仕組みです。そう考えれば、男が浮気性だというのも納得せざるをえないと思います。

この男女の性の構造の違いというのは、他にもいろいろ云えます。

 女性は一月に一個の卵を生産することからも、その一個を守ろうとします。逆に、男性は無数の種を放出するがゆえに一個一個にこだわりません。全体で結果がよければそれでよく、それは攻撃的です。だから男性は殺戮や戦争を引き起こすのです。

 また、女性の性器は内に作られていますが、男性は外に作られています。これも、女が内志向、男が外志向ということにつながります。結果的に、女は家庭を守り、男は狩に出かける(今は仕事に出かける)ということになるのです。

 さて、小難しい言い訳染みた理屈からスタートしましたが、話を進めましょう。

 

ひめさんの公演の時にはいつもファン(俗称「ひめ隊」)が押しかけています。彼らは年がら年中ひめさんのことを考えているんだと思います。そのせいか、彼らの顔がなんとなく、ひめさんに似ていると見えることがあります(笑)。よく夫婦は顔が似てくるといいますからね、一概に冗談とはいえないかもしれませんね。

彼らのように、特定の踊り子さん一途のファンもいますが、私のようにたくさんの踊り子さんが好きというファンもいるでしょう。一般に、ストリップの場合、一公演につき数名の踊り子さんが登場しますから、特定の踊り子さんだけとなると残りの時間が退屈してしまいます。私も若い頃は踊り子さんを選んで見ていましたが、最近は皆かわいく見えるようになりました。これは、昔に比べ踊り子さんの質が上がったこと、私が年をとって相対的に踊り子さんが若くなったこと、それから私の目が丸くなったせいかな。

目が丸くなったというのは、それぞれの踊り子さんが持っているそれぞれの個性、つまり華を素敵だなぁと思うようになったからだと思います。丸い目というのは、相手の良さを見抜く目であり、すごく大切なものだと考えます。みんなが同じ目で同じ人だけに魅力を感じるようだったら、沢山のカップルが誕生できなくなりますもんね。それだと人類の子孫繁栄になりません。ですから、誰もが大人になれば自然とそういう目が具わってくるのでしょう。

 

私の場合、踊り子さんに抱く感情は「高嶺の花」的憧れです。それは地上人が天女を仰ぎ見る感覚。それくらい、みなさん綺麗だし素敵だなぁと感じます。

ポラタイムが唯一のコミュニケーションの場となります。私はよくお手紙を添えますが、ポラは私と踊り子さんをつなぐ「切手代」なんです。

 

私には妻と子供たちがいますから、養うのは家族だけで精一杯です。ですから、小遣いの範囲内で、こうした憧れや願望を叶えられるストリップの世界というのは私にはピッタリなんですね。きっと。

 

 

ひとつ質問。ひめさんが結婚したとして、その相手の方がストリップにはまって、ストリップに通い出したら、許しますか?

まぁ自分が働いていた仕事だから一定の理解を示すだろうと思いますが、万一許さないとすれば、それはストリップを「女(orエロ)」と見ているからです。

ストリップは男女の恋愛感情を超えた、もっとトータルな総称、例えば「ひとつのショー」と捉えるべきものではないでしょうか。そう考えたら、女性の方も男性のストリップ通いを許容できるんじゃないかな。・・・現実はそう甘くないですが(涙)

 

かりにどうしても浮気性な男性を選びたくないとします。それならば、そういう目で男性を識別する眼力が必要になってきます。潜在的にもっている浮気性を否定する要素を見つけるのはかなり困難と思います。結婚前は浮気なんて絶対できないと思ってた人が浮気するなんて日常茶飯事です。ストリップを浮気と考えれば私もそうですが。

むしろ、ここまでは許せるという寛容性を女性側がもつべきではないかな。

そもそも女の人が結婚相手を選ぶファクターは何か。

これはあくまで自論ですが、私は男として次の三つがキーワードと考えています。

一つ目は「経済力」。やはり生活する上で最低限のお金がなくてはならない。お金がなければ愛どころではなくなる。しかも大切なのは男性自身が稼げるという点であり、財産があるかどうかは関係ない。

二つ目は「まめ」であること。会ったり、電話したり、手紙を書いたり、つねに相手に自分の存在をアピールする。彼女の前(心)に自分がいることがあたりまえの状態になれば、自然に頼りにされる。当然相手への思いやりがなければならない。まめでなければ女性は振り向かない。

三つ目は「尊敬」できること。尊敬できれば、どんな苦難に遭っても女性は一緒に付いていける。女性にとって男を見る眼が高い低いはこの点に尽きると云えます。また、われわれ男性にとって最も難しい大事な課題であると思います。

そう考えれば、「まめ」にせっせと劇場に通い、ポラを買うだけの「経済力」があり、たまには手紙の内容になるほどなぁと多少の「尊敬の念」をいだいてもらえれば、私は踊り子さんに気に入ってもらえる条件を具備できたということなのかな(笑)

冗談はさておき、結婚相手を選ぶときに、この「経済力」「まめ」「尊敬」を自分なりに考えてみたらいいと思います。結婚も最初が肝心。選ぶ段階で失敗したら後の祭り。責任の一端が女性側にもあることを自覚すべきです。

 

 

いろいろ述べてしまい支離滅裂になってしまいましたが、分かってもらえたかな。

最後に一発。二兎を追うものは一兎をも得ずと云いますが、逆に百頭を追う者はカウボーイになれます。私は「ストリップ界のカウボーイ」を目指そうかな。(笑)

 

平成20年11月                         仙台ロックにて