引き続き「三年ぶりの仙台ロック」(その2)です。

 

先週に引き続きH24年12月28日(金)にまた仙台ロックに遠征した。

正月休みを一日前倒しでとって、午前11時8分発の新幹線やまびこで仙台に向かった。遠征を決めてすぐに夜行バスを予約しようとしたが年末年始は予約でいっぱい。だから新幹線で行くことにしていた。ただ当日ダメもとで申し込んだら帰りの夜行バスはキャンセルが出ていて12月28日(金)深夜23時50分発のドリーム・ササニシキがとれた。

宿泊先はカプセル「リーブス」をインターネット予約。仙台はもともとカプセルホテルが少なく、国分町にあるこのリーブスは人気があってすぐに満室になる。先週は仙台ロック常連で仲良しの伊藤さんに近くにできたドン・キホーテの上のマンガ喫茶BOSSを紹介してもらって泊まった。ところがここは室内が広くてソファ・ベッド完備しているものの、室内が明るく音楽が夜通し鳴っているため全く睡眠がとれなかった。今回はその反省で事前予約をしっかり行った。これで2日間の仙台ロック遠征は予定がたった。

 

仙台駅に降り立ったら、先週よりも寒いと感じた。しっかりと北国の冬が近づいていた。

午後14時半に仙台ロックの劇場前に到着。ところが今日は平日のため一回目の開演は16時半から。以前のように平日も四回公演だったら、すぐに観れたのになぁ~

まだ時間があるので先週泊まったマンガ喫茶BOSSへ。そこの従業員は先週ぶりの私の顔を覚えており愛想良く対応してくれた。手紙の準備は万全。

16時頃に仙台ロックへ。ブッチャーが笑顔で迎えてくれた。川田さんはなんかいつも小難しい顔をしている。私としてはブッチャーの天真爛漫な愛嬌の良さに救われる。

 

 さて今週のメンバーは次の通り。①西園寺瞳、②優月良花、③大友輝、④吉野サリー、⑤鈴木茶織(全員ロック)〔敬称略〕。

 

 トップの西園寺瞳さん。

 彼女は会う度に綺麗になっていくのにいつも驚く。いつも私が褒めるからではないだろうが、最近は美貌に自信がついたのか流し目や立ち振る舞いまでますます美人らしくなっている。ポラ時に近くで目が合うとドキッとしてしまう。完璧なる美人の器である。まさに人を変えるのは自信である。

 外見が‘ストリッパーの顔’になったばかりではない。ステージそのものが非常に洗練された完成度の高いものになっている。歳を重ねるたびに本物のストリッパーになっていく、大器晩成型の踊り子さんの見本だと思う。

 今回の出し物は、新作発表の前なので、「今週は三個出し。昔の演目を引っ張り出してきたよ~」と話してくれたが、この三個出しを見ながら改めて瞳ワールドの奥深さを魅せつけられた想いがした。「1,3回目がローゼンメイデンで、2回目が青で、4回目がマクロスです。」この中では、ローゼンメイデンが最も瞳さんらしく感じる。また私個人的にはマクロスが一番盛り上がるので好きかな。

 瞳さんは本当に心根のピュアな優しい子である。未だに親しくさせて頂いているロックのお姐さん達の中で、瞳さんが私と最も気心の知れたお姐さんの一人になった。瞳さんが杏野るりさんの親友であることも嬉しい。

 そんな瞳さんとの手紙のやり取りが今回の仙台ロックの大きな楽しみでした。

 

 二番手は優月良花さん。少し長く書かせて頂く。

 私としては今回初顔合わせの新人さんで、お会いするのを楽しみにしていた。

 まず最初に、彼女のステージについて話そう。新体操をしていたらしく動きのキレがいい。最初に七色の衣装を着て、花の付いた蔓を身体に巻きつけながら踊る。オリーブの蔓、アダムとイブのイメージ(曲名にも出てきた)・・・天上の世界かな。次の衣装は一転、黒いボンティージ・ファッションで厳かに踊る。悪魔のイメージ。地下の世界かな。次の場面はよく理解できなかったが、天国と地獄を行き交ううちに地上に降りた堕天使がストリップの世界へ現れると想定。私はこの演目に『天国と地獄』という題名を付けた。そんな感想を手紙にしたためた。がポラ時に彼女が話してくれた内容とは全く違っていた。(笑) しかし、<仙葉由季先生に感じ方はお客様の自由と言われ、私もそう思いました。だから太さんの意見もなるほどって感じました。>

 次に、彼女自身について話そう。まずは、この名前が気になった。まるで宝塚みたいだし、「ゆづき りょうか」という読み方もかっこいい。私なら「良花」を「涼花」にするかな。彼女に名前の由来を確認したところ、<宝塚って言ってもらえるととっても素敵に感じますね。「良」は一番大切な字なのです。。。私も涼も好きですよ。「優」は私が小学生の時の文集で優しい人№1に選ばれて優しい人が好きなこともありで、「月」は月のようにみんなをそっと照らしていたい意。「花」は母が花が大好きで私も好きだからです。> しっかり自分で考えたんだね。えらい!

 実際にポラ時に接した良花さんは、宝塚というよりは、普通に清楚なお嬢さんという感じ。ほんわかした雰囲気で家庭的な雰囲気を持っている。私は数年前に引退した森口美希さん(林企画)を思い出した。彼女は私個人的に嫁さんにしたい№1の踊り子さんと称していたが、良花さんの顔立ちは美希さんによく似ていた。その辺から気に入って、仲良くしてほしいなぁと思いつつ手紙を渡した。すると小さい紙ではあるが、最初に五枚もの返事があって驚いた。しかも、自分が踊り子になるまでの遍歴が赤裸々に記されてあった。初対面の最初の手紙でこんなことまで書いていいのかなと思いつつも、私の手紙に感激してくれた彼女の気持ちがストレートに伝わってきた。

 私は彼女のかわいさやヌードの美しさに一目でまいり、手紙を通じて心をノックしたわけだが、彼女は快く心の扉を開けてくれ、たくさんの言葉がお互いの心に触れ合った。これほどまでに心がピュアな方を見たことがないと思えた。「一つ一つの目先や気持ちを身体中で受けとめて下さる方、今までで一番そう感じてとても感謝しています。この仙台に来て、太郎さんに出会えた事、これからもずっと大切に想って踊っていきたいなって思ってます。」

 踊り子になるまでに随分苦労した話を聞いて、私の父性本能が疼いた。私には、彼女をストリップの妖精のように感じる一方、とても壊れそうな脆くて弱い面を垣間見た。彼女の心が折れないように支えてあげたいとストリップの父として心から思った。

 たった2日間の短い時間ではあるが、良花さんとの出会いは素敵なドラマだった。冬の仙台ロックが奏でた忘れられないラブ・ソングになった。

 

 三番手は、大友輝さん。

 最初にステージから私を見つけて目を丸くしていた。「超絶★ お久しぶりなり・・・またお会いできて嬉しいにゅ。」

 先週12月中で八周年を迎えたと聞いて、もうそんなになるのかと驚いた。見た目はデビュー当時と全く変わらない。まさに彼女こそ‘永遠のロリータ’である。

「今回は1,3回目が「コネクト」、2,4回目が「めてお☆いんぱくと」にゃりぃ」

「コネクト」の金髪、「めてお☆いんぱくと」のランドセルがロリータ的に印象的。ただ輝さん的には「輝の中では、ベットが大人な出し物にゃり。」と言っていた(笑)。

 馴染のお姐さんに会うとホントに心が安らぐ。「いろいろあったのでしゅね。」話したいこともたくさんある。

 そうそう、二日目に期待通り‘ひかる隊’が4人登場。ピンクのペンライトを大きく回しながら、ひかる!ひかる!と大きな声で応援していた。仙台ロックに来たからにはこれを見ないとね。

 

 トリは、鈴木茶織さん。

 最近デビューした新人さんの中でも、私と仲良くしてくれている筆頭の踊り子さん。「茶織は先週2周年になりました。」そうか、私も仙台を離れて2年半経つからね~。ロックの若手のホープだね。そういえば、先週ここにのっていたaiさんのことを話してくれたな。「ところで、aiさんとってもステキでしょ!? 茶織も大好きな後輩ちゃんです。本当、逸材だと思います。」これからのロックは、茶織さんやaiさんが引っ張っていってくれると期待できる。

 茶織さんも、ステージの上から私を見つけた時に驚いていた。「仙台で会えるなんて本当にビックリしました。元ホームの劇場ですし、本当に良かったですね。とっても嬉しいです。」だから、仙台ロックがOKと知って本当に喜んでくれた。「これからも太郎さんのストリップLIFEが充実しますように。」

 今回の出し物は、着物を着ながら、オペラ座の怪人のように仮面をつけて厳かにオペラを踊るという斬新な内容。トリを張る貫禄を覚える。「今回は、周年作で「第九」というタイトルなのですが、とくにモチーフとかストーリーはありません。笑 茶織も、もう3年目ですからね!! ストリップらしい美しさを演じられるようになりたいです。」

 

 

 今回もここ仙台ロックにたくさんの感動があった。

 ちなみに、私が観劇した金曜日は、「衣装ポラ500円、エロポラ1000円」の日だったのですごくラッキー☆ 水曜日と金曜日がポラサービスDAY。ただ、トリの鈴木茶織さんだけは常時1000円だったけど。

 翌日の12/29(土)は全て1000円。この点が割高感を抱かせる。遠征するとやはり高くつくね。

 でも、お金に変えられない、それ以上の感動が仙台ロックにある。それがある限り、私は今後とも仙台ロックに足を運ぶことになるだろう。

 

 

平成24年12月                           仙台ロックにて