今回の題名は「さよなら、仙台ロック(その11)」。今回は本シリーズのおまけ編です。
仙台を離れることが分かった段階から、仙台ロックに出演した踊り子さんにその旨をお知らせした。また東京に出張した折も劇場に行く度に話して回った。そして関東に戻ってきた今なお、「今日は仙台の人としてではなく、関東の人としてやってきたよ」と挨拶廻りをしているところである。会社関係より熱心に動いているかもね(笑)。
こうした中、踊り子さんの反応、いただいた言葉にうれしいものがたくさんあった。記念にここに記録しておきたい。
みなさん、仙台での四年間の単身赴任を「お勤めご苦労さまでした」と労ってくれた。
私のエッセイ「さよなら、仙台ロック」を読んで、「もしかしたら、太郎さん、ストリップを卒業するつもりなの」と心配してくれる方もいた。私の書き方がまずかったせいで心配をかけちゃったが、卒業するつもりは更々ない。観劇回数が減るだろうと覚悟しているだけ。
ロック系の踊り子さんはかなりの方が「仙台ロック=太郎さん」のイメージをもっていて、これから仙台ロックに行っても私に会えないことがさびしいと言ってくれた。水野美香さんから「太郎さんが仙台を離れたので、仙台ロックに行くのがこわいと言っている踊り子さんが多いわよ」と話してくれた。そういえば、以前ある踊り子さんから「まったりした仙台ロックの中で太郎さんがニコニコ観てくれて、またポラが全然売れない時には、太郎さんの存在は神様に見えたわ」と言ってくれた方もいたなぁ。実際に、私がいなくなった11月頭に仙台ロックにのった木村彩さんは「11頭にまた仙台に行ってきて・・・太郎さんいなくてちょっと不思議だったよー」とポラのコメントに書いてくれた。ありがたいこと。こういう話を聞くたびに胸がうずいてくる。
これからは私から仙台銘菓をもらえなくなると残念がってくれる方も多い。これまで私が持参する差し入れを楽しみにしてくれてたのがよく分かった。
そうそう、杏野るりさんが「太郎さんが仙台を離れて、一番さみしい思いをしているのは仙台ロックの社長さんかもね」と話してくれたときは笑ってしまったな。
私は関東でデビューした新人さんで気に入った方は、是非とも仙台ロックに出演してほしくて、仙台ロックのリクエスト・カードにせっせと名前を書いていた。そして、これまでもけっこう希望が叶った。
ロック系はもちろんのこと、ロック系以外でも出演してくれた方も多い。東洋大会も毎年あったので、東洋系の方が多いかな。東洋の榎本らんさんもその一人。お陰で、らんさんファンの友人がわざわざ仙台ロックまで足を運んでくれた。一緒に仙台の夜を楽しみ、おまけとして、私のリクエストのせいで仙台まで行ったのだからと、らんさんの周年にカンパを求められたのも思い出(笑)。
私が仙台にいるうちにぎりぎり出演してくれた方も多いなぁ。やはり私自身‘仙台の太郎さん’を味わってほしかったので、ぎりぎり間に合ったぁ~という感じ。今年デビューした新人さんで一度だけ仙台ロックに出演された方をあげると、@YOU、華咲あいねさん、みつやれんさん、鈴木千里さん、桜庭彩さん、神山杏奈さん、速川みきさん、安田志穂さん、奈良ゆずはさん、小松みずきさん、由姫あゆさん、上田麻也さん、青井れいみさん、鈴木あきほさん、そして池袋ミカドの桜沢美羽さんと結構いる。今年は新人さん豊作の年だなぁ~、みなさん頑張って続けてほしい。
私がリクエストしたままで11月以降に仙台ロック出演が決まった方もいる。1月にのる予定の菜摘りんかさんもそう。りんかさんは仙台に住んだことがあり来仙を楽しみにしていたので非常に残念な思いがしている(りんかさんは急遽、浜劇に変更)。これから先もそういう香盤情報を見るたびに地団駄を踏むことになるだろうな(笑)。ロック系以外でも、DX歌舞伎の新人・美咲遥さんに11月会ったとき、彼女が嬉しそうに「来月、仙台ロックに決まったの! 太郎さんに会えるのを楽しみにしているわよ」と話しかけてくれた。私が仙台を離れたと聞くと残念がっていた。
他にも、仙台ロックに一度ものってくれなかった踊り子さんで、私に仙台ロックで会えなかったことを残念がってくれる方もいる。翼裕香さんからはこう言われ嬉しかったな。「太郎さん、関東に戻ってこられるのですね・・・あたしが仙台行くの遅すぎたから・・・残念です。あたしは関東でしかお会いしていないのでお帰りなさいという感じでお迎えいたしますよん」「仙台にあたしも行って乗りたかったですよお。そして牛たんポラやりたかった(笑)」
挨拶廻りをしていて面白いと思えたのは、仙台ロックにのることの多いロック系の踊り子さんとそれ以外の踊り子さんとで全く反応が違うところ。
ロック系以外の踊り子さんの反応は「関東に戻ってきたら、今まで以上に会いに来てくれるから嬉しい」という感じ。10月にTSで久しぶりに会った相沢カレンさんから「早く関東に戻って来て! 仙台の太郎さんから全国の太郎さんになってー!」とポラのコメントを見たときには笑ってしまった。
なにはともあれ、新たなストリップ・ライフが始まった。踊り子さんの期待に応えられるよう出来る限りの応援をさせて頂くつもりである。
平成21年11月
