今回は「鈍感力」という話をします。

 

 小泉元首相が後継者の安部首相に対して「鈍感力を付けなさい」と助言したという。周囲の批判に惑わされずに自分の信念を貫けというアドバイスのようだ。(しかし安部首相も突然の退任を見るに、なかなか鈍感ではいられなかったようだが・・・)

 少し前、渡辺純一の「鈍感力」という本がベストセラーにもなった。

 

 そのせいか、最近、上司から「君の鈍感力を評価しているよ」と云われた。先の背景があるためか、悪い意味で言われているわけではないことはすぐ理解できた。

 今の上司とは昔からお付き合いさせていただいてる。飲みに行ったり、マージャンなど遊びも一緒にしてきた仲で、とくに私のカラオケを高く評価してくれている。ただ、仕事にはとても厳しい人で、よく怒鳴るし、よく叱られる。それでも付いてくる部下を高く評価してくれる温情ある方である。私を仙台に引っ張ったのも彼である。ともあれ、以前からよく会話している上司なので、私も、会社を出たら、パッと仕事のことは忘れて気分を切り替えてストレスはためないようにしている旨はよく話している。昔から私がこういう書く趣味を持っていることも知っている。

 ただ、上司は、私がストリップ通いしていることは知らない。女好きということは飲んでるときの会話などで話すのでお互いよく理解しているし、お互い単身赴任なので、せいぜいAVなどを観ているのだろうと思っているようだ。

 

 私の鈍感力はストリップで培われている。

 ストリップというのは気分転換に最高だ。いくら根詰めた仕事も、アフターでストリップを観る楽しみがあれば我慢できるし、無心で楽しめるので頭をからっぽにして疲れた脳を癒せる。ときに仕事の時に本当に頭がからっぽ状態になることもある・・・少しストリップの観過ぎ?(笑)

週末に関東に帰省したときに寄る劇場も遠足に行くような楽しい気分になる。お気に入りの踊り子さんに会えれば遠距離恋愛の気分。

このように生活の中に楽しいイメージを抱ければストレスは解消できる。

 明日への仕事の活力を得るために私にとってストリップは欠かせないものになっている。

 

 踊り子さんも、ときに凹んだり、変なお客がいて「やってらんないなぁ~」と思うこともあるでしょう。そういうときはこの「鈍感力」を発揮したらいいのではないかな・・・

 

平成19年                               仙台ロックにて