仙台ロックに来て驚くのが、関東でみかける常連客とよく会うことです。
ストリップファンというのも狭い世界なので、これまでも常連客とは関東のいろんな劇場でよく会います。言葉を交わすほど親しくなる人もいれば、目で挨拶するような間柄の人もけっこうできます。後者の方に仙台ロックでバッタリ会うわけです。
お互い意外なので、初めて会話すると、実はその方は仙台在住で関東へはわざわざ足を伸ばしていることが判る。ストリップファンはやはり関東の劇場に食指が伸びるわけですね。たくさん劇場があって、気に入った踊り子さんを選べますからね。
逆に、気に入った踊り子さんが仙台ロックに出演しているときは、関東から来仙するファンもけっこういますね。土日が多いですが、出張がてら平日に来られる方もいる。
世の中狭くなったものです。
本当に便利になったのですね。とくに交通の便が。
私も出張が多いのですが、地方の大都市だとほとんど日帰りです。以前は、一泊して地方勤務の方と一緒に地元料理で酒を酌み交わし旧友を暖めることがありましたが、今は忙しい出張で、味気ないし、疲れますよね。それも、交通の便がよくなったからです。便利になるということは一方で人間の首を絞めているということにもなるのですね。
豊かな人生とは自然の中で自然のリズムに合わせて生きていくこと、と誰かが言っていたが本当にそうだなぁ。
先日、顔馴染のストリップファンの方が、大阪まで東洋ショー劇場を観に行って来たと自慢していました。関東にまだ来ていない踊り子さんをたくさん観てきたと言って、ポラ写真を見せてくれました。
交通費がかかって大変じゃないのと聞いたら、彼曰く、夜行バスで行ったら大阪までかなり安く行ける、疲れるけどね、とのこと。
新幹線も飛行機も金額的にはあまり変わらなくなったが、夜行バスは時間がかかるがその分金額は新幹線の半分から三分の一と格安になる。トイレの付いていないバスなら片道4000円という破格のものもある。当然乗り心地は落ちるが。
つまり、便利になるということは、選択の余地が高まるということにもなる。
ストリップファンとしては、こうした交通の便を金額と時間をにらみながら、全国のストリップ劇場に足を運べるわけだ。
これまでは恵まれた関東圏だったから考えもしなかったが、自分が仙台という地方勤務になったために、そのことを意識するようになった。
最近は、出張や土日を利用して、仙台から関東の劇場に足を伸ばすようになった。
無理をしないほどほどを自覚しながら、ストリップを楽しみたいと思うこの頃です。
平成17年10月
