『矢島愛美メモリアル』 2度目の大阪東洋~

<東洋ショー劇場(2009.6.1~6.10)>

 

 

●   二度目の大阪東洋遠征

 

金銭面やら何やらと制約が出てきた中、今後は遠征は厳しくなるなぁと感じていた。無理はしないながらも、いつも行ける可能性だけは探している。

 今回の東洋出演が決まった時、正直今回は無理かなと思っていた。土日をはさんで出張でも入れば夜行バスを使っての費用MIN遠征が可能ではあるが・・。そう思っていた矢先、取引先銀行から東京に出てきてほしいとの連絡があり、私の方で日程案を作成した上で上司に相談。私の案通り、出張日程が承認された。これで6/6(土)の東洋遠征が可能となった。

 

 6/5(金)に、出張で東京に出てきて、仕事が終わってから、夜行バスが出る新宿に向かった。

 23時40分に新宿南から出発し、翌朝8時に大阪駅桜橋口に到着。すぐに天満に向かい、8時15分には東洋前に着いた。誰もいない。大阪人は東京人と違い早い時間からは並ばないようだ。

 場所取りをしてから、いつもの「街かど屋」で朝食。近くにサウナがないので、「街かど屋」の真向かいの床屋へ。これでようやくさっぱりした。

 10時前に戻ったら、ようやく何人か並んでいた。10時半に開場するときには20人くらいいたかな。開場前に入場料の5000円を財布から取り出して準備していると、後ろに並んでいた客の一人が「よかったらプリペイド・カードを譲りましょうか?」と声をかけてきた。プリペイド・カードがあると1回3500円で入れる。以前は10000円/枚で二回しか観劇できず、残りの3000円はチャコと呼ばれるラウンジで飲み物500円/杯を頼むか、ラウンジに屯している女の子と遊ぶことになる。プリペイド・カードは劇場内だけで販売しているため、一度入場してからでないと買えず、また次回からの使用になるので、私はこれまでプリペイド・カードを買ったことがなかった。ところが最近、システムが変わり12000円/枚となり、三回観劇できることになった。残りの1500円は飲み物に使えばいい。しかも、今回特別に12000円のところを10500円でプリペイド・カードを売り出したらしい。その辺の話は関東のスト仲間から聞いていた。そのため、その客が10500円で譲ってくれるというのは良心的な話で、ついつい喜んで譲ってもらった。(正確にはプリペイド・カードを買うとポイントがつきポイントが貯まると入場無料のサービスがあるので、譲ってくれた方はポイント分がお徳になっている。)

ちなみに、次はいつ東洋に来ることになるかしら・・・(笑)。

 

●   当日の東洋ショー

 

今週の公演メンバーを記しておきたい。

1番目: 華野るるさん

 2番目: 朝倉希さん

 3番目: 矢島愛美さん

 4番目: 川崎明穂さん

 5番目: 夏野かをりさん

6番目: 森下理音さん

 

「初日から明穂ちゃんと仲良くなり、とても楽しく過ごしています。」

 ブログを見ていて、川崎明穂さんと意気投合しているのを知っていた。明穂さんは光矢れんちゃんとSNA同時デビュー。その後すぐに仙台ロックにのったので私も応援させてもらっている。今回、愛美さんと一緒に応援できたのはラッキーだった。明穂さんも愛美ファミリーに入れちゃおっと!

 

「それにまたダーニンにやられた(>_<)」 あらあら~ 愛美さん、ダニ好きのおいしい肌なのねぇ~

 

●   手紙交換

 

ご存知のとおり、東洋はポラサインは一回のみ。しかし、前回同様、愛美さんの厚意で毎回ポラ時に手紙交換させていただいた。他の劇場に比べてポラサインの負荷が少ないせいか、毎回返事が返ってくるのがこの上なく嬉しい。

私の手書きの手紙、童話、質問にそれぞれ反応があった。

 童話『恋のぼり』を読んでくれて、「さっきの七夕の話、ロマンチックですね。さすがロマンチスト太郎さん(笑)」

 名前の由来について質問した。「あいみの苗字「矢島」はあまり聞かない名前ですよね。某元アイドルの旦那さんからもらったって話しましたっけ? たまぁーに会うと「矢島がんばってるよ!!」と話して、喜んでくれます。最近は劇場で「ハロプロ好き?」と言われて、どうやらハロプロの‘矢島舞美’ちゃんと似せて名前を考えたと思っていたようです。違うのにな(笑) とても偶然的な話。」

 

 矢島という名前に関して、私の「矢島(やしま)線」の思い出を話した。私が生まれたのは秋田の南に位置する羽後本荘市から矢島町に通じる盲腸線「国鉄矢島線」の中間地点。矢島町は秋田と山形の県境にある鳥海山の麓の町で、夏は登山、冬はスキーで賑わう観光地。鳥海山は出羽の富士と呼ばれる風光明媚な山で、見る方角で微妙に形が違うが、私の郷里から見える鳥海山の姿が一番すてきだと私は勝手にそう思っている。私はこの鳥海山を眺めながら、矢島線にのって大きくなった。当時、矢島線は三両編成だった。

幼稚園と小学校時代の通学は隣町までこの矢島線を使った。私の家は駅の近くで電車が見えてから走っていっても間に合った。たしか小学1~2年生の頃に、駅まで急いで走っていてホームの手前で転んでしまった。ランドセルから教科書が飛び出した。電車はもうホームに入りかけている。そのとき、ある男性がホームから飛び降りて、私を抱き上げ、教科書をランドセルに入れ、私とランドセルをホームに上げて、間一髪間に合ったことがあった。ふと、そのことが思い出された。足の悪い私を見て反射的に行動してくれたのだろう。顔は思い出せないが、その人に対して感謝の気持ちが沸き起こってきた。

高校時代は羽後本荘市まで片道20分強ほどを通った。高校の頃は電車の中でもよく勉強していたなぁ。電車の中で百人一首などの和歌を暗記し、駅から高校まで歩きながら暗誦したりもした。

 その矢島線も赤字のため国鉄が見放し、今では町営の鳥海山麓線として一両のチンチン電車になっている。帰省するとたまに乗るが、今は車社会なので乗る人も少なく、やはり赤字が続いているようだ。私は故郷を離れてしまったが、懐かしい思い出がいっぱい詰まったこの電車をなくしてほしくないなぁと心から祈っている。

 

 もうひとつ、手書きで書いた話は次の項で詳しく述べるね。

 

●   愛美ファミリーの動向

 

 6/5(金)に、新宿南から夜行バスに乗る前、ちょうど新宿ニューアートに@YOUが出演中だったので顔を出した。すごく喜んでくれた。

愛美さんと仙台旅行したんだってねと話したら、「仙台、すごく楽しくて、好きになった。」「仙台ロックの前も通った」とポラ・コメントに書いてくれた。私がこれから愛美さんの応援で大阪まで遠征すると話したら「愛美姐さん、喜ぶと思う。姐さんに宜しく伝えてね」と言われる。

 その旨、大阪東洋で愛美さんに伝える。

「あっちゅーとは、初日にメールしてました。元気そうで良かった。」

 大阪東洋は日帰りで、深夜バスが翌朝6/7(日)新宿に到着。その日また新宿ニューアートに寄った。

 なおなおが早朝から来ていて驚いた。@YOUの応援に来たとのこと。

 私の東洋遠征の話、今野梨乃さんが今年いっぱいで引退する話などを、なおなおと話した。@YOUは愛美さんの友達だから応援しようなとも話す。なおなおは差入れを買ってきていたな(偉い!)。@YOUに、愛美ファン皆で応援するからねと話したら喜んでくれた。

同じ週にもう一度SNAに行ったら今度は小林さんがひょっこり現れた。わざわざ盆前の私のところに来て挨拶してくれた。彼も川崎で@YOUを気に入って応援に来たという。彼自慢の「変顔ファイル」を見せてもらった。@YOU本人が変顔が好きと言っていたな。おもしろい子だね。

 私も含め愛美さんのファンが、愛美ファミリーを応援しているというのも素晴らしいことだ。

 

 川崎のもう一人の後輩、光矢れんさんは今月、浅草ロックに出演中。

 覚醒剤で捕まって執行猶予中の小向美奈子さんが出るというので、初日6/5(金)の浅草ロックは300人の客が朝早くから並んだ。ところが警察が入り一時公演中止かと大騒ぎ。そのため、12時半開演の予定を17時に延期。浅草ロックに並んでいた客の何人かが新宿ニューアートに流れてきていた。彼らとこの話題で盛り上がった。

TVでもその様子が放送されたため、それが宣伝効果となり連日超大入りとなっている。

その話を愛美さんに手紙で話すと、「れんちゃんも、昨日メールが来て、浅草情報を聞きました。小向さん、あいみも見てみたい(笑)」「浅草には、行ったリボンさんからこう聞きました。ベッド下着姿、移動盆のみクッション上で乳出し、本舞台暗転前にパンツ脱ぎetc・・前の方は見えてるかも?とのコト。盆から花道まで丸いすぎっしりで最近になく超~満員らしいです。それにしても8000円はスゴイ。ギャラが高いだろうしね(笑) あいみも見たーい!!」

 入場料8000円とは高い。一切割引なしの8000円均一らしい。機会があったら、れんちゃんの晴れ舞台の応援に行ってみたいが・・。行った人の話によると、平日でも定員の倍くらいの超満員でうんざりしたと言っていたな・・。

 

 愛美ファミリー、頑張れ!  愛美ファミリー、万歳!

 

●   愛美さんの成長

 

今回の愛美さんの出し物は、久しぶりのプリンセス。周年作は明日以降に二個出しにするようだ。広い東洋の劇場でのプリンセスもとても映えていた。

 

 ラウンジで関西の客同士が話をしていたのが耳に入った。「今回は矢島愛美さんと森下理音さんのステージはしっかり観たいな。彼女たちは滅多にのらないからね」なるほど東洋の客にとってはロックの踊り子さんは貴重な存在なんだなと改めて感じる。

 昨年10月の初乗りに比べ、今回二度目のステージでは成長した愛美さんに感激したと思う。毎週見ている私でも成長が分かるのだから久しぶりに見た客はさぞかし驚いたことだろう。

 愛美さんのブログを見ていて感心した。

「今日も駆け付けてくれた方々、ありがとうございました!
なんか、みんなが笑顔になってくれて、楽しかった、よかったって言ってくれるのが、
ステージに出て良かった!って思うし、もっと違うあいみも見せたいなって思う。
それぞれ何かを求めて劇場にやって来るんだもんね。

できる限り応えたいと思ってるよ(^^)
けれどまだまだ未熟なので、今は日々ステージで表現している自分が全てであって、何かを得て学んで、変化していくことで新しいあいみを魅せていけるんじゃないかなと思う。
今あいみを見てくれてる方々には、変わっていくことも楽しみにしてもらえたらな、と思うんです。
なんか、どこかで落ち込む自分がいたりしてね、
それに勝って進めば絶対にいい自分が見えると思ってみたり。
みんなの気持ちに応えようと無茶しようとする、おてんばなあいみもいる(笑)
何も感じないより、いいことかなぁ、、、けれど焦らないでまた明日から頑張ってみる!
今日はそんな気持ちでした。」

「ジェシカのインタビュー見てて、すごく感じるものがあった。
彼女は歌だけど、自分が体験してないことは表現できないって。。
舞台もそうだよなぁってうなずいてた。
そして伝えたいことがあるから、歌が自分の全てだって。
あいみが、昨日話したことと偶然同じだった。
あいみも、何かを伝えるために、自分の全てを明日からまた、出し切ります。」

 まさにその通り。舞台にはまぐれはない。舞台では今の自分以上のものは出せないから日々努力するしかない。どんなに架空や仮想の出し物であろうが、表現できるのは今の自分でしかない。言い方を変えれば、成長した分がしっかり反映する。だからこそ、表現することが楽しいんだと思う。

 私は書きものをする。特に童話なんかは空想の世界を書いている。とは言いながら、童話はすべて今の自分そのものを反映している。今の自分が感じている喜び、悲しみなどの感情がそのまま投影されていく。描写技能もそう、いま自分がもっているもの以上のものは出せない。出来た作品が自分だからこそ、とてもいとおしく感じるし、更にもっといい作品を書けるよう自分を磨こうとするもの。アーティスト(表現者)すべてに通じることだと思う。また一度自己表現の喜びを味わったら辞められないよね。

 そういうことをブログでさらっと書けるようになり、愛美さんの成長がまた実感できたよ。

 

●   遠征を終えて

 

今回の大阪遠征は事前に伝えていたわけではない。(手紙で、行きたいとは書いたが具体的に日程を伝えていなかった。)

愛美さんは一回目のステージで、暗い観客席の中、手拍子から私の存在を感じとったと言っていた。

「はるばる大阪まで、本当にありがとうございます。」

 ブログにも「土曜日、遠征さんから仲良しさん、一回目からありがとうm(__)m
やっぱり、会いにきてくれたって思うと嬉しくて♪張り切ろうとしたら緊張したよ(笑)」

 おっ!私のことだーっ!!

 そういえば、愛美さんは3回目と4回目のオープンのときに、盆前真正面にいた私に手を伸ばして握手を求めてきた。今までそんなことをされた記憶がなかったので、私が大阪まで来てくれたことがよほど嬉しかったのかなぁと私まで感激した。最近、経済的な事情やらなんやらで遠征が難しくなっている旨を話しているので、私が遠ざかっていく不安を抱かせたかせいかなぁ等いろいろ感じるものがあった。

 その旨を次の仙台ロックのときに確認したら「東洋も、楽しかったですネ!! もちろん会いに来てくれた嬉しさはありました。そして東洋では割りとオープンで握手を求められます。ポラの時にあまり話せない場所なのでコミュニケーションを加えてとれる機会と思って、愛美から求めてしまいました(笑)。」 あはっ!そういうことでしたか(笑)

 

「みんなそれぞれ色んな想いがあって、ステージにいる自分も毎日違う想いがあって、気持ち同士が重なった、一度きりの作品が出来る! 今日も大切な思い出が出来ました(#^.^#) 」

愛美さんが言うとおりである。

 今回のステージでも、演じる側そして観る側それぞれがいろんな想いをもち、それらが重なって、一度きりの貴重なドラマをつくっていた。