『矢島愛美メモリアル』 ~三度目の浜劇~
<浜劇(2009.5.21~5.31)>
● 三度目の浜劇、愛美さんの悩み
愛美さんは5月頭の郡山から10日間のオフ。ずっとブログを拝見してました。
オフ前半、仙台に来ていたとは驚き。@YOUと仙台で待ち合わせて楽しい休暇を過ごしたようですね。
オフ中5/16(土)に千葉外房の大網で初の撮影会。ある劇場でスト仲間から、「今日は大網に行かなくていいの?」と聞かれたよ(笑)。残念ながら、私は撮影会には興味なし、なにせデジカメも持ってませんので(笑)。
オフ後半は羽田夕夏さんや宮内りょうこさんの踊り子仲間、また踊り子以外の仲間たちと心身ともにリフレッシュしていたようだが、プライベートでなにか悩み事がある模様。。
そのまま5月結の浜劇へ。月二回のいいペースで出演している。浜劇も今回で早くも三度目となった。
5/24(日)に浜劇に向かう。
愛美さんはトップ。当日は周年作を披露。ベッド上着は無くなったまま・・知っている分だけ淋しいというか悔しい気分になる。
ブログで、ステージのことで悩んでいるのを見ていた。「初日からすぐれなかった体調、未だに原因がいまいちわからなくて、やる気ないわけじゃないのにステージが納得いかないまま、ずるずるきちゃって。まだ怖かったりします。」「浜劇初日から、大好きなお酒もすすまないくらいへこんで、というか余裕なくて、自分がわからなくなってた」「初日から、思うように自分が出せなくて。昨日、突然一番前まできて大きな手拍子してくれた方がいて、手紙で勇気をくれた方がいて、、優しさに泣きそうになりながらステージにいました。本当にありがとうm(__)m」
原因がよく分からないと言っているが、おそらく先のプライベートの悩み事をひきずっているからではないのかな。ステージというのは、その時その時の精神状態をもろに反映する。真面目な子であればあるほど顕著に表れるもの。
ブログのコメントに私も心配していた。同じことが、当日の愛美さんからのお手紙にも記されていて、気持ちが詳細に伝わってきた。
「初日からズーン・・とした気持ちがあって、1日お腹もくだっててどうしようかと思ったけど、少しずつ良くなっています。オフで色々あって、そのまま浜が来てしまって、体と心のバランスが完全にとれていない状態でした。初日から来てくれたみんなに申し訳なく、けれど体は思うように動いてくれずにショックと悔しさでいっぱいいっぱい。
あー、こんな時に太郎さんがいてくれたら・・・と思ってました。デビュー週から弱音をはける大切な一人なので・・。きっと笑顔も無理があったカナ。」
そう言ってもらえてファン冥利に尽きますよ。愛美さんだったら、弱音でも愚痴でも、いくらでも聞いてあげたい。
でも、さすが愛美さん! しっかり気持ちを切り換えているし、またちゃんと自分で解答を出しているところが感心!
ブログにも「ダメだダメだって焦ったら余計にできなくて、気持ちを切り替えていくことにしたの。周年作、早いけどリニューアルします! いつからになるかまだ未定なんだけど。。一年を迎えた記念の作品だけに、大切にしたくて。もっと作品も自分も好きになるために、決めたよ♪」
手紙にも「周年作、なぜか急に踊れなくなってしまいました。心境の変化のせいか、体がおかしいのか・・。けれど新作はものすごく動くのに、レッスンはついていける。考えても分からないし、このままだと作品が嫌いになりそうで、思い切って2曲目のふりを変えることにしたのです。明日、レッスンです。由季ねえさんには言えない・・・気もするのですが、こればかりはどうしようもなくて(泣)。新作のふりを頼んだ先生にお願いしてきます。気持ちを替えるには、とにかく新しいことをやるなり、そこからうまく離れることなんですね。今はわりと前向きです。」
翌日のブログに、先生に会っていろいろアドバイスを受けたことが記されていた。
「先生と語って、今の状態話して、なんかすっきりした。
悩むなら、動いてみる!っていう進み方で、間違ってなかったp(^^)q
今の自分が出来ることから、やってみるよー♪
ようやく出口が見えてきた(^^) 逃げないでよかった。
昨日、ゆかねぇやアゲハ様にも助けられたの☆ ありがとうですm(__)m
後はまた、一歩一歩進むのが明るい道だよね!」
「昨日、先生が『人間これくらいは出来るのよp(^^)q』って言っていた部分があって、
確かに、同じ人として真似できないことはないなって。
たとえ時間がかかってもね!
それぞれ体は違うけれど、極端に言えば死ぬ気になればなんだって出来るもんね。
あいみは命かけてまで何かすごいことしてきた訳じゃないけれど、
踊り子になって、今までで一番一生懸命でいる時間が増えたなぁ。
周年作にまた、一生懸命になろうと思う♪
新作レッスンは少しお休みして、リニューアルに向けて今夜も頑張るっ☆」
当日は、私の方が精神的にダウンしていることもあり力になれずにいて申し訳なかった。
それに対し、
「大丈夫ですよ・・・そんなに気にしないで下さい。元々ユーウツでした(笑)
正直、ステージ前は気分が悪くなるというか、胃がキリキリ、腹痛・・・またくだりそう・・となったりしてます。きっと今のステージに不安があるからだと思うんですが。この不安と立ち向かって、また心から笑えるようになることが今一番の課題。 ピーたんにも、我慢しないでステージに出してもいいと思うって言われて・・。もちろん全て気持ちは出せませんが、今だからあるオーラがきっとあると思うのです。それに惹かれる方も、もしかしているのかな?と(笑) そこらへんは前向きに考えて、今日も1日があっという間に過ぎました。」
たいがいの問題は自分の中にすべて解答があります。愛美さんもしっかり解答を得ています。他人のアドバイスはその解答に気づかせたり、後押しするに過ぎません。すべて自分の信じたとおりにやるだけです。
「気づけば4日目。重たい場内も今日はとても明るく感じます。初日とかほんと場内が暗かった(笑)。」「汗をかく度、気分がスカッとするので、必ず四回目には何か感じたり、いつも気持ちがいいです。」
当日5/24のことがブログにも記されていた。
「日曜日、
仲良しさんや昨日からいてくれた皆様に支えられて、無事四回ステージ終えました。
自分なりの方法で、前向きな気持ちでいるから大丈夫です☆
ステージにいて、温かい目線を感じてました。
じんわりくる優しさ、どんな言葉よりも身に染みます。
遠征さんに、リボンさん、タンバリンさん、一日ありがとうございました(^O^)
ステージに立って、会いたい人たちがいて、自然に笑顔になれるのっていいね♪
きっと、会いたい気持ちが強いのはあいみの方かも(笑)」
読みながら、私のことかなと思いつつ嬉しくなってました。
ブログには相田みつをさんの言葉が出ていましたね。
「『つまずいたって いいじゃないか にんげんだもの』
相田みつをさんのポストカード、今楽屋に飾ってるの。
なんか、前向きになれるんだ!」
悩むことでひとつひとつ成長していってますね。
● 私の悩み
愛美さんが悩んでいるときに、私の方もいろいろあって、かなり精神的に暗い状態になっていた。私の場合なんであれ一度文章に落とし込んでみると頭の整理がされて精神的安定を図れることから今回も文章化してみた。文章にはしてみたものの、さて、愛美さんに、こんな弱音や愚痴をこぼしていいのかな?
人間だから精神的に落込むことは誰にでもある。いつもハイな人間はむしろおかしい。愛美さんの前ではいつもカッコよくしていたくもあるが、これだけ本音で話しているので、お互い弱音や愚痴をこぼすのも少しくらいはいいかなと思い、次の手紙を渡した。
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つい最近の話だが、仙台ロックで観劇しているとき、盆周りの隣の席に初老の方が座っていた。楽しそうに見ている私に気さくに話しかけてきた。
「いや~、ストリップっていいですね。若くてかわいい娘ばっかりだ。ほんと楽しい!」
彼は仙台在住の方で、ずいぶん久しぶりにストリップに来たと言っていた。
定年退職して、今度仲間で集まるんだと嬉しそうに話していた。60歳少し過ぎで、もう悠々自適の生活なんだ。彼の個人的な話が多いので、私としてはあまり興味がなく、なんとなく頷きながら聞き流していた。
彼の話の中でひとつだけ関心をひくことがあった。昔の彼女の話なのだが、結局彼は自分の方から別れたらしい。なるほど、彼は昔は男前だったんだろうなと窺えた。その彼女がなんと小説家になって、彼との恋愛を題材に小説を書いたとのこと。詳しい内容は知らないが、結局彼は小説の中で死ぬことになる。自分がふった彼女に小説の中で殺されちゃったよ、と言って笑っていた。興味があったら読んでみてくれ!と本の題名を話してくれたが、私は最初から読む気もなかったので題名までは覚えていない。
話は変わるが、私の健康問題を話したい。個人的なことでもあり、愛美さんに心配されると困るのでさらっと聞き流してほしい。
実はGW前に医者から検査入院するように言われていた。腎臓疾患で痛みなどの自覚症状はない。しかし蛋白が出ているという検査数値が続いている。その原因を究明するための検査入院で、手術により腎臓の細胞摘出するため2週間ぐらい入院しなければならない。今回の浜劇の期間中に入院予定していた。浜劇には行けない可能性もあり、どこかの時点で愛美さんには連絡しておこうと思っていた。何も言わずに浜劇に行かないと、それはそれで愛美さんに心配させるだろうから。
私の転勤話は私の健康問題にも起因している。あまり単身赴任を長くさせるのは健康面からも良くないと上司が好意的に判断してくれたようだ。私個人的には今のストリップ・ライフをまだまだ楽しみたいと思っているが、なにせ自分の健康問題の話となると私としても神妙にならざるをえない。
そういえば、愛美さんが仙台ロックにのっていたとき、私が休みをとった日に交通事故を起こした話をしたよね。あの日の午前中に病院に行ってたんだ。
先日15日にも病院に行って、最終的な検査入院の日程を確定させる予定だった。ところが、その日の検査結果が良好だったので、もうしばらく様子をみることになった。ということで検査入院は一旦なくなった。
お陰でこうやって会いに来ることができたというわけ。
健康に不安があるというのは普段の生活に大きく影響してくる。
痛みはないとはいえ、いろいろと悪いように考えてしまう。7年くらい前、母親が癌で片方の腎臓を摘出している。母親は14年くらい前にも胃癌で胃を全摘出しており、腎臓は癌の転移。でも母親は今も健在。父親は食道癌になり66歳でぽっくり他界。同じ癌でも男は弱いが女は強いということかな(笑)。そういう癌体質の両親をもっているので、自分もきっと癌で死ぬのかなと以前から思っている。私も今年50歳になるので、身体のあちこちが弱ってきてもしょうがないか。
ちなみに、私は前に手紙で話したと思うけど、生に対する執着はあまりない。まぁ今の人生に悔いもなく、ある程度やるべきことはやってきたような気がしている。人並みに結婚もでき、三人の子宝にも恵まれ、仕事もほぼ順調。私が死んでも、残される家族はかわいそうとは思うものの、私個人はいつ死んでも悔いはないかなと思っている。一応、家族のために生命保険にもしっかり入っている。
先にメモリアルの中で、私の「人生の意味」というのを書いた。
メモリアルが仮に小説であるならば、私は主人公である私を死なせるだろうなぁと思う。こんな内容で小説が書けそうだ。
「一見幸せそうな生活を送ってはいるものの、病魔が進んでいる中年男。もうすぐ50歳になる彼は長い間過去の業に悩み、本当の恋を求めて彷徨っていた。その彼が一人の踊り子に出会い恋をすることで、ようやく過去の業から開放される。彼はようやく自分の人生に区切りをつけて、満足しながら最期を迎えることができた。」
先に紹介した初老の方の話が他人事ではなくなってきた(笑)。
ごめん!! ちょっとシリアスな話になってしまった。
心配させるようなことを書いて、本当にごめんね!!
H21年5月 浜劇にて
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悩みというのは人に話すと和らぐもの。
愛美さんからの返事に励まされた。
「やっぱり今日元気なかったんですね。一回目から、アレ?という感じでした。なんかいつも元気なイメージが強いのでビックリですが、誰にでもそういう時はあります。うん、あいみも今は冬(笑) 人にもサイクルがありますからね。ほんとに凍えて死ぬかと思った冬もあったので(気持ち的に)、必ず春や大好きな夏もまた来ると信じられます。ただ、そこにいる時って本当に辛いですよね。どちらかといえば、普通よりも冬を体感した方と思うので、よく分かります。無理せず、今の自分でいていいと思いますよ。ごまかしても変わらないということに気づいて、逆に凹んだりしますし(笑) あいみも今は少し淋しいベッドになったりしますが、それもあいみのステージ。少しずつ受け止めています。特に今、女の子の日で、ホルモンの関係もあるので。
体は、心配ですね。人は今と未来しかないから・・・今、この時を一緒に楽しむことが、今を生きていると心から感じられるのかな、と思います。‘生きたい’という前向きな気持ちは必ず‘奇跡’を起こすはずです。何より今あいみが生きていることも奇跡なんですから(笑) 死ぬ機会いっぱいあったなー(苦笑)」
「太郎さんも今の自分を好きになってあげて下さいね。あいみは変わらず好きですよ。」
ストリップというのは、今の自分にとって生活の一部であり、もっとも私らしい部分になっている。ところが、ストリップで生ずる悩みは、困ったことに家族や友人に話せない。変な話ではあるが、この悩みを聞いてくれるのは愛美さんしかいないことに気づく。こんな話に付き合って頂き誠に申し訳ないと思いつつ、愛美さんの手紙に救われ感謝に耐えない。愛美さんとは、ストリップという縁で、そして手紙でつながっているが、ある部分、心がしっかり通じ合っていると思っているよ。
● 悩みを重ねること
男と女がいい関係を保つには『重ねること』が大きな要諦ではないかと以前から考えている。
男が女を好きになったら、相手を見ることから始まる。男が一方的に見るだけではダメで、女も男に関心をもち見つめ返してきて初めて関係がスタートする。これは「目」を重ねること。
次に、親しくなるために「言葉」を重ねようとする。デートに誘って楽しい会話が弾む。
会話は「声」を重ねることにもなる。声は異性のセクシャル・ポイントで、これでかなり相性が決まる。カラオケのデュエットが気持ちいいのはそのためである。
更に関係が進展すると、「唇」を重ね、「体」を重ね合うことになる。
結婚するということは、相手と「人生」を重ねること。お互いの時間も空間もひとつ屋根の下で重ね合うことが結婚である。
私が結婚して大切だと思ったことは、「頭」を重ねること。たとえば子供のことを一緒になって心配し悩む。その繰り返しが夫婦の絆を強くしていく。頭を重ねようとしないと、相手を頼りなく感じ夫婦関係は疎遠になる。
では、ストリップはどうか?
劇場に入ってステージの踊り子さんを見て気に入る。最初は目を重ねようとする。そしてポラタイムで親しく言葉を重ねようとする。ここまでは一般の恋愛と同じ。
ただ言葉を重ねる時間が極めて短いため、一般の恋愛と違い関係は深まりにくい。私のように手紙交換ができると、新たに「文字」を重ねることができ、関係は進展する。
ストリップの場合、身体に触れることは出来ないので、体を重ねることはできず、それ以上の進展は望めない。
ただ、私は「心」を重ねたいと思って踊り子さんと接している。それこそが手紙を渡す最終的な目的であり、私が踊り子さんに求める擬似恋愛の究極の姿である。
今回、愛美さんとお互いの弱音や愚痴を吐露し悩み事を重ねることは親しくしている証だと思った。恋人でも結婚相手でなくても、そういう関係になれていることが凄いことでもある。
そんなこんなのひとつひとつがお互い「思い出」を重ねることになる。メモリアルは愛美さんと私が重なってできたひとつの形(結晶)なんだと思う。結晶石は大きな圧力で長い時間をかけ出来上がっていくもの。愛美さんがストリップを続けている間に、すてきな結晶を残したいと願っている。
● 今週の浜劇
今週の公演メンバーを記しておきたい。
1番目: 矢島愛美さん
2番目: 藤咲茉莉花さん
3番目: 小室りりかさん
4番目: 矢崎茜さん
5番目: TAKAKOさん
6番目: 吉野サリーさん
今週は、私的には5周年を迎えた矢崎茜さんが一緒というのもラッキーだった。茜さんともよく一緒になるよね。
今回も楽屋は和気藹々のようだ。
「楽屋の話あまりしてなかったけど、三人部屋、それぞれ自由にしていて快適(笑)
みんな作品について真剣に話し合ったりしてます。
まりかねぇさんは最近毎日選曲に忙しそうです(^O^)
二人とも、穏やかでいつもほんわかな雰囲気♪
元気がなかったあいみを気にかけていてくれました(;_;)
なんかね、もうだいぶ元気!!
毎日誰かが心配しにきてくれて、温かいんだぁ。
ぬくぬくしていたら、いつものあいみになってきた!」
「雨もあがって、いい感じ☆
なーんか雨だと楽屋もマターリする(笑)
あのねぇ、
茜ねぇさんもまりかねぇさんもほんと全てに熱心で!
今日とかあいみの雑誌を茜ねぇさんが見てて、それについて二人で話してたら、まりかねぇさんも『何?何?』って覗きにくる感じ(^^)
主に美容のことが書いてある雑誌なんだけど、
それだけで、まさに女子高生が教室でわいわいする雰囲気になるの♪
二人とも女性としても先輩なので、間に挟まれているあたしはドキドキです。いい意味で!
えっと、うらやましいでしょ?(笑)」
ホント、うらやましっす!!
● すべての喜びとすべての悲しみを微笑みに変えて
実はこの5月結の週に、三年間応援してきたさいとう真央さんがSNAで引退を迎えた。私としても、長い間仲良くして頂いた彼女のステージを見納めたかった。
白無垢の衣裳で現れるラスト作品を観ながら、真央さんはきっと誰かのもとに嫁いで行くんだろうなぁと思わせられた。ラスト・ステージも素敵な作品であり、あらためて素敵な踊り子さんだったと感無量になる。ラストを飾るべく、作品構成、曲がしんみりさせられ、私はステージを観るたびに毎回目に涙を浮かべた。
真央さんは背に‘笑顔道場’とあるハッピを着てオープンにのぞむ。
「すべての喜びとすべての悲しみを微笑みに変えて」・・・ベッド曲の歌詞「嬉しいことも悲しいことも微笑みにして」が最も真央さんらしさを凝縮していると感じ、この言葉を手紙に書いて渡したら、真央さんがこのフレームをラスト・ポラに書いてくれた。
笑顔の裏には、決して喜びだけではなく悲しみもたくさんある。それを全て微笑みに変えて相手に贈りたいという彼女の気持ちが真摯に伝わる。また真央さんは必ず相手の目を見て笑顔を送っていた。だから、笑顔爆弾が相手の心に届き、心の中で爆発した。たくさんのファンから愛された真央さんの笑顔の真骨頂である。
愛美さんの笑顔も今現在とても素敵だけど、もっともっと成長できるよ。
ふと、愛美さんが引退することになったら、私はどれだけ涙を流すのかなと頭を過ぎった。これまでのどの踊り子さんの比にならないほど、きっとおぼれるほど涙を流すと思うよ。
楽日に、真央さんファンがたくさん集まってきていた。よく知っている方が多かった。Pさんもいて、仲間内でラスト・ステージを盛り上げる企画をしていた。
真央さんだけを追いかけているファンもけっこういて、真央さん引退の後はどうするの?という話題になって、私とPさんが愛美さんの応援しようよと誘った。そうすれば、私やPさんとも毎回会えるよって(笑)。
楽日ラスト・ステージは開始が24時近くなり、残念ながら私は仙台に戻らなければならず、ラスト・ステージを観ずに劇場を後にした。水野美香さんが親友の引退ステージを一目見ようと川崎ロックから駆けつけていた。美香さんから「ラストを観ずに帰っちゃうの?」と言われたけれど仕方ないよ~(笑)。
● 浜劇を終えて
ということで、今週は浜劇に一度しか行けなかった。
今回の浜で新作を披露する話もあったが流れた。次の東洋かとも思ったが、それもないようだ。
「正直、新作を東洋で出すのが厳しい段階。。
広いステージで新作を出したかったけど、若松になるかもです。
周年作もまだ先月出したばかりだから、焦らずやります。
仲良しさんに、無理しないでいいんじゃない?と言われたら、なんかホッとした自分がいた。
今年に出したい作品を全て決めてあるんだけど、
まぁ来月で今年終わりじゃないんだしね(笑)
期待させてしまって、楽しみにしてた方々にはゴメンなさい。
新作を出すことも課題だけど、やっぱり明日のステージが一番。
次のステージが最優先だから、、
マイペースに。。ね。
来月に新作出すことは決めたから、も少し待ってください(^^)」
私も無理しなくていいと思っていたよ。関西のファンにはプリンセスも周年作も初出しになるわけだし、急ぐ必要はない。
いずれにせよ、東洋にはなんとか応援に行きたいと思っている。
今回の浜劇の締めは、ブログの言葉から・・・
「初日からどうなることかと思うくらいへこんだりしていたけど、
明るい楽日迎えられてよかったです!
心強い応援とメッセージに支えられて、無事にステージ終えました。
みんなの笑顔があいみのほんとの笑顔に繋がってました。
涙ありの浜劇、よかったよ!!」