『矢島愛美メモリアル』 2008年最後の若松~

<若松劇場(2008.12.21~12.30)>

 

 

●   2008年最後は若松劇場

 

DX歌舞伎が2008年最後の公演かと思いきや、福山が決まり、さらに福山公演中に年末の若松と年始の川崎ロックが立て続けに決まった。川崎ロックは11月末に出演したばかりなのに、一ヵ月後にまたすぐに入ったわけで、愛美さんの評価の高さが窺える。

それにしても五連投。精神的には、順調に入る香盤にやる気満々。しかし、これまで三連投は経験済みだが、五連投という未知の領域に入っていくので体力的に大丈夫か心配になる。

 

 12月23日(火)天皇誕生日の祝日。予算編成の仕事がピークの中、どうにか休めそうなので、日帰りで若松劇場へ応援に行こうと決めた。

 ちょうど、この週には愛美さんの仲良しの夏木りりかさんが仙台ロックに出演中。前日12/22夜に観劇に行った。りりかさんがその前日12/21深夜に愛美さんと長電話していたのは、愛美さんのブログで知っていた。りりかさんが私の顔を見るなり「あいみんが淋しがっていたわよ」と唐突に言われた。私のことを電話で話したようだ。「太郎さん、ちゃんと来ているわよ」と愛美さんに伝えたらしい。りりかさんは12/16から出演していて、私は仕事の合間をぬって12/17、19、22と通っていた。仕事が立て込んできていてストリップで気晴らしでもしないとやってられないという感じ。りりかさんからのポラ・コメントにも愛美さんのことが書かれてあった。「あいみんと久々に話しました。元気みたいですが、ちょっぴり福島?で疲れた様子・・・夏木より太郎さんの方があいみんと会ってるか」 福島ではなく、福山だよん(笑)。

若松に行った翌日の12/24にも仙台ロックへ行って、りりかさんに若松遠征の報告をした。愛美さんが元気に頑張っていたこと、ただ連投疲れでかなり疲労がたまっているうえ、新作レッスンなどハードなスケジュールをこなしていて肉体的に大丈夫かとても心配している旨を伝えた。りりかさんのポラには「良かったです。会いに行ってあげてくれて喜んでくれたと思います。」とのコメント。友人思いのいい姐さんだよね。

 また、仙台ロックの同じ週12/16から相馬ルイさんも出演していて、ポラ・コメントに愛美さんのことが書かれてあったのにも苦笑い。たまたま12月中に神夜姫乃さんが出演していて、DX東寺のことが思い出されたようだ。

 愛美さんもこの9ヵ月で、たくさんの仲間や知り合いが増えたね。

 

 繰り返しになるけど、12月23日(火)の若松劇場行きの様子を私のメールから。

 夜行バスで来たので早朝7時前に劇場一番乗り。場所取りをして、近くのまんが喫茶へ。

シャワーを浴びてさっばりしたところで、愛美さんへ到着報告のメールを打つ。

「船橋に到着しました。夜行バスで来たので、まだ外は暗かったです。冬の寒さを感じますね。

 

そういえば、仙台は昨日日中に雪が降りました。そろそろ、空もクリスマス気分なのかな。。

雪はすぐ溶けてしまいましたが・・・

 

仙台は光のページェントで盛り上がっており、定禅寺通りは幻想的な光のトンネルを演出してます。

愛美さんはまだ光のページェントを見たことがないよね。七夕よりはるかにいいよ!

一度この時期に仙台に来てほしいね。

 

そうそう、今週は仲良しのりりか姐さんが来仙中。

昨夜、会社帰りに仙台ロックに寄りました。

りりかさんは21日から4番目になったので、3回目のステージに間に合いました。

私の顔を見るなり、『あいみん、淋しそうにしてるわよ』と言われました(笑)。

昨夜、りりか姐さんと長電話したのはブログで知ってましたから。

私のことも話したんですね。

『しっかり仙台ロックに来ているわよ』と答えてくれたようですね。

りりかさんのポラにも愛美さんのことが書いてあって、ちょっと面白かったので今日後でポラを見せますね。

 

今月前半は仙台ロックへ全く行かず、17日に初めて顔を出したのですが、

16日から出演したりりかさんに『今週は全く太郎さんの顔を見ないわね。どうしたのかしらって、楽屋で話していたわよ』と言われ苦笑い。

月中に出演していた神夜姫乃さんから『待ってたのよ!』と言われ、

(ちなみに姫乃さんはH19.4デビュー以来、今回で仙台ロックにのるのは3回目)

16日から出演している相馬ルイさんのポラ・コメントには愛美さんのことが書いてありましたよ。(そのまま書くと)『東寺ぶりですよん!! やっぱり仙台にいる太郎さんが一番しっくりくるかな?! しか~し、あの週の東寺もとっても楽しかったですよ。今週は偶然かぐや姫もいることだし、これであいみたんがいれば完璧なのだけど(笑)最近またすれ違いだからナ~。ルイはお正月に福山行ってまいります。』

ルイさんに独占権の話をしてあげようかなと思ってます(笑)。

 

さて、仙台の話はこれぐらいにして、今日は若松を楽しんでいきます。

今週もメンバーに恵まれて楽しい楽屋のようですね。

私もれなさんとは仲良くしてもらってます・・・

あっ、やばっ!! 今月前半に仙台ロックへ出演していたのに一度も行かなかったなぁ~

あやまるか・・・

福山のときは愛美さん漬けになれて幸せだったなぁ・・なんて、贅沢なことを・・

 

今晩、夜行バスで日帰り。

ラストだと間に合わないけど、愛美さんは4番目なのでラッキー!

最後まで応援していくね。

また来週はたっぷり応援して2008年を一緒に締めくくりたいと考えてますよん。」

 

●   若松前半の様子

 

今週の若松出演メンバーを紹介しておく。

1番目: 森優希奈さん(池袋ミカド所属)

 2番目: ひなぎくさん(DX歌舞伎所属)

 3番目: 愛さん(TSミュージック所属)

 4番目: 矢島愛美さん(ロック所属)

 5番目: 桃瀬れなさん(ロック所属)

 6番目: 牧瀬茜さん(若松所属)

 

楽屋ではいつも通り、和気藹藹な雰囲気。森優希奈さんとはDX歌舞伎以来2度目。同じ事務所の桃瀬れなさんとはすぐに仲良くなれてはしゃいでいた。愛さんとも「愛つん」と呼び合えるほど仲良くなった。牧瀬茜さんのオーラもしっかり感じたね。メンバーみんなのステージをお勉強できたというほど、充実した楽屋生活を送れたようで問題なし。

 

 12月23日(火)当日。

愛美さんの1回目のステージ、いつも通りに元気に演じていた。

 ポラ・タイムで、前日仙台ロック近くの三越デパ地下で買ったクリスマス用のお土産菓子と一緒にメモリアル福山編を渡す。

 愛美さんの表情が今ひとつ冴えない。「朝、すごく寝起きが悪いの」と話される。そのせいか、いい笑顔ができず自分のことを「おばあちゃん愛美(笑)」とポラ・コメントしているほど。四連投の疲れが出ているようで心配になる。

 次の回でもらった手紙を見て更に驚いた。「只今、年賀状製作準備に、本日からスタートする新作レッスン。プラスやるべきコトがあり、もう時間が足りません、わたし・・・。昨日も昼寝をせずにやり遂げました。今日もきっと眠れませんが、頑張りますので、お手紙は短めですが、よろしくです。後ほどメモリアルも読みま~す!!」

 パニック状態に陥っている。たしかに当日は祝日でもあり客入りもよく、ポラもよく売れていた。愛美さんは色紙もたくさん頼まれていたので、これだけでも大変。その他にも、やりたいことが多すぎて自分でパニックを作り出している感じ。

 こういうときは、冷静になって、やるべきことの優先順位をつけなければならない。私も当日そのことを手紙に書いたが、ブログを見たkosaさんも同じことをコメントしていた。ちなみに、毎日ブログを見ているが、彼のコメントはいつも感じがよく、要領よく的を得たコメントをしている。愛美さんには本当にいいファンが付いてきた。

 話を戻す。物事の優先順位を考えるために、今かかえている課題を整理してみよう。最初に、内容を仕事とプライベートに分けなければならない。仕事として目の前のポラ・サイン、色紙をこなすことが最優先。色紙は時間がかかるし、もともとサービスなので、時間がなくて次の回まで無理なときは今日一杯とか明日以降渡すとか、相手に一言告げたらいい。この点は客も納得するはず。次は、新作レッスン。当日夜に由季姐さんのところで振付けを習いに行ったようだね。これも相手があることだから、最優先事項になる。新作レッスンは楽しいだろうし、張り切りたくなる気持ちはよく分かる。できれば新年の川崎ロックで披露したいとブログで書いてあったので、早く仕上げてみんなに見せたいという愛美さんの気持ちはとてもよく分かる。ただ、2作目の時もそうだったけど、新作披露にはかなりの準備と時間がかかる。一度仕上げたとしても自己満足できるレベルまでにはまだまだ手直しが入るはず。新作で自分を縛る必要はありません。むしろ焦らずじっくり仕上げた方がいいと思う。由季姐さんとはレッスン後も語り明かしたようですね。連投のうえ徹夜ではいくら若くてもバテますよ。また若松にはレッスン室もあるようで、深夜まで練習に励んでいるようで感心していますが、くれぐれも無理はダメですよ。

 これに対して、プライベートは余裕のある範囲でやるべきですね。年賀状製作なんかは凝りだしたらいくら時間があっても足りない。おそらく愛美さんのことだから沢山コメントを書きたがるんだろうな。とくに今年は話したいことが沢山ありそうだし。しかし、踊り子は年末年始が一番の繁忙期なので、こちらは割り切るしかないね。簡単に済ませるとか、年賀状を受け取ってから出すとかね。他にも、ブログを見ていたら、親友と会うのをキャンセルしたとかもあったし、クリスマス・パーティに参加したりとかいろいろあるね。愛美さんの場合は、いくら忙しくても仲のいい人とワイワイやるのはストレス発散になるから適度にやればいいと思う。ただ、五連投中であることを弁えて、お酒とカラオケはほどほどにね。

 

●   今は大切な時期と自覚しよう!

 

 12月23日(火)当日、あるストリップ仲間(スズキさん)と久しぶりに会った。彼は酒井愛里さんの大ファンとして有名だった。愛里さんが関東の劇場に出演すればいつも皆勤していたし、地方公演もどこであろうが遠征していた。今年前半に愛媛県の道後ミュージックにも土日2週続けて通った。今年の仙台ロックにも10日間のうち5日来ていたほど。そんな彼のことだから、愛里さんが引退したとき、周りの友人始め、他の踊り子さんまで彼のことを心配していた。久しぶりに会った彼は、劇場に通う日数は減ったけど、ちゃんとストリップに通っているよと話してくれた。当日は森優希奈さんの応援に来ていた。愛美さんのポラも買っていたので彼のことを知ってるかな?

 今年の夏、酒井愛里さんは突然引退した。親バレが原因と聞いているが、まぁ1年5ヵ月よくバレなかったなとも思う。私も彼女がお気に入りで、デビュー以来応援していた。

 私が愛美さんを一押しで追い駆けていることを話したら、スズキさんが突然こんな話をし出した。「愛里さんの元ファンがなぜか愛美さんのファンになっているようだ」

 私は愛里さんが辞めたから愛美さんのファンになったわけではない。愛里さんの引退前から愛美さんを気に入って追い駆け始めた。いや、スズキさんは私のことを言っているわけではなかった。彼は愛里ファンを全て知っているので、彼らの何人かがいま愛美さんのファンになってきている事実を言ってくれたのだ。その傾向は大阪東洋、京都DX東寺から始まり、次の仙台ロックで決定的になったとまで言っていた。今でも月20日間スト通いしているだけあって、さすがに情報通だ。「愛美さん人気に火が付いている。今に人気が爆発する。いや、もう爆発しているかな」とまで言ってくれた。私も同じように感じていたが、彼にそう言ってもらうと愛美ファンの私としても嬉しい。

 改めて、今のこの時期は愛美さんがこれから長く踊り子を続けていく上でとても大事な時期だと思った。

 

 今年に入って、愛里さん始め、これまで応援してきた踊り子さんがたくさん辞めていった。そのうえ今年デビューした新人さんが全く定着していない。ロック系で今年前半にデビューして年末までもっているのは、私の知っている限り松嶋れいなさんと愛美さんだけ。他にも応援しようと思った新人さんもいたが悉く辞めてしまった。れいなさんは次の川崎ロックで愛美さんと一緒に出演する予定だが、私の応援対象外。結果的に、今年デビューした踊り子さんで唯一応援しているのは愛美さんだけになっている。

一線で活躍し続けることがいかに難しいことか。そう言えば、つい最近デビューした新人さんで、すごく踊りが上手いと評判の子が、3週目と4週目の劇場で途中降板してしまった。体調不良が原因だが、どうも10日間体力がもたないようだ。「おそらく、もう使ってもらえないね。踊りが上手いのに残念!」とスト仲間が話していた。劇場側としても、これでは安心して使えないことだろう。私はその新人さんをまだ見たことがないので残念な話である。つまり、いかに踊りが好きで上手でも、ストリッパーという仕事をやり続けるというのには必要最低限の条件があるということだ。愛美さんはこの条件をクリアーしたからこそ、今こうしてステージに立っているのである。

 

初心に帰るつもりで、このことは肝に銘じておきたい。

体調管理は本当に大切。愛美さんのステージを楽しみにして来たのに急病で休み、なんてことになったらファンは泣くに泣けない。遠征してきた方なんか本当に大変だ。踊り子はこういうファンの方々に支えられていることを肝に銘じなければならない。そのため、何度も言うけれど無理は禁物。特にプライベートな深酒、夜更かし等は控えないといけない。

次に、メンタル面の管理も大切。人間だから感情の起伏があるのは当然だが、お客は愛美さんの笑顔を見たくてやってくる。仕事の疲れやストレス解消のために、癒しを求めてやってくる。そういう方々に笑顔のお出迎えができることがとても大切なこと。まぁ、愛美さんはこうした気分転換は長けていると思っています。このための飲酒やカラオケはもちろん必要ですね(^o^)。

 

 ついでに私の失態話をひとつ。

 12月23日(火)夜、愛美さんの4回目のステージが22時半頃に終わって、すぐに劇場を出て、船橋から東京駅に向かった。東京駅八重洲口発23:40にちょうど良く間に合う。この深夜バス/ドリーム・ササニシキ号は仙台駅経由の古川行き。私は仙台駅の次の泉中央で5時15分頃降りる・・・はずだったのが、目が覚めたら古川駅前! 運転手さんに起こされてビックリ! 完全に熟睡していた。時間は6時半近く。さすがに慌てた。運転手さんに泉中央に戻る方法を尋ねたら、すぐに仙台駅行きの高速バスが発車するとのこと。連絡してもらい直ぐに乗り換えた。一時間ほどかかって仙台駅に着き、そこからタクシーで泉中央へ。アパートでシャワーを浴び、会社へは30分遅刻で入った。

 バスの寝過ごしは初めて。愛美さんに会って精神的に充足していても、深夜バスの日帰りは疲れるんだね。身体はウソをつかない。やはり無理はせず、ほどほどを心がけないといけないということだね。愛美さんと同じです(笑)。

 寝過ごした自分が悪いんだけど、深夜バスの運転手さんは丁寧に対応してくれたし、その後の高速バスの運転手さんにはバス料金を要らないと言われた。困ったときの人の親切や温情は本当にありがたいものだよね。

 

●   2009年は飛躍の年

 

2008年を頑張った努力は必ず2009年につながる。

今、いいフォローウィンドが愛美さんに吹いているのを感じる。先ほどのスズキさんの話にもあるように、たくさんのファンが愛美さんに集いつつある。愛美さんには新作にかける強い情熱も感じられるし、今後もステージを通して愛美さんもファンもお互い満足し合える関係を築いていけるものと確信している。

 というか、2009年は私の予想をはるかに超えて飛躍する予感がする。愛美さんの手紙を読んでそう感じた。

「取材が入って、近いうちに愛美も登場します!! スポーツ報知と日刊現代、それから・・・どこだったかとりあえずいくつか受けました。川崎の次のスケジュールに合わせて出ると思います。」 雑誌や新聞の報道は、これまで頑張ってきたことへの神様からのプレゼントかな。AVなどの有名人はデビュー時に取材されるが、愛美さんの場合はこの9ヵ月間の努力の成果が評価されたもの。素直に喜ぶべき。

「2009年は撮影会もやろうと思います。れな姐さんがすぐにその会社の方にTELしてくれました。それも近いうちにお知らせできるといいのですが・・・。太郎さんはそういうのは興味ないのかな(笑)」 撮影会はれな姐さんとの縁から発展。なんでも経験です。撮影会とストリップとは少し客層が違う。撮影会からストリップへ流れるお客も多い。現に一昨年後半にデビューした今野梨乃さんや椎名りくさんは沢山の撮影会メンバーをストリップに引き連れてくるという大きな現象をストリップ界に巻き起こした。ちなみに、私は撮影会には一度も参加したことはなく、カメラに関心がないためデジカメも持っていない。そういうことなので申し訳ないが撮影会には参加しない。その分、相葉さんなど撮影会好きの仲間には宣伝しておくね。

「言われた時飛び上がる程うれしかったのですが、2009年ステキなコトが始まります。初めての挑戦であり、ワクワクにドキドキ・・・すぐにでもブログに書きたかったけど、まだ公開できないのが残念・・・。近いうちにブログまたはどこかで(笑) ヒントは、ある意味デビュー!!です。」 これを読んだ瞬間、AVデビューと思い込んで長々と手紙を書いてしまいました。正直、すごく憂鬱になりました。愛美さんが望むことにNOはないのですが、大好きな方が男優と絡むシーンは見たくない。また愛美さんのことで泣く思いをするなぁと気分が滅入りました。ところが、「で、あの・・・残念だーハズレ!! AVは出ません。今後ないです、そっちは(笑) とりあえず太郎さんも喜んでくれると思うので楽しみにしていて下さい。来月には発表します!!」との返事。心がパッと晴れた。ベッド・ショウを観ながら物憂げになっていた気分が、返事を読んだ瞬間晴れて、その後のオープンでは急に満面の笑顔に変わりました。気づいたかな?(笑)

 ステキなコトって一体なんだろう? 浅草デビューでもないか・・・愛美さんのブログを読み文才を評価されストリップ・ルポライターにスカウトとか・・・まぁ、後の楽しみにしておこうっと!

 

  いろんな体験をすることで人間的にも成長できるし、ストリップという仕事に相乗効果が出てくる。ブログからファンが増えてきたのと同じように、撮影会やいろんなことからファンが集ってくる。それだけ愛美さんは有名人になる。

 その分、いままでになかったような苦労や心配事が増えてくるだろう。それらを上手に乗り切っていかなければならない。愛美さんのプラス思考があれば大丈夫と思っている。ただ、うぬぼれてはダメだし、常に謙虚でいることが大切。どんなときも愛美さんの周囲にはたくさんの支えてくれる方々がいることを忘れず、素直な気持ちで相談したらいいと思う。もちろん私でよければいつでも力になりたい。

 

●   すてきなプレゼント!

 

年末公演はちょうどクリスマスをはさむ。23日には会いに行けたが、肝心の24日と25日には仙台で仕事。ブログを見ていたら、愛美さんは沢山のファンの方々からクリスマス・プレゼントを贈られている。私もなにか・・とは思いつつも、何も贈れずに年末の3日間(12/28.29.30)を迎えてしまった。

後片付けなどで忙しくて殆ど返事を書けない愛美さんに対して、私はラウンジで手紙を書き続けていた。その手紙の中で次のように書いた。「私はお金持ちじゃないからモノをあげれなくてごめんなさい。その代わり、たくさん文章を書かせていただきます。私にとって『言葉は心のプレゼント』なんです」

 この手紙と入れ違いに、愛美さんからの手紙に、素敵な贈り物が記されてあった。「色々と考えていたんですが、2008年は本当に太郎さんとの出会いに感謝しています。お礼があります。受付に渡してあります。受け取って下さい。」

 受付に行って受け取った。ブルーの袋に一冊の本が入ってあった。『夢をかなえる口ぐせの法則』(佐藤富雄著)という本の表紙に、愛美さんのサインが入っていた。宝石のような言葉が並んでいて、とても読みやすい内容。

 愛美さんらしいプレゼントだなと思った。同時に、彼女はたくさんのモノやお金をお客さんから贈られるようになったが、単にお金やモノだけで心を動かす子ではないな、と改めて安心するものがあった。私と愛美さんとは手紙交換という言葉を通じて親しくなった。まさに、先の本の最初に書かれている聖書の「はじめに言葉があった」という如く。言葉に強い関心をもつ愛美さんなら、『言葉は心のプレゼント』という意味をしっかり受け止めてくれるだろうし、お金やモノではなく、心でもって心を動かす人であってほしいという私の願いを分かってくれると信じている。

「プレゼントの意味ですが、来年はよりよい言葉でよりよい関係を!! という感じで。言葉は生きています。同じ言葉でも使う人で良くも悪くもなる・・・文章もそうですよね。お互いがよくなるようにステキな言葉で励ましあいましょう♪ 2008年たくさんの言葉をありがとう~!!」

 まさに、私と愛美さんはそういう関係であるからこそ、いい関係を保てるのだと思う。

 

「本は愛美が今年あちこちの劇場に持ち歩いて大切にしていたものですが、中古でゴメンネ。」 いやいや、これが愛美さんが持ち歩いた物だからこそ、私には貴重なモノなのですよ。(パンプレが新品でなく、愛美さんがはいたから貴重になるのと同じか・・例えを間違えたな(笑))

 愛美さんの手アカを感じられる方が私としては嬉しい(実際には手アカはないですが・・)。

 私は今年の年末には大掃除をしないつもり。(ブログでは愛美さんもやっていない?) なぜなら、私の心の中には愛美さんがいっぱい詰まっているから心の大掃除はしたくない。愛美さんの手アカを残しておきたい気分。でも、愛美さんについての整理整頓はしっかりメモリアルでしているからね。 

 

●   2008年にありがとう!

 

いよいよデビュー年の見納めステージ。

この年末の3日間(12/28.29.30)を愛美さんと共に過ごせる幸せを噛み締めた。

 

今年4月13日に初めて愛美さんに会う。あれから早九ヶ月。SNA→浜→栗橋→仙台→東洋→東寺→仙台→川崎→DXK→福山→若松と11公演を全て回った。一度も欠けなかったという充実感が心の中を駆け抜ける。私のストリップ日記によると、その間私は42回劇場に通った。11週が10日間とすれば計110日、これから穴埋めの栗橋と仙台七夕休みの分を差し引いて考えると、約四割の出席率となる。プロの野球選手でも成し得ない打率(笑)と思えば、本当に満足できる。

私にとって2008年は愛美さん抜きには語れない年になった。ストリップ通い10年目にして神さまがプレゼントしてくれた女神さまだと思っているよ。愛美さんにも2008年にも心からお礼が言いたい。

 

2008という数字を眺めていたら、8が丸2つで、ずいぶん丸の多い数字だ。

2008年は花丸! 本当に素敵な思い出がたくさん残った年。

また丸は円に通じ、円は縁に通じる。ストリップ縁を通じて、愛美さんと出会えたんだなと感慨深く思える。

 

愛美さんも同じ気持ちだね。「今日で2008年ラストステージ。心を込めて踊ります。見守っていて下さい!! よろしくお願いします。」

私は最終日2回目までしか応援できませんでしたが、思い出深い年越しストリップになりました。四連投の疲れを全く感じさせない、心のこもったとても素晴らしいステージでした。私の見えない手も盛んに拍手していましたよ。

今年最後のブログには、愛美さんの感謝の気持ちが満ち満ちていましたね。

「みんな、今年ラストまで見守ってくれてありがとう!
手紙やコメント、メール。。
たくさん元気づけられました。
何より劇場に足を運んでくれた方、
大切な年末の時間をあいみと過ごしてくれて、
あんなに笑顔で見守ってくれて。
タンバリンさんリボンさんもお疲れ様でした!!
ありがとう!!」

 

愛美さんのお陰で、私も全てに「ありがとう!」って言いたい。