『矢島愛美メモリアル』 ~二度目の仙台~

 

 

京都DX東寺の感動が冷めやらず、その観劇レポートをまとめていました。出演している今週中に書き上げ、出来次第に愛美さんにメールを送ってあげようと思っていたのです。

そんな折、愛美さんから驚きのメールが飛び込んできました。

「たった今、連投で仙台決まりました!
次は仙台でお会いできますね。
体が心配ですが、頑張ります!!         あいみ」(2008.10.28)

 

●.突然の仙台ロック出演決定(2008.11.1~11.10)

 

  11月頭の仙台ロック公演はすでにメンバーが決まっていました。そのメールが届いた日の夜に、直接仙台ロックに行って、社長と従業員の川田さんに確認。愛美さんが来るのは間違いなく、きっと夏目りょうさんの代わりではないかと言ってましたが、結果的には仙台ロック・デビューの予定だった岬まゆかさんの穴埋めでした。

 二ヶ月のブランク後、大阪東洋→京都東寺→仙台ロックと三連投。私も驚きましたが、当の本人が一番驚いたことでしょう。

 愛美さんにメールを返信。

「まずは仙台決定おめでとう!
先ほどまで仙台ロックに行ってました。社長と川田さんと話して、愛美さんが来るのが間違いないことを確認しました。出演が決まると劇場に挨拶がてら連絡することになっているんだね。すでに愛美さんから連絡があったと聞きました。
(中略)
まぁ誰が欠であれ、私としては愛美さんが出演してくれれば大満足です。

私はリクエストカードに毎日、愛美さんの名前を書いているので穴埋めがあったら優先的に候補になると思いますよ。そうでなくても、仙台にのる方は年三回、四ヶ月に1回ペースが多いので、8月にのった愛美さんが11月か12月にはそろそろのるかなと思っていましたよ。ちょっと突然だったので驚きましたが・・・

腰が痛いとブログで書かれてあって心配しています。腰は踊り子さんの生命線です。
来年早々に引退を表明しているきりしまひなさんも腰を悪くしドクターストップがかかっているのに無理して続けていてとうとう引退を余儀なくされました。まだまだ続けたいと本人が言ってましたが。
だから、かっこよく決めたいという気持ちはよく分かりますが、それ以上に、続けて欲しいファンの期待を壊すような無理は厳禁ですよ。腰に負担のかからないステージを心がけることが一番大切です。

京都に行って本当に良かったです。
あのときの思い出を『矢島愛美メモリアル』にまとめてます。今週中にメールを流そうと思っていましたが、今週は仕事やら何かと忙しいので、仙台ロックに出演中に記念にお渡しするつもりです。

11月1日は土曜日ですが、出勤日なので仕事帰りに顔を出します。
三連投で大変でしょうが、くれぐれも無理しない程度で頑張って下さい。
仙台ロックでも応援させて頂きます。」

 

 公演前日にもメールを入れた。

「東寺、お疲れ様でした。
東寺のお客さんはいいようだね。ポラもけっこう売れていたし、たくさん応援してくれているようで、本当に良かったね。

間髪おかず仙台ロックへ。
明日の朝、新幹線で仙台まで移動だね。大変だけど、待ってるからね!
仕事が終わったら、すぐに駆けつけるつもり。3回目の頭には入れると思います。

今回も香盤2番目。実は社長に頼みました。トップだと、会社帰りに間に合わない可能性が高いので2番以降にしてほしいと。
 
また今回の出演者と仲良くなれればいいね。この点は心配してないよ(笑)。
では、明日会えるのを楽しみにしているね。」

 

 愛美さんは当日、かなり苦労して仙台に到着した模様。手紙によると、

「昨日は東寺の片付け・・朝4:30起きで京都駅へ行き、京都→東京はグリーンをとれたものの東京→仙台は自由席・・二つに分かれる新幹線に乗ってしまい、途中から立ち・・。なんだか日本のどこにいるのか分からない気分に。。とにかく無事時間に余裕ができて着けたので安心でした。そして姐さんたちとご対面。今回二人の姐さんは東寺に来てくれていたお客さんが応援していて、先に愛美のことを話してくれていてすぐに話すことができ、今回も楽屋は楽しい始まり!! (中略)

仙台・・・夏を思い出す建物・・・りりか姐さんがいないのかぁ(笑) 3ヵ月も経ったとは思えないですね。」

 さて、いよいよ2度目の仙台ロックの始まり。

 

●   .戸惑いの前半

 

仙台初日、1回目のステージが終わった直後に、まだ会社にいる私に愛美さんからメールが届く。

「お疲れ様です。
かなり移動に疲れてしまいました。。
そして一回踊ってビックリ!
狭い。。
どうしたらいいんだー(笑)
歩数合わないです、わたし。。  (後略)  また後で♪ 」
 

 私は3回目のステージから入りました。確かに、広い東寺で抱いた新作のイメージと随分違っています。盆前に駆け込んでくる箇所ができなくなっている。青春を楽しむシーンが十分に表現できずに戸惑っているのが手に取るように分かりました。

 私としては、ある意味、事前に東寺で拝見していて良かったとも思いましたが、今の愛美さんに何かアドバイスできないかと考えていました。ポラの時に、東洋や東寺のときと違うとこぼしていましたが、むしろ東洋と東寺が特別で、大半の劇場は仙台ロックと同様に狭い。ここは気持ちを切り替えて、今回の仙台ロックにいる間に狭い劇場用の新作を作り上げるくらいの心積もりをした方がいい。

 以前も、東洋の新人さんが広い大阪東洋から狭い浜劇に来て、歩幅が全く合わずに苦慮していたのを目の当たりにした。そのとき、彼女は盆の回りをぐるぐる回りながら歩幅の調整をしていた。ベテランの方であれば、劇場に合わせた出し物を選択できるが新人さんはそうはいかない。

 カッコいい表現をすれば、器に合わせて自由に形を変えられる水の如く演技をすることを考えないといけない。歩幅を調整、ステージの縦が短ければ横幅を使う、駆け込みが出来なければターンにする等。要は、楽しさを表現する箇所は振りにこだわらずに、単に楽しくやればいいと割り切ればいい。極端にいえば、笑顔ひとつで表現できれば足りる。難しくいえば、形にこだわらず心で演じるということかな。そんなこんなを試行錯誤するのも勉強のひとつだと思う。今週は愛美さんと一緒になって考えてみたいと思いつつステージを眺めていました。

 

 11月の1(土)2(日)3(文化の日)は一般的に三連休。私は1日が出勤日で仙台にいたが、2日と3日は長女の誕生日もあり東京に帰省する予定で切符もとってあった。その旨を愛美さんに伝え、仙台ロックは2日間お休みした。ちなみに、1日にはスト仲間の相葉さんと会った。彼は今野梨乃さんの応援で来仙しており、笑いながら「愛美さんが入ったので、きっと太郎さんと会えると思ってましたよ」と話してくれた。三連休なので関東からもたくさん遠征隊が来ることだろう。まぁ私がいなくても淋しいことはないな・・・

 ところが、4日目に仙台ロックに顔を出したら、愛美さんはなんか浮かない表情。愛美さんの手紙を読むと「改めて、お帰りなさい。寒い×2と言いながらも、この大好きな仙台へ来れた喜びは冷めないので大丈夫です。太郎さんがいない2日間、知っている顔も少なく、チーン・・な感じが漂い、不安になってしまいました。」

しかも、当日ポラを撮るのも私だけ。おいおい、他の客は買わないのかよぉ~と思う私。翌日の5日目もほとんどポラが売れない。せっかく仙台ロックに来てもらったのに申し訳ない気持ちでいっぱいになってきた。お客が少なく、従業員の川田さんに「客が少ない分、私が10人分の応援をしますから」と話したら「いやいや、10人分じゃ足りませんから、20人分応援してあげて下さい」と話すほどだった。

私は愛美さんに、せっかく仙台ロックにのってもらったのに、2日間お休みして申し訳なかったと手紙で謝った。すぐさま、愛美さんから「太郎さんがいない間、ある意味よい経験をしましたっ!! そして、そんなに謝らないで下さいネ!! 太郎さんにはとても応援してもらって助けられていますから。」と返ってきた。さらに、後に「うちらにとって太郎さんは神様みたいに見えてくる大切な方なので・・ほんとに・・。あっ、これは梨乃姐さんと話してました(笑) チーンな時いつも助けられます。20人分の力で楽日までお願いしますネっ!!」と言ってもらえたときには胸が熱くなった。

また、私の居ない2日間で、こんなことがあったと話してくれた。

「昨晩、東京にいる友達にTELして色々と話し、励まされました。そして相談にのってもらい、考え直すことや心温まること、色んな言葉を頂きました。その中で、今回の悩みについて言われたのが『舞台のせいにしたり、お客さんのせいにしたりしてはだめだよ』そう言われました。確かに、狭いということのせいにして思うように踊れないことを悔やみました。お客さんの雰囲気も8月の初乗り時と違うことに不安をもちました・・。そして、『前が良かったとかそういうふうに今と比べちゃうと、今日の神様がね、怒るんだよ。過去は過去、今日という日が来たら‘今日がうまくいくように見守って下さい’って言って力一杯やるしかないよ』って。」 愛美さんが尊敬できる友人と言っているように、愛美さんにはホントに素敵な方が周りにいて皆で支えているんだなと思えた。そういう方と友人になれるのが愛美さんの人徳でもある。


●.今野梨乃さんとのコンビ

 

 そんな戸惑いもあった仙台ロック前半を劇的に楽しいものにしたのは今野梨乃さんの存在であった。

 愛美さんの4日目の手紙に「今回の仙台、プライベートもまた楽しくなってきました。梨乃姐さんと今日プリクラを撮りに行き、また行こうと予定・・・それもおもしろ企画で(笑)」

 梨乃さんは私もデビューからずっと応援している方。今回、仙台初来演だが私がせっせとリクエスト・カードを書いていて1周年経って漸く仙台ロックにのってもらえた。今週は愛美さんと梨乃さんの二人を中心に応援していた。

 当日、愛美さんからも梨乃さんからも二人のプリクラ・シールを頂いた。

 毎日、愛美さんのブログを見ていたので、二人が毎日のようにプリクラに行ったり、時に二人で女子高生の制服のまま街に繰り出したりしているのを知った。衝撃的だったのは、お互いがパンチラ写真を撮り合い、それを別々のブログに載せたこと。私は愛美ちゃんのパンチラが見たくて初めて梨乃さんのブログをのぞいてみた。すごい楽しい話が軽快に載っている。よく読んでいたら、なんと私のことが書かれている。「毎日来てくれる仙台の方がいつも手紙とおやつを持ってきてくれる。ありがとう」まさに私のこと。それからは、その週ずっと梨乃さんのブログも見ていた。梨乃さんはAVでも有名で人気があるのでブログを見ている人がかなり多い。その人たちが一斉に梨乃さんのパンチラが見たくて、愛美さんのブログにアクセスしてきた。

「パンチラ・・(笑)妙に盛り上がってしまい、あちこちで写メを撮り、プリクラでもお尻を出した二人・・・とっても楽しかったでーす!! そして、まだ×2一緒にやりたいことがあるので、楽日まで楽しい毎日ですよっ!!」「ブログ、梨乃姐さんのブログを見ていたら自分もマメにやりたくなって(笑) 昨日はアクセス4600人です!! スゴイ・・嬉しいっ。梨乃姐さん効果ですね☆ 梨乃姐さんのファンが愛美のブログにも流れてくれてっ!!」

 この企画は大成功。梨乃さん効果で、愛美さんの知名度が一気に上がった。次の川崎ロックに愛美さんに会いに行きたいとコメントしていた客がたくさんいた。

 

 夏目りょうさんとも親しくなって、一緒にホット・ヨガにも行ったんですね。りょうさんの企画で梨乃さんと三人で「さみ尻ポーズ」をしてブログに載せたのは大好評でした。いやいや~、特に梨乃さんのポーズは大胆でした。お陰で梨乃ファンは爆発していましたね。その写真をもとにチラシを作ってきた客がいたほど。

 

 何度も言ってますが、愛美さんの最大の長所は、すぐに仲良くなれることです。これは凄いことです。

 今年デビューし私が気に入っていた新人さん二人が辞めてしまいましたが、その理由はお姐さんとうまくいかなかったからと聞いています。楽屋は女の職場なので人間関係が難しい。先輩はうまく立てないといけない。先輩に可愛がってもらうこと。合わせて、同年代の方と仲間をたくさん作ること。これが自然に出来ることがこの世界で生き残っていく条件のひとつなのだと思います。こと、この点について愛美さんは心配ないようです。愛美さんの手紙にも「友達作りに関しては元々困らない子でした。それは自分でも長所と思ってます。」とあるので、安心しています。

 

 私も、愛美さんの「友達の輪」のお陰で、南ももかさんや多岐川美帆さんとも親しくなれました。美帆さんは私の中で完全に応援する対象から外れていましたから、愛美さんの存在がなかったら仲良くなれませんでした。

 今回の公演では梨乃さん効果で愛美さんの知名度が上がったと話しましたが、それは梨乃さんの人気を利用したと考えるべきではなく、あくまで愛美さんの人間性(人徳)がもたらしたものです。愛美さんの「友達の輪」には凄い魅力を感じます。どんどん友達の輪が広がり、そして今後は後輩たちが愛美さんを慕ってくると思います。このままストリップを続けていったら、愛美さんはストリップ界の親分になれそうですよ(笑)。

 

●   .初めてのパンプレ

 

前回の仙台ロックのときは丁度仙台ロック恒例のパンプレのある木曜日が七夕三連休でつぶれてしまったので、今回初めてパンプレを経験しましたね。

私はまだパンティまでは手を出していないので(笑)、パンプレはいつも席を外しています。パンプレは全員参加なので必ずお気に入りの踊り子さんの分が当たる保証はありません。特に今回のように愛美さんのものが欲しくても、他の人のが当たったら、パンティを口に咥えたり、最低でも頭にかぶらなければなりません。そんな姿を愛美さんに見られたくない意識が働きます。でも正直、愛美さんのパンティは欲しい。言い方を変えれば、他の人に取られるくらいなら自分が取りたいという感じかな。そんなかんなで、結局パンプレに参加することにしました。

真正面の席にいると目立つので、あえてパンプレの時はサイドの後ろに下がりました。そして、愛美さん以外はじゃんけんに勝っても手を下げてました。その分、愛美さんの時には取りにいくという必死の覚悟でじゃんけんしました。その思いが通じたのか、見事にGETできました。我ながら笑っちゃいましたよ。

愛美さんも初めて贈るので戸惑っていましたね。愛美さんは脱いでそのまま私に手渡し。あらっ! 私は喜んで食べるつもりで大きく口をあけていたのに~(笑)。

「パンプレ・あいみ賞 おめでとう~」「今、パンプレから帰宅。ってかスゴイスゴイ!!! 二人の想いが通じたのでしょうか・・いや×2太郎さんの行いが良いからです。おめでとうございます☆ パンTに香水つけてます!! もうしばらくお気に入りのもので。大切にして下さいネ。」もちろん家宝です。香水を確認したくなり、「香水ですがロクシタンの‘フルーティチェリー’で限定物なのでもうないんです。なくなったらもう終わりだなぁ。」私はステージで香りを楽しんでいるので、愛美さんの香りをしっかり覚えていますよ。

 

 木曜日のパンプレで全ての運を使い果たしてしまったのか、次の土曜日のビンゴでは落選でした。「ビンゴは残念でしたね・・・ジャンケンで途中まで勝っていたのは見ていたけれど(泣)」と愛美さんに慰められるも、今回も愛美賞でパンプレが欲しかったなぁ~。今回の方が長くはいていたもんね・・(笑)。愛美さんは二度目のパンプレは手馴れた感じでお客の頭にかぶせてましたね。

 

 つい、「次は、うんの付いたパンティを下さいね!」 お下品な親父ギャグを出してしまい失礼しました。ちょっと言い訳をすると、ブログの中にあった梨乃さんとのプリクラ「乙女はうんちしないの」の返歌なのですよ(笑)。

今回の公演中、得意の親父ギャグを連発でき満足している私。

「紅葉デートに行こうよう!」これは愛美さんのブログで紅葉デートしたいとあったので、紅葉のおやつと一緒に書きました。愛美さんがポラ・サインにも書いてくれたので、これはヒットかな?

  手紙を書く暇がなかったのと言って愛美さんから渡されたかわいいレターセットを開いたら、なんと「ゴメンなさい・・・時間なく・・(泣)」と書いてありました。思わず、「内容が無いよう~!」。

 楽日の手紙に、私の手紙に笑えたと書いてましたが、一体どれを笑ったのかな?気になる~(笑)

 

 

●   .盛り上がる後半

 

前半は戸惑いの日々でしたね。この点は先に述べましたが、お手紙の中にも惑いの表現がたくさんありました。

「狭くて思うように踊れない。お客さんの雰囲気も8月の初乗り時と違うことに不安をもちました・・。」「太郎さんがいない2日間、知っている顔も少なく、チーン・・な感じが漂い、不安になってしまいました。」「前回と違ったお客さん、ポラは東寺のようにいかず、惑い気味でしたが、今回は穴埋めですもんね。あまり深く考えず、ステージを楽しくこなします。」

こうした戸惑いの多かった前半から日が経つにつれ、愛美さんのエンジンがかかってきました。原動力は今野梨乃さんでしたね。梨乃さんと仲良くなることにより楽しくなっていきます。楽屋だけに止まらずに、梨乃さんのファンの方々が、梨乃さんと仲のいい愛美さんのステージを盛り上げてくれました。クマやピカチュー、ミニーなどの着ぐるみも登場。まさに「今野梨乃さんと愉快な仲間たち」という感じ。ポラもたくさん買ってくれ、プレゼントも多かったね。私も見ていて、すごく楽しい気分になりました。

運をつかむには幸運な方に近づくことがポイントです。梨乃さんと仲良く楽しんでいる間に、幸運の女神が微笑んできましたね。

 合わせて、愛美さんの表情がどんどん明るく輝いてくるのが、見ていて手に取るように分かりました。愛美さんは皆でわいわい盛り上げるお祭り好きなタイプなんですね。改めて、今は1人の男性に尽くすより、たくさんの男性を満たす踊り子という仕事が天職なんだと思いました。

 

 土曜日のビンゴも盛り上がりました。梨乃さんとお揃いの制服ルック。愛美さんのテンションがどんどん上がっていくのがよく分かりました。

 極めつけは、Pさんが初日に引き続き、楽日前の土日に来てくれたこと。お陰で愛美さんのテンションはピークに達していましたね。Pさんのことは次に詳しく書きますね。

 

●   .Pさんのこと

 

初日の愛美さんのメールに「東寺から仲良しになった方が駆け付けてくれて嬉しすぎました(:_;)」とあったので、京都から仙台まで駆けつけてくれるファンとはどんな方かなと思っていました。

 初日3回目から入っていった時、私は劇場内でその人を探していました。ところが、3回目のポラのとき、私しか買わなかったので「おやっ!?」と思いました。その後、愛美さんの手紙で、その人は2回目で帰ったことを知りました。

 

 楽日二日前の土曜日に、久しぶりにPさんと再会して挨拶を交わしました。その時点では彼が初日の人とは知りませんでした。今野梨乃さんのファンの方々と親しく会話していたので梨乃さん目当てかなと思ってました。

 1回目のステージの時に、リボンを投げていたPさんを見つけた愛美さんの表情を見て、すぐに察知し、そして「また来てくれたの!」とのポラ時の会話で確信しました。

 ハート型の風船を見たときには、あーこれがブログで言っていた東寺での粋な計らいなのかと私も感激しました。今回の出し物にはハートは貴重な意味を持ちます。そこまで考えてこの計らいをやったとしたら凄いことです。

 

 私は、Pさんのことを今年の2月、さいとう真央さんが初めて仙台ロックにのった時に面識を持ちました。次の7月に真央さんが来仙した時も何度もお会いしました。私は真央さんをデビュー時から知ってましたが熱心に追っかけていたわけではなく、真央さんの1周年作品の感想を書いてから気に入ってもらいコミュニケーションしてもらえるようになりました。彼女のファンは熱烈で全国を追い駆ける方がたくさんいます。仙台ロックの主のようにしている(?)私が真央さんを応援しているのを知ったファンたちは、共通の意識からか声を掛け合い親しくなり出します。土日に遠征してくる方は「平日は真央さんのこと宜しくね」と言います。そんな感じでPさんとも挨拶する仲になりました。

 驚くのは、従業員の川田さん始め、皆さんがPさんに一目置いていることです。彼を親しみを込め、いや尊敬の眼差しで見ているのです。Pさんは男の私から見ても魅力的な雰囲気を持っています。

 Pさんは、AVで有名な森川いづみさんの熱烈なファンだったようです。私は彼女に関心がなかったので全くかぶっていなかったのです。仙台ロックにも森川さんが来演した時には来ていたようなので、きっと私もPさんと会っていたと思いますが気づきませんでした。まぁ、土日は私は仙台にいないのですれ違っていたのかもしれませんが・・

 その後、さいとう真央さんの縁でPさんと知り合ったわけですが、今回、愛美さんとの縁でいろいろお話しする機会を得ました。お手紙で書きましたが、愛美さんには目力というか人を惹きつける魅力があると褒めていました。私に対して「愛美ちゃんに、お手紙書いてあげて下さい」と言ってました。私が踊り子さんにお手紙を書いているのを知っていて、是非愛美さんにもと思ったようです。あえて話しませんでしたが「愛美さんは目力だけでなく手紙力がすごいんですよ」と私は心の中で思っていました(笑)。

 ともあれ、本当のストリップ・ファンというのはお気に入りの踊り子さんを自分で独占しようとはせず、その踊り子さんがステージで輝けるように、1人でも応援する人が増えるよう努力するものです。彼の態度はまさに理想通りです。

 Pさんは滋賀の方で、東寺には車で10分程度で行けるところで仕事しており、毎日通えると言ってました。私は日曜日に東寺に行きましたが擦れ違ったようですね。今回の仙台も1日で帰る予定だったらしいですが、愛美さんの魅力から帰りきれずに2日目もいましたね。「今日はこれから新幹線で京都まで帰るんだけれど、京都に着いてからけっこう遠いので、どうしても2回目のステージ後には帰らないといけないんだ。」遠いから大変ですねと私が言ったら「好きで残ったので仕方ないね。」と笑いながら話してくれました。

 私もPさんを気に入りました。踊り子さんにも好評というのがよく分かります。愛美さんがPさんに気に入ってもらえたというのは凄いことだと思いました。

 私の知る限り、最もストリップを愛し、最も踊り子を愛し、そして最も踊り子に好かれる方にファンになってもらえましたね。自分のことをPさんと一緒に語るのはおこがましいですが、愛美さんはPさんと私という最高のファンを得ている事実・・・数はまだ少ないかもしれませんが質の面では最高に恵まれている踊り子さんと言えますよ(^0^)。前にも言ったかもしれませんが、「踊り子はファンに愛される数だけ幸せが大きくなる」。それは量だけではなく質も大きいのだと思います。

 ブログの中で、今回仙台ロックで頂いた花束を自宅で飾っている写真が載っていましたね。私が贈った花もしっかり花瓶に生けてもらっていて嬉しかったです。今回の仙台ロック公演の中で、私が知っている限り、花束を贈ったのは私とPさん、楽日ラストにもう1人(ただ彼は他の踊り子さんにもあげていたので、愛美さんだけというのはPさんと私の二人だけかな)。ブログのコメントに「花を見ていると贈ってくれた方の顔を思い出せる」とあって感激しましたが、Pさんと私の存在を感じ、幸せを噛み締めて下さいね(笑)。

 

●   .感動のラスト・ステージ

 

私には、この10日間がひとつのドラマだったような気がしています。

戸惑いの前半から、後半の盛り上がりへ。

 そして、ドラマのクライマックスが楽日ラスト・ステージにありました。

 東洋→東寺→仙台という初の三連投・・・本当によくやり抜きました。その努力を私はしっかり受けとめました。

 込み上げる想い・・・私は愛美さんの涙をステージで初めて見ました。

 私自身も感激で胸がいっぱいになっていました。私がストリップに求めている「感動ストリップ」がまさに目の前にありました。それは愛美さんの感激を共に共有できたからこそ味わえた感動です。改めて、「愛美さんを応援してきて本当に良かった」と思えた瞬間でした。

 

 ラストに頂いたお手紙をアパートに帰ってから何度も読み返しました。読んでいて涙が溢れてきました。

「そして最後に・・・これまで一週も外さず観ていてくれてありがとう!! 太郎さんの手紙に励まされ、感動したり、笑ったり・・・成長する上で必要なものをこれまでもらってきました。仙台に早く来たいと言っていた時から初のり→今回の仙台。たくさんの人から変わったことを褒められ、喜んでもらいました。全て太郎さんがいてくれて起きたことでもあります。仙台に再度来て改めて感謝の気持ちが溢れてきます。まだまだこの先大変なこともあるけれど、今よりもステキな踊り子になって必ずまた仙台のステージに立ちます。仙台で待っていて下さいネ!! もちろん他でも頑張っていきます!! 変わらず、見守っていて下さい。本当にありがとうございました!!」

 今公演中に渡した私の手紙の中に、ファンは踊り子さんにGive & Giveの気持ちで接しなければいけないという話をしましたが、踊り子さんに与えるという考えはおこがましいことだと思い至りました。ずっと愛美さんに与えてもらってばかりです。こんなに素敵な感動を与えてもらって本当に感謝しています。私にとって愛美さんとの出会いこそ、私が踊り子さんに求めていた究極の「運命的な出会い」であったと確信しています。踊り子さんとファンというのはより高みの感動を求めて、お互いが成長していける関係が最高なのです。

 こうした感動を与えてくれる愛美さんのことを応援できて、私は本当に幸せ者です。ストリップ冥利に尽きます。私の方こそ、これからも宜しくお願いします。

 

●   .今回の仙台ロック公演のもつ意味

 

矢島愛美メモリアルを執筆しているお陰で、私はデビュー以来、そのひとつひとつの公演が愛美さんの成長において欠くべからざる意味をもっていることを知っていました。

そのため、今回の仙台ロック公演にも必ず何らかの意味があるものと信じ、公演中そのことをずっと考えていました。

たしかに今回は新人さんの穴埋めが引き金で、三連投の不安や戸惑いからスタートしました。しかし、振り返ってみると、いろんな意味を持ち、全てが次のホームである川崎ロック公演へのステップであることに気づきました。

例えば、ステージの狭さに戸惑いましたが、東洋や東寺のように広い劇場は少なく、むしろ仙台ロックのような狭さが一般的です。今後のことを考えれば、ここで狭さに対応した出し方を仕上げておく必要があります。いろいろ試行錯誤しながら、この新作に自信を深めることが出来ましたね。

一番の収穫は、今野梨乃さんとの出会いです。「たくさんの知り合いが出来ました。特に梨乃姐さんのお客さん・・・いつも笑わせてくれて、プレゼント頂いて・・・梨乃姐さんとは東京へ帰っても遊ぶ予定。それくらい仲良くなりました。」

梨乃さんのお陰で愛美さんの知名度は一気に上がりました。ブログにもあるように、梨乃さんファンの何人かは川崎に応援に行くことでしょう。合わせて、これまでの各劇場で知り合った方たち、私やPさんを始め、北から南から川崎に集結してくることでしょう。更に、これまでブログでしか知らなかった方も愛美さんの素顔を見にやってきます。これまで愛美さんが培ってきたファンとの輪が川崎で実を結ぶのです。そのことを語る上で、今回の仙台ロックは貴重な過程になっています。

愛美さんが気づいているように、「初のり→今回の仙台。たくさんの人から変わったことを褒められ、喜んでもらいました。」 成長した愛美さんのファンになった人もたくさんいます。いつも思うことですが、ファンというのは一朝一夕で出来るものではありません。ステージを見てもらい、ポラ撮影で何度か応対しているうちに、1人1人増えていくものです。大切なことは「当たり前のことを地道に積み重ねる」ことなんだと思います。

愛美さん自身の中にしっかり答えは出ていますね。「仙台に来て良かったと思うこと。また仙台のお顔に会えたこと、仲良しの姐さんができたこと、美味しいお酒が飲めたこと、新作に自信がついてきたこと・・・太郎さんの言うとおり川崎へのステップという考えからすると、この仙台でのことは外せない日々ですね。」

 

 最後に、今回の香盤を記しておきます。

 1番目: 夏目りょうさん

 2番目: 矢島愛美さん

 3番目: 清水愛さん

 4番目: 友坂麗さん

 5番目: 今野梨乃さん

 

 今回のメンバーは皆さん、ダンスやステージに学ぶべき点がたくさんある方々です。後半毎日、お姐さん方のお勉強していて立派でした。

 楽日前の土日に、愛美さんから私に対して、「太郎さんにはベッドについて、ダンスもですが、この土日でよく見てもらってアドバイス欲しいです!! こうするとステキとか、こういうのがいいとか。お願いしますっ!!」とあったので、かなり真剣にステージ見ていましたよ。その都度、何点かアドバイスを差し上げましたが、参考になったかなぁ~

 この依頼があったお陰で、愛美さんの魅力を再確認した点がありました。そのひとつが、脚線美。東洋のフィナーレで他のメンバーに遜色ない華麗さを出せたのは背の高さとプロポーションかと思っていましたが、愛美さんのプロポーションの良さはすらっとした脚の線の美しさです。そう思い至ったとき、ベッドで一番生かすべきは長い手足と脚線美を活かした決めのポーズです。今回のシャチホコはそれがよく表現できています。今後はスーパーLなどにも挑戦して欲しいです。また、指先にまでよく神経が行き届いていて、心がこもってます。

 また、楽日に自分のステージをビデオ撮りしていましたね。「ビデオ撮りするからまた研究しなきゃ♪」という姿勢は偉い!

 繰り返しますが、自信というのは「努力を積み重ねる」ことで得られます。愛美さんがそういう心構えでストリップに臨めば必ず努力は報われます。

 愛美さんの成長を語るうえで、今回の仙台ロック公演はとても大切な意味を持ちました。まさに「すべては必然!!」なのです。