『矢島愛美メモリアル』 ~二度目のDX東寺、チーム・プリティ~
<京都DX東寺(2009.2.1~2.10)>
● 新しい風
愛美さんにとっての新しいデビュー!
2009年はチーム・プリティのメンバーに入ることからスタート。
お正月の川崎ロック公演が終わってから、チーム・プリティとしての練習が開始。
ブログを拝見しながら、安藤アゲハさんや羽田夕夏さんと一緒に練習に励む姿を微笑ましく見ていました。吉野サリーさんや成瀬美穂さんなどロック界のベテラン姐さんとも初顔合わせになります。終盤には筋肉痛を起こすほど頑張って、オフ20日間での練習を終えましたね。あとは、本番でその成果を見せるだけです。
仙葉由季さんのチームに入れたことは、踊り子としての地位の安定に大きな意味を持ちます。
仙葉さんは踊りの振り付け師なので、踊りのセンスの悪い、練習についてこれない人は自分のチームには入れないはず。まずはそのステップをクリアーした証拠。また、仙葉さんは振り付け師としてストリップ界の重鎮なので、その方に気に入られたということは、これからの踊り子人生を安泰なものとするはず。スケジュールなども一定の考慮が働くはずと思う。
昨年は、踊りたくても踊れないという辛い時期を経験したが、このチーム・プリティへの入隊を機に新しい踊り子人生が開けたといっても言い過ぎではないと思う。
人生にはフォロー・ウインドが吹く時期がある。風を起こすのは縁による。
愛美さんはいつも人との関係を大切にしてきた。仲間の踊り子さん、特にその中にチーム・プリティのメンバー夏木りりかさん、そして安藤アゲハも加わる。そして、振り付け師である仙葉由季さん。そして我々ファン。そういう人達との縁を大切にしてきたからこそ、風が起こった。
そして、その風に上手に乗るためは、本人の努力がいる。人一倍努力してきたもんね。寝食忘れて頑張っていた姿をファンの一人としてしっかり見届けてきた。一流といわれる踊り子さんは必ず人知れず努力していて、真のファンはそのことをよく知っているもの。仲間内でそういう話はよく聞く。
踊り子として、そういうフォロー・ウインドにのってきたことをファンの1人として喜ばずにはいられません。
● 京都への遠征
今回の京都DX東寺の公演、もちろん愛美さんの晴れ姿を見ずにはいられない。
前回来て土地勘はあるので、後は日程の問題。どうにか土日2日間の遠征ができないかと随分画策した。月曜日に東京出張を作れれば、2日間遠征可能なので、その前提で仕事の調整を図るが、どうしても月曜日に仙台での会議を外せなく、上司の許可が出ずに諦めました。仕事優先しないと好きなストリップも観れませんからね。
2月7日(土)早朝に京都到着。その時の状況は愛美さんへのメールから。
「はるばる京都にやってきました。
昨日、仕事が終わってすぐに新幹線にのりこみ東京へ。
仙台駅でお土産購入。いつものくるみゆべしと萩の月だけど、いいよね?
東京駅八重洲口からの深夜バスは満席だったので
新宿駅南口からの深夜バスにのって、今朝京都へ到着。
迷わず京都タワー地下の銭湯へ。
前回はバスの運転手が銭湯の割引券をくれたが今回の運転手はもっていなかったよ(笑)
入浴してさっぱりした後、迷わずDX東寺へ。
9時半少し前に到着。一番のり~
少ししてマッシュルーム・ヘアーをしている東京からの遠征客が来て、顔見知りだったので初めて話しかけた。
彼は2回目のチームプリティから見ているとのこと。
その点、私は初のチームプリティ観劇。
愛美さんが出ていなければ京都に来ることも
チームプリティを観ることもなかったかも・・・
遠征の彼は今日と明日の2日間見ていくと言っていた。
私も2日間見たいと思っていて、月曜日に東京出張を作ろうと画策してました。
仕事は作れそうでしたが、肝心の上司の了解とれず、あきらめました。
仙台での仕事優先ですから仕方ありませんね。
ですから、今日一日しっかり観劇して今晩の夜行バスで日帰りします。
アイストを見ると、土日はチーム主体のようで、個人のポラとかないのかな?
今日はお手紙渡せないのかな・・
せっかくのチームショーですから、今日は観劇に没頭しますか・・
ブログで、楽しくチームショーをやっていること、
3人娘で楽屋まで盛り上がっていること、など見ていますよ。
さらに今日はシークレットゲストとして、
夏木りりかさんと長谷川凛さんも出演しているのですね。
凛さんは3月で引退してしまいます。デビューからずっと仲良くしてくれた姐さんです。
2月結に仙台ロックに出演しますが、事前にまた会えてラッキーです。
そんなかんなで、今日も一日楽しませて頂きます。」
● 当日の出し物
今回のDX東寺の香盤を記しておく。
1番目: 羽田夕夏さん
2番目: 安藤アゲハさん
3番目: 矢島愛美さん
4番目: 成瀬美穂さん
5番目: 仙葉由季さん
6番目: 吉野サリーさん
一応、こういう香盤にはなっているものの、実際はかなり流動的。特に、6日と7日はシークレット・ゲストも登場しているため、更に香盤順が読めない。愛美さんのブログを見るに、踊り子さんですらよく分かっていないほど(笑)。
当日1回目のステージは、3番目までは個人のソロ・ステージでポラもあり、4と5は仙葉さんと成瀬さんの二人でチーム、そしてポラあり、ラストは吉野さんのソロ・ステージでポラもあり。
愛美さんは、トップの羽田夕夏さんとラストの吉野サリーさんの景にバックにて登場。トップでは着物姿で花を持っていたし、ラストでは大きな旗を持っていた。
愛美さん本人の景は新作の「魔法にかけられて」。久しぶりに拝見したが、ずいぶん落ち着いた感じになっていて凄く良かった。なんといっても、バックのぬいぐるみ隊が最高。最初は仙葉さんと成瀬さんが登場し、その後に羽田夕夏さんと安藤アゲハさんが登場。夕夏さんとアゲハさん2人の掛け合いが見ていて楽しく、アゲハさんのいじられキャラは特筆すべき印象があった。最初の二ステージには更に長谷川凛さんと夏木りりかさんのぬいぐるみも登場し、バック隊が前半をおおいに盛り上げてくれていた。ソロでは見られない華やかなステージである。
ステージ上の飾りに、3人娘で描いたと思われる三枚の絵が紙芝居のごとく披露されていた。すてきな絵だ。誰が描いたのか興味あるなぁ。新作は「眠れる森の美女」と思っているが、今回のぬいぐるみ達を見ていると白雪姫の七人の小人たちを彷彿させられた。
手紙で書いた成瀬美穂さんの「男装の麗人」もあったね。夏木りりかさんが女役を演じていたけど、愛美さんにもお勉強させてあげたいなと思ったよ。
私は最近、応援していない方のステージでは席を外すことが多いが、今回はバック・ダンサーにも興味があり、全員のステージを最初から最後まで目が離せなかったよ。チームならでは素晴らしさを覚えた。
● シークレット・ゲスト
前日のブログを見ていたお陰で、長谷川凛さんと夏木りりかさんが6日と7日の2日間限定の特別ゲストとして参加しているのが分かっていた。二人ともチーム・プリティのメンバー。
ノーギャラと言っていたが、あれだけステージを勤めてノーギャラということはないだろう(笑)。
1回目のステージでは、4番目に長谷川凛さんのソロ・ステージがあり、ポラもあった。
夏木りりかさんは1回目ラストの集合ポラから参加。2回目のステージでは長谷川凛さんとのダブル。
3回目のチーム・ショーの前に、長谷川凛さんのソロ・ステージがあった。これが凛さんにとってDX東寺でのラスト・ステージになる。粋な計らいである。
ベッドに入る前くらいから、凛さんは想いが込み上げ涙目になっていた。それを見て私も貰い泣きしそうになった。先月、SNAで凛さんから3月で引退する旨を聞き、私はステージを見ながら泣いていた。凛さんが私の涙を一生忘れないと言ってくれた。2月結の仙台ロック・ラスト公演を楽しみにしていたが、今回のDX東寺の凛さん出演は私にとってサプライズだった。そういう凛さんも、まさか私と東寺で会えると思っていなかったろうからサプライズだったと思う。
● チーム・ショーの醍醐味
2人、3人のチーム・ショーというのはよく見かける。しかし、6人というのはなかなか無い。浅草ロックもチーム・ショーではあるが、やはりベースは個人であり、バックダンサーとして演じることが多いものの、全体としてまとまったショーは殆どない。
このチーム・プリティは、仙葉さんをリーダーとし、全体としてまとまりのいいチーム・ショーを演じている。
タキシードでの演目に始まり、流れるようにチーム・ショーが演じられた。
途中、シークレット・ゲスト2人によるチーム・ショーもあり楽しかった。
なんと言っても、チーム・ショーの魅力はその「華麗さ」。1人1人が魅力ある踊り子さんであるうえに、それが相乗的に魅力を輝かせる。
組み体操の要素が随所にあった。大勢での団扇もダイナミックだったし、六人でのピラミッドも面白かった。ピラミッドでは愛美さんは六人の中では大柄なので一番下にいて、一番小柄のアゲハさんが一番上になっていたね。六つのヒップが一度に見れて、お尻好きの私には最高でした!
また、シークレット・ゲストも加えた八人のオープン・ショーは圧巻でしたね。東寺の広い盆ならではの見世物。これでもかこれでもかの垂涎のエロス。たまりません。
なお、今回のは超ショート・バージョンというのが心残り。一時間少々で終わってしまったから物足りない。あっという間に終わってしまった感じ。もう一度見るとまた感じ方も違ってくるような気がする。是非ともフル・バージョンを見てみたいな。前回のように川崎ロックで再演されたらいいと思う。
私は最近、ポラのない浅草ロックには殆ど行かなくなった。昨年、久しぶりに行った時、ポラのなかった昔のストリップのドキドキ感を思い出した。懐かしい味。これがショーを楽しむ心持ちなんだ。踊り子さんとの距離をポラを通じて縮めることもストリップの楽しみかもしれないが、踊り子さんと一定の距離を持ちつつショーを堪能するのもまたストリップの楽しみでもある。浅草にはポラはないが、今回のチーム・プリティではポラもある。私の楽しみであるポラ・サインはなかったが十二分に楽しめた公演だった。
● 仙葉由季さんの偉大さ
今回のチーム・ショーを見終えて、改めて仙葉由季さんの凄さを思い知った。
仙葉さんは各メンバーの作品を振り付けしていることもあり、全てのメンバーのバックに登場している。その運動量たるだけでもかなりのもの。漲るパワフルさとタフさ。
ダンス・センスの良さ。内容も多彩。日舞まで器用にこなすオールマイティさ。
仙葉さんは、私がストリップを観出した10年前に既に大ベテランだった。彼女のセールス・ポイントは背中のTATOO・・・私はそれを見た時、彼女の内にすべての退路を断ち切った凄みを感じた。おそらく結婚よりも踊りに一生を捧げたいと思う一途さか。その情熱が客にも他の踊り子さんにも伝わるのだろう。
仙葉さんはソロとしても活躍していたが、当時から既に平松ケイさんなどと組んでチーム・ショーを行っていた。だから2人、3人のチーム・ショーはこの十年間で何度も拝見している。私がファンとして応援している若林美保さんも仙葉さんが大好きで、二年程前に仙葉さんが復帰したとき、美保さんがすごく喜んでいたのを記憶している。2人でチーム・ショーを演じたのを仙台ロックで拝見している。ステージにかける情熱の高い踊り子さんほど、仙葉さんの偉大さを知るというか。
その仙葉さんが作ったチーム・プリティ。六人ものチームである。これだけのメンバーを揃え、時間調整しつつ練習させ、チームに仕上げるのは並大抵のことではできない。まさに仙葉さんの偉大さが作り上げた金字塔がこのチーム・プリティと云えるだろう。仙葉さんをリーダーとすることで、このチームは非常にまとまりのいいチーム・ショーを演じている。
3年ほど前に、新宿ニューアート新年公演として、仙葉さん同様に踊り子で振り付けもやっていた新庄愛さんの企画・演出でチーム・ショーをやったのを思い出した。劇場内に何本かポールを立て、アメリカンスタイルのチーム・ショー。演題はA Happy 乳 Year in SNA (Bust of Dancing Night)というだけあって、メンバーが奥菜つばささん、広瀬あいみさん、相馬ルイさん、上原舞さん、新庄愛さん、森下理音さんという豪華かつバストの大きな(?)顔ぶれ。チーム・ショーそのものは和と洋の二部構成で見応えのあるものでした。しかし、この企画は単発で終わりました。
その点、チーム・プリティは第4回目とあって、ずっと人気を博しているというのが凄いことである。それだけ内容がよく、客に好評であること。やはり何より仙葉さんに憧れてメンバーが集結してくるところが凄いのではないかな。
改めて、仙葉さんのカリスマ性に敬服!!
● DX東寺を後に
今回も、楽しい、意味のある遠征でした。大満足!
最後に、DX東寺を後にした愛美さんのブログを載せておきます。今回のプリティ公演をやり終えた気持ちがよく表れている。
「東京にただいま!
無事10日間の公演を終えてきました。
チームというものを初体験し、感じたことのない舞台の楽しさを知ることができ、
今まで以上に踊りに対して考えさせられました。
ようやく形になってきたのに、もう終わりで寂しい。。と思いながらも、
なんと!!
また冬にチームプリティーで公演ができそうと聞けて、うれしり♪
その時まで、もっと自分磨きを頑張っていきたいと思います(^^)
メンバーの一員として、もっと誇れるように。
楽日、感動もありましたが達成感の方が強く、
やり遂げた!という気持ちがもう爽快でならない(笑)
気分よく、今日からの公演もスタートできそうです☆
2月11日~20日
浜劇(日ノ出町駅すぐ)
あいみはトップです♪
プリティー公演中、たくさんのプチメやお手紙、差し入れやプレゼントありがとうございました!
バタバタした日々で、返事ができなくてごめんなさいm(__)m
みんながいて、メンバーがいて、何よりゆきねぇさんが近くにいて。。
支えられて、勇気をもらい、めげる事なく頑張っていられました!
楽屋を楽しくしてくれたゆかねぇさん、アゲハねぇさんにもとても感謝しています。
みんな、とっても【プリティー】でした(^O^)
ほんとにありがとう!!」
