私の最近のストリップ日記から。ロックのMAYAさんの「ティンカー・ベル」の感想レポート。「ティンカー・ベル」は踊り子さんが一度はやりたい演目のようですね。

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MAYA 様

  先日の京都DX東寺のステージの余韻を感じながらペンをとりました。

 

「ティンカー・ベル」。素敵な作品ですね。

ティンカー・ベルに興味をもったので、少し調べてみました。

これまで、ティンカーベルと思っていたけど、正式なスペルはティンカー・ベル(Tinker Bell)なんだね。辞書を見ると、イギリススコットランドの作家ジェームス・マシュー・バリーの戯曲『ケンシントン公園のピーター・パン』、小説『ピーター・パンとウェンディ』などに登場する妖精、とある。

ディズニー映画では「髪の毛はブロンドで、おだんごにしていて、緑色のミニワンピースを着用している。背中には妖精の羽が生えており、真珠のついたヒール靴を履いている。」とある。MAYAさんの場合、黄緑の衣装に、光り輝く背中の羽はバッチリですね。衣装でもうひと工夫したいとすれば、あとは、おだんご頭と靴といったところかな。

辞書には「Tinkerとは鋳掛(いか)け屋のことである。ティンカー・ベルは、壊れたおなべフライパンなどを直す、金(かな)もの修理の妖精である。腕のいいティンクは、物を修理することがなによりのよろこびであった。イライラしたり、何かに集中したりすると、前髪をひっぱるくせがある。性格は気が強く、かなりの焼きもちやきだが、正義感も友だちを思う気持ちも人一倍強い。その証拠に、友人のピーター・パンがフック船長の罠によって毒を飲みそうになったときに、ピーター・パンを助けるために彼女が代わりに毒を飲み干すシーンがある。」 もしかしてティンカー・ベルの性格ってMAYAさんに通じるところがあるのかな(失礼!)

 

私はステージを観ながら夢の国を彷徨えた。ストリップというのは、大人のネバーランドなんだね。男として、決して枯れてはいけない性、決して失ってはいけない愛を蘇らせてくれる。ティンカー・ベルの妖精を浴び、信じるを持てばを飛ぶ事が出来るというが、まさにそんな気分でステージを眺めていたよ。

ティンカー・ベルは愛するピーター・パンを助ける。MAYAさんにとって、きっとピーター・パンは客席のファンみんな。

 

素敵な作品に触れたお陰で、こうしてストリップ・エッセイとストリップ・ポエムが書けました。MAYAさんに感謝し、プレゼントします。

京都でいい思い出ができました。ありがとうね。

 

平成23年8月                          京都DX東寺にて