今回の題名は「さよなら、仙台ロック(その7)」です。

 

 私にとっての仙台ロック楽日10/29(木)、涙が出るほど感激しました。

 すべて、出演された踊り子さんのお陰です。感謝でいっぱいです。

 

 忘れないように、仙台ロックのラスト週の香盤を記しておきます。

1番目: 武藤小雪さん

 2番目: 鈴木あきほさん

 3番目: 安藤アゲハさん

 4番目: 桜ひめのさん

 5番目: 雪見ほのかさん

 

 武藤小雪さんは今年デビューの新人さんの中で一押しで応援している踊り子さんの一人。今回の仙台ロックが二回目となり、私は小雪さんが出演した関東の劇場にも応援に行っていた。そのため、小雪さんが今回仙台ロックに16日から出演しているのに、私が最初の五日間顔を出さないことを随分心配していたらしい。他の常連さんに「太郎さん、どうして来ないのですか?」と尋ねていたようです。出張や送別会が重なって来れなかったのですが、私はそれを聞いて、小雪さんがたまらなく愛おしく感じました。

 新人の鈴木あきほさんは、9月頭のSNAでデビューしたばかり。私はSNAに二日通ったのでしっかり憶えてくれてました。毎日持参する「今日のおやつ」を一番喜んでくれたのはあきほさんでしたね。仙台でしか味わえない生ものを中心に選びましたが、初めて味わう仙台の味に歓喜してくれました。ずんだもちとくるみゆべし等のもち系が大好物のようです。今公演が私にとって最後の仙台ロックと知って随分残念がってくれました。これまでも沢山の新人さんと、二三週目で仙台ロックで会うことで仲良くなれました。あきほさんがその最後の新人さんになったわけです。私としては、あきほさんにぎりぎり‘仙台の太郎さん’を味わってもらえて本当に嬉しく思いました。これからは、こういう形で新人さんと仲良くなることができないんだと思うとやけに感慨深くなります。

 今回の香盤では、アゲハさんの出演そのものが私にとっての最大のサプライズでした。直前10月中に穴埋めで入った川崎ロックに応援に行ったばかりで、その時「次はいつ会えるかな?」と話した矢先に、仙台ロックの最後の一名に名前が入ったのですから笑いが込み上げてきました。またアゲハさんは9月頭に仙台ロックに乗ったばかりということを考えると、今回は私のラストを飾るためにわざわざ乗ってくれた気分にさせられました。(笑)

 本公演のトリを飾った雪見ほのかさんは、この四年間で最も多く仙台ロックに出演し、最も多く仙台ロックでお会いできた踊り子さん。ほのかさんが私の仙台ロック最後を飾ってくれたというのも素敵な巡りあわせでした。今回は、ほのかさんと中味の濃いお手紙交換をさせて頂き、何度も胸にじーんと来ました。

 

 武藤小雪さんと安藤アゲハさんから楽日にお花を頂いたのはサプライズでした。私からはお花をあげたことがないのに、逆に私が頂いちゃって、、、申し訳ないやら嬉しいやら・・・感激が溢れ、心の中で泣いていました。

 アゲハさんが仙台ロック最後の記念に私とツーショット・ポラを撮りたいと熱望してくれ、踊り子さんと初めてツーショットを撮りました。私がお花をもって、何かくすぐったい気分になりましたが、いい思い出になりました。

 

 なお、木曜日恒例のパンプレで、私が、あきほさん、アゲハさん、ひめのさんと三人連続でじゃんけんに勝ったのは本当におまけでしたね。皆さん驚いていましたが、最後にこんなこともあるんですね(笑)。仙台最後の夜を三人のパンプレで気持ち良く過ごさせて頂きました。

ストリップの神様、ありがとう!

 

 仙台ロック・ラスト週、最高のメンバーに恵まれて、私としても、できる限り多く仙台ロックに通いたいと思っていた。土日や送別会の合間を縫って五日間通えたことに満足している。特に、10/27(火)、10/28(水)、10/29(木)のラスト三日間は印象的。そのうち、10/28(水)は赴任休暇をとり終日仙台ロックにいたので、たっぷり最後の仙台ロックを満喫できた。

 

 心が通い合える踊り子さんたちと過ごす楽しさ、もう仙台ロックで会えないという淋しさ、いろんな感情が交じり合う。これが私の仙台ロック最後と思うと、これまで沢山の踊り子さんと過ごした日々が走馬灯のように頭の中を駆け巡った。そして、すべてが素晴らしい思い出に昇華していくのを実感した。

 すべての踊り子さんに心から「ありがとう」と言わせて頂きたい。

 

 

平成21年10月                          仙台ロックにて