今回は、私のストリップ日記なので、ちょっと人には見せられません。杏野るりさんへの個人的な手紙にさせて頂きます。

 

 

H27年2月頭の大和ミュージック、杏野るりさんに会いに行く。

私のストリップ日記を振り返ると、前回お会いしたのが若松劇場が閉まる直前H25年6月29日なので、約一年半ぶりの再会になる。あの時、るりさんにとって初めての若松だったので、また若松で会いたいね!と話していたのに、その若松が今はもう無いと思うと無性に寂寞感が漂う。

るりさんから若松のときの預けポラを頂く。「そっかぁ~2013年の若松以来なんですね。もう若松、なくなってしまいましたね。」

 

公演2日目の2月2日(月)、会社帰りに大和に向かう。木更津から車でアクアラインを通ると渋滞がなければ一時間半くらい。19時半までに入場すれば、るりさんはトリなので三回目ステージに間に合う。

当日は驚くほど客が少なく(数名しかいない)、すぐに正面センター席に座れた。

るりさんはすぐに正面席にいる私のことに気付く。「照明がついて太郎さんのお顔を見つけた途端、テンション上がりましたよ(笑)」

朝からこんな客入りらしく、劇場自体がまったりしていた。まるで私の貸切状態。来て良かったぁ~と思う。「今週も、よかったら平日にふらっと遊びに来てね。毎日こんな感じでまったりだと思うので(笑)」

ちなみに今週の大和の香盤は次の通り。①橋口美奈(天板)、②一宮紗頼(道劇)、③月夜乃空(札幌ニューカジノ)、④伊吹千夏(東洋)、⑤五木麗菜(フリー)、⑥杏野るり(ロック)〔敬称略〕。今週は五木麗菜さんのなんと25周年。今週のお目当てはるりさんの他にも、仲良しの一宮紗頼さんと伊吹千夏さんがいるので、今週は大和で決まり。

 

最初に、るりさんのステージ模様を記しておくね。

3回目の作品は、西洋の戦闘用の格闘技をイメージさせられた。最初に、仮面を付けて登場するところがインパクトあり。パープル系の衣装で、どことなく西洋の鎧ぽい。

4回目の作品は、白い衣装で、大きなベールを振りかざして舞い踊る。

るりさんの振付は、運動量が多く、格闘技っぽいのが特徴だね。

一方、ベッドショーはかなりエロい。色白で、大きなバスト、そして眩しいパイパン。しかも180度も開脚するからエロさ満点。

よく見ると、アクセサリーは一切付けていない。手足のマニュキュアのみ、ダークブルーに輝いていた。

当日、お客が少なかったせいで、オープンの時に、盆周りの客に対してだけ、肩車オープン(両足を客の肩に置いてMオープン)をしてくれて、私は嬉しくて、くらくら~♡

 

まずは、2/2(月)~4(水)の三日間を大和に通う。翌日の5日(木)は雪のため行くのを断念。2/6(金)~8(日)は予定がある。また明日から2/9(月)~10(火)はるりさんに会いに行く予定にしている。

そのために今このレポートを2/8日曜日に書いている。なにを書こうかなと、この三日間のるりさんとの手紙のやり取りを読み直した。私としては近況報告として、この一年ほどの出来事で、るりさんに読んでもらえたらと思う幾つかのレポートを選んだ。るりさんの親しい方のレポートが多い。それにいつものように手書きでコメントを付け加える。それに対して、るりさんは私宛に丁寧に手紙を添えてくれる。いつもながら綺麗な字体でたくさん書いてくれる。

改めて、2/7土曜日の夜に、るりさんからの手紙を読み返したら涙が出てきた。

私への愛がたくさん溢れている。手紙は私自身である。そんな私の文章をこれだけ喜んで反応してくれるなんて・・・感激で胸がいっぱいになった。

私は惚れっぽいので沢山の踊り子さんをすぐ好きになる。女の人を好きになることは男にとってとても幸せなこと。愛されることはもっともっと幸せなこと。しかし、愛することは容易でも、愛されることは難しい。特に、このストリップの世界では、あくまで踊り子と客なのだから、そういうレベルまで関係が高まることはまず無い。ところがところが、るりさんの手紙を読んでいると愛されている喜びに満たされてくる。これはあり得ないことである。

 

最近の私は、かなりのハイペースで観劇レポートを書いている。以前は週に一編くらいだったのが、今では週に三編くらい書くかな。その分、一編が短くもなったが。踊り子さんとしては今週のステージは今週のうちに感想を聞きたいもの。やはり鮮度が大切。また、童話なんかも思いつきではあるができるだけ添付できればと思っている。以前に比べれば、かなりの量産体制になっている。仕事が早くなったというか(笑)、軽いノリで書いている感じかな。

読んでもらう相手は、もちろん踊り子さん。踊り子さんへの愛がレポート・童話の原動力である。

踊り子さん以外の人には見せるつもりもない。変に受け止められて何を言われるか分からないから。実際に私の手紙を踊り子さんへの不幸の手紙と呼んでいる人もいるようだ。信用できない人には見せたくない。ところが、最近、私の大阪東洋のスト仲間で、私の文章を気に入ってくれる人が二人現れた。気心の知れた仲間には、少しずつでも私のストリップに対する考え方を理解してもらうことも大事かなと思い始めた。心あるスト仲間だけでも、志を共にして、シュリンクしてきたストリップ熱を盛り返したいところ。

そのうちの一人が、私の文章を読んで、どれも踊り子さんに対する愛が詰まった作品だと絶賛してくれる。しかも沢山の踊り子さんに対してなので驚いている。彼が、踊り子さん同士で焼きもちをやかないか心配になるねと笑っていた。もちろん踊り子さんへの想いは濃淡が出るからね。

しかし、長くお付き合いしている踊り子さんなら、あるレベルを超えると、自分に関するものであるかないかはさておき、私の文章そのものを楽しんでくれる。他のお姐さんの話でも私が純粋にストリップを楽しんでいる姿が見えると微笑ましく思ってくれるようだ。文章はやはり私自身なのである。

るりさんはまさにそのレベルの踊り子さんだと感ずる。だからこそ、るりさんの手紙には私への愛が満ち満ちている。「やっぱり真正面に太郎さんがいてくれると自然と笑顔になっちゃうんですよね。私の出番を待っててくれる人がいるんだ♪って嬉しくなります。」「私、かなりの不眠症なんですけど太郎さんのお手紙を寝る前に読むと自然と心と体がほぐれて気持ちよく眠れるんです♪太郎さんの愛がつまったお手紙は、私にとって何よりも効果的な精神安定剤です。」

リングの話をしたら、浅草での「エアリアル・ティシュー」(布(ティシュー)の空中ショー)について沢山お話してくれて、すごく面白かった。さすが器械体操の経験者だね。浅草公演の動画を探したけれど辿り着けず・・・、どうしても観たいから、また試みてみるね。

 

私はストリップが好きになり、たまたま縁あって、踊り子と客として、るりさんと出会った。こんな私のことを愛してくれる女性に巡り合えたことが幸せでならない。しかも、るりさんのよう素敵な女性に。アイドルですからね(^0^)

ストリップの神様に感謝しても感謝し尽くせない。

今回、大和で改めてそう思ったよ。

 

 

平成27年2月                        大和ミュージックにて