ロックの踊り子・桜庭うれあさんについて、新作「Rock’s」を題材に語ります。
H29年6月中の大阪東洋ショー公演に顔を出す。
今週の香盤は次の通り。①美里麻衣(東洋)、②友坂麗(ロック)、③桜庭うれあ(ロック)、④荒木まい(東洋)、⑤清本玲奈(ロック) 〔敬称略〕。
桜庭うれあさんは二度目の東洋になる。今年1月結で非常に評判が良く、東洋ファンが首を長くして待っていた。約五カ月ぶりの再来演が実現した。
既に、大阪東洋ファンから連絡が入り、うれあさんがアメリカンテイストの新作を披露している情報が届く。熱心なうれあファンである名古屋のスト仲間と連絡を取り合い6月14日に大阪東洋で合流。当日は、東洋の日とあって朝から客が大入り。東京からの顔見知りの遠征客がいて、彼もうれあファンだったので一緒に盛り上がる。
今週初出しという新作「Rock’s」を拝見。前回の1月結でデビュー作(通称: りんご)と二作目「LOVE&PEACH!(通称: もも)」を観ていたが、全く趣きが違う。デビューしたばかりの新人がやるレベルの演目ではない。この変化・進化というか、新境地の作品に度肝を抜かされた。
最初に、暗転の中、舞台の中央に獣が低い姿勢で構えている格好で現れる。
ヒョウ柄の布を胸部と腰部に巻く。足元も布で巻く。髪を後ろに結び、頭にヒョウ柄の布や羽根を付けた輪を巻き付ける。野生人のイメージ。
ロック調の洋楽に合わせ、一曲目は盆で、二曲目は舞台に移って軽快に舞い踊る。
次に、その衣装を脱ぎ、黒いパンティ一枚の裸体になる。髪もオールバックで後ろに一つに結ぶ。銀色のイヤリング、ネックレス、両手のブレスレットが、とてもきらきらと鮮やかに輝く。
大きな毛皮のマフラーを持ち舞い踊る。そのまま、三曲目で舞台から盆に移動。
まさしく、うれあさんの素晴らしい肉体美を誇示するような表現が続く。身長158㎝でスリーサイズがB81.W58.H89のプロポーション。若くて色白で引き締まった身体が輝く。
最高のボディ・パフォーマンスを汗をかきながら熱演。幻想的な世界に引き込まれる。
私は演目名がなぜに「Rock’s」と呼ぶのか気になった。
単にうれあさんがロック所属だとか、ロックな曲を使用しているからというわけではないだろう。Rockを辞書で引くと、一般には‘岩’という意味。硬いイメージから‘堅固な支え’‘よりどころ’、また俗語として、宝石、コカイン、お金とか、面白いところでは複数形で卑語‘睾丸’という意味もある。
また、rockはとても固い物なので、とても強いマッチョな人に「rock」というあだなを付けるようです。映画の「ロッキー」のようにね。
今回の作品は、rockという言葉のニュアンスから石器時代を想定することもできそう。動物の毛皮を使用した衣装やボディ・ランゲージから、身体ひとつで勝負する太古の世界にタイムトラベルした気分になる。
観劇後、とてもすがすがしい気分になる。
デビュー八カ月の新人の三作目とはとても思えない、素晴らしい作品である。
今後の活躍が楽しみである。
平成29年6月 大阪東洋にて
