今回は、ロックの踊り子・花咲ぼたんさんについて、H30年10月結の大阪東洋ショー公演模様を、デビュー作「夢子ちゃん」と新作「キミに♡恋してる」を題材に語ります。
H30年10月結の大阪東洋ショー劇場に、初日から顔を出す。
今週の香盤は次の通り。①榎本らん(東洋)、②有沢りさ(ロック)、③花咲ぼたん(ロック)、④白鳥すず(東洋)、⑤荒木まい(東洋) 〔敬称略〕。今週は花咲ぼたんさんの東洋初乗り。
まずは、ぼたんさんから直接プロフィール等を教えてもらったので、ここで私のストリップ日記にメモさせてもらうね。
・2018年6月1日新宿ニューアートでデビュー。その後、7月中の川崎ロック、8月中の横浜ロック、9/1~20の浅草ロック、10月中の川崎ロックを経由して、今週の東洋で六週目となる。
・AV経験は? 「ないです。」
・名前は「自分で付けた」
・芸能人で似ているのは、「特にいません」
・誕生日は2月8日
・身長158㎝、スリーサイズB85,W60,H84
・血液型 B型
・出身地 東京
・趣味: 「創作が好きです。何か作ったりするのとか。」
また、ストリップに関しては、
・ダンス経験 「ないです。」
・ストリップに入るきっかけは、「紹介で。」
・やった感想としては、「とっても楽しいです。悩むことも沢山あるけど。」
・今後は続けますか?「今のところ」
・仲良しの踊り子さんは、「まだ始めたばかりなので・・・」
私の第一印象を正直に述べますね。気に障ったらごめんなさいです↓
初日からステージを拝見していて、この子の特徴、アピール・ポイントはなにかな?と思いながらステージを観ていました。また私の場合は、手紙で心の扉をノックしてみて、その反応も大きなポイントになります。その上で、今後応援させて頂くかどうかを決めていきます。
ロックには有名なAV嬢とか沢山いて綺麗な方ばかりです。またロック客にはそういうタイプを好んで通っている人が多いと思います。ぼたんさんはAV経験がないと言っているので、そういうタイプではなく、ごく普通のお嬢さんという感じを受けました。「ごく普通」と云うとダメなのかと聞こえるかもしれませんが全く違います。ストリップ客の多くは「普通のお嬢さん」を好みます。派手で目立つ女性は最初のうち注目されますが、次第に飽きられます。長く応援するには、会うたびに癒されるというか、とにかく疲れないタイプが一番なのです。だから、私の場合は手紙の反応で、その人の性格や私との相性を判断していきます。
ぼたんさんはルックスもスタイルも普通のお嬢さんタイプで、私としては気になる対象となりました。私もふつうに心がときめきましたよ。特にお顔には性格が出ますので、癒されるタイプだとも感じました。
最初のうちは慣れない舞台で緊張しているだろうから、ゆっくり反応を見ていこうと考えていました。私は東洋常連なので時間はあるので。私の笑顔も拍手も、そして手紙も童話も漫画も、すべてぼたんさんに対する心の扉のノックでした。後は、ぼたんさんが心の扉を開けてくれるかどうか。
五日目に嬉しい反応がありました。丁寧なお返事を頂き、また心に響いてくるものがありました。お陰で、こうして観劇レポートを書きながら、ぼたんさんの心の扉の中にお邪魔しようと思ったわけです。
さっそく今回の二作品を私なりに紹介します。
まずは、選曲は全てぼたんさん自身がやったのですね。それだけでも作品を味わう際にぼたんさんの音楽の好みが分かり手掛かりになります。1,3回目の演目がデビュー作で、振り付けは仙葉由季先生に付けてもらったのですね。ロックの新人さんは大抵そうですね。そして最大のポイントは2,4回目の演目が完全なる自作の新作ということですね。
では、1,3回目の演目(デビュー作)「駆け出しアイドル夢子ちゃん(略称「夢子ちゃん」)」。
最初に、清楚な白いワンピースを着て登場。肩出しで、胸から下を吊るしている。白い生地は刺繍入りで銀のポチポチが散見。清楚の中に気品を感じさせる素敵なドレスです。
頭には、白とピンクが混じった花輪を飾る。ショートヘアに似合っている。
手首に白いバンドをする。
足元は銀色にきらきらするハイヒールを履き、音楽に合わせて明るく楽しく踊る。
一曲目は、ラブライズ!のμ's(ミューズ)の「ユメノトビラ」。前に応援していた踊り子(引退)がμ's(ミューズ)の曲をよく使っていたのでラブライズ!は知っています。
二曲目は、capsuleの「Stay with You」(作詞:中田ヤスタカ、作曲:中田ヤスタカ)
CAPSULE(カプセル)は、日本の音楽ユニット。2001年にメジャーデビュー。メンバー2人(ボーカルのこしじまとしこ、プロデュースの中田ヤスタカ)は二人とも出身地は石川県金沢市なんだね。中田ヤスタカ流メロディに乗って、テクノポップぽく踊る。
一旦ここで暗転。
音楽が、YUKIの「うれしくって抱きあうよ」に変わる。彼女の20枚目(通算22作目)のシングル。YUKI(ユキ、1972年2月17日 – 現在46歳)は、日本の女性歌手。JUDY AND MARYの元ボーカリスト。北海道函館市出身。血液型はA型。本名は倉持有希(くらもち ゆき)、旧姓は磯谷(いそや)。1990年代前半より、J-POPという分野において、女性ボーカルによるバンド表現の進化発展に大きく寄与してきた。日本人女性の間では、カリスマ的な存在として認知されている。GiRLPOPの確立に貢献した1人でもある。
白い部屋着用シャツに着替えて現れる。下半身は白い紐パンのみ。茶色のテディベアを抱いている。顔と足の裏が白いクマさんだ。赤い紐を首に巻いている。
そのテディベアを大事に抱えて盆に移動する。
白いパンティを脱いで、テディベアの足に巻き付ける。
紺の首輪をする。手の指にはピンクのマニキュア。他には特にアクセサリーはないが、若さあふれるヌードに余分なアクセサリーは不要だね。
色白のステキなヌードだ。形のいいバスト、ピンクの乳首がぽちっと可愛い。セクシーなお尻。パイパンが眩しく、そそられる♡ 若さはちきれるヌードにおじさんは元気になる。
立上り曲は、一曲目と同じくμ's(ミューズ)の「Angelic Angel」(劇場版『ラブライブ!The School Idol Movie』挿入歌)。
さすが仙葉先生。ぼたんさんのダンスレベルに合わせて、デビュー作をしっかりまとめています。
次に、2,4回目の演目「キミに♡恋してる」。完全自作の、前週の川崎ロック公演中日から初出ししたばかりの新作。
白いブラウスの上に、紺色の吊りのワンピースを着て登場。上半身は、白い半袖ブラウスの襟に、紺のチェック柄の蝶ネクタイ。肩紐で胸から下に紺の吊りスカート。スカートは膝上丈。腹部は四角に白く釦が四つ。スカート前に小さな赤いリボンが二つ。紺のスカートの下に、茶色チェック地のスカートがのぞく。裾は白いフリル。頭には、赤と紺のチェック地のリボンを飾る。背中部には大きな紺のリボンを結ぶ。
ぼたんさんの「普通っぽい」魅力からすれば、こちらの衣装の方がお似合いですね。
かかとの高い黒い靴を履いて、音楽に合わせて踊る。
一曲目は、「アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ」(デレステ)のオリジナル楽曲「Kawaii make MY day!」。デレステは、バンダイナムコエンターテインメントからAndroid/iOS用に配信されている音楽ゲームアプリ。2015年9月3日にAndroid版、同年9月10日にiOS版がリリースされた。略称は『デレステ』。2017年7月20日~7月27日開催のイベント「Kawaii make MY day!」にてお披露目された楽曲。本家モバゲー版シンデレラガールズの初期衣装ユニット「イエローリリー」から派生した、中野有香(CV:下地紫野)、水本ゆかり(CV:藤田茜)、椎名法子(CV:都丸ちよ)の仲良し3人組、通称ゆかゆかのりこで構成される日常系キュート属性ユニット「メロウ・イエロー」による新曲。曲名の大文字表記部分「MY」は「Mellow Yellow」の頭文字との掛け言葉になっている。「もっともっとかわいくなりたい!」という女の子の気持ちを思いっきり詰め込んだ、超正統派のキュート系ガールズポップ。
二曲目も、ゲーム曲で、SiSH の2nd single「お願い☆My Boy」(2015年6月18日ゲーム内実装)。SiSH(she is so high)とは、ゲーム「Tokyo7thシスターズ」に登場するアイドルユニット。ナナスタシスターズから選抜されたメンバー、ウスタスミレ・クオンジシズカ・カミシロスイによって結成された3人組ハイ・ファイユニットです。
ポップな曲に合わせて、かわいい仕草の振り付けをしている。
ここで、一旦暗転。
白いシュミーズ姿で登場。白い花状の粒粒の紐を首の後ろで結び、胸から下の衣装を吊るす。胸元に可愛いピンクのリボンが付いている。生地が透け透けなので下の白いパンティが透けて見える。
三曲目は、蒼井翔太の「夏の約束」。これもゲーム音楽のようだ。「HAPPY+SUGAR」の癒しウェイターである来宮蘭々(CV.蒼井翔太)が、天使の様な可愛さで歌う。年齢:17 歳 星嵐学園 芸能科2年
盆の上で白いパンティを脱ぎ右手首に巻いてベッドショーへ。
立ち上がり曲は、一曲目と同じデレステの「恋色エナジー」。ノリノリで決める。この曲はアイドルマスター シンデレラガールズの楽曲。「THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 042 中野有香」に収録されている中野有香のソロ曲。正統派、王道、ド直球などといった言葉がぴったりなほど爽やかでキュートなラブソング。
選曲から見ても、ゲーム好きな今どきの普通の女の子というイメージが伝わってくる。
完全自作と言うだけあって、踊らされている感がなく、自分の好きなように自由に伸び伸びとした印象を受ける。こちらの作品の方がぼたんさんらしいと思えた。
新人で、しかもダンス経験もないのに、よく自分でこれだけの作品を仕上げられたものと思う。趣味・特技として「創作が好きです。何か作ったりするのとか。」と書いてくれたので、ステージ作品もそのひとつなのかな。ある意味、表現者としての才能を感じます。
ちなみに、お手紙にあった、先週の川崎ロックで、「振付の先生もしている踊り子のお姐さんにも観てもらって、よく一人で作ったね、全然ダメじゃないよ、と色々アドバイスを頂きました。」というのはMIKAさんですね。MIKAさんとは長く仲良くさせてもらっているのでピンと感じました。私もMIKAさんと同意見です。
ポラコメに色々と悩みが尽きないと話してますね。
スト仲間から、ロックの新人さんは皆ポラ1000円なので厳しいという話をよく聞きます。ポラが売れないと踊り子を続けるのも大変です。ポラを売るためには固定客を掴むしかありません。
客の心に飛び込むには、自分の心の扉を開けるのもポイント。私は昨日のお手紙で、ぼたんさんのファンになろうと決めました。客の心を掴む話は別の手紙でしましたが、客一人一人千差万別です。ポラを撮ってくれた人が自分に関心をもってくれた客なのだから、そうした人へのサービスを心がけたらいいでしょう。客の中にはストーカーまがいの変な人もいる可能性があるので客の見分け方もおいおい勉強していけばいいと思います。
綺麗どころの多いロックの中で1000円ポラが厳しければ、非ロックへの移籍もあります。非ロックの方が「普通の子」が多いですから、ぼたんさんのようなタイプには非ロックの方が向いている気がします。私自身、非ロック系の客ですから。ただ、実際に移籍した方もこれまでいましたが、事務所絡みとか色々と難しい問題があるようですが。
長々と書いてしまい失礼しました。
ぼたんさんに少しでも元気と勇気を与えられたら幸いです。これからも応援させて頂きます。
平成30年10月 大阪東洋ショーにて
『花咲じいさんと花咲ぼたんちゃん』
~花咲ぼたんさん(ロック所属)のデビューを記念して~
春早々の月夜。
空を見上げたら神々しく輝く三日月。その三日月の上の方から、一滴の雫がまるで滑り台を降りるように流れて、それが地球に向かって飛び出しました。
その雫は、ある家の裏の竹藪に落ちました。
その家のお爺さんが竹を取りに竹藪に入ったところ、一本の竹が神々しく光っていました。お爺さんが丁寧にその竹を切り取ると、中から可愛い女の子が出てきました。お爺さんは驚きましたが、その子を抱いて、家に連れて帰りました。家にいたお婆さんも小さな女の子を見て驚きました。二人の老夫婦は、子宝に恵まれなかった我々夫婦に神様が与えて下さったものと考えて大事に育てることにしました。名前をぼたんちゃんと付けました。
ぼたんちゃんはどんどん大きくなり、三ヶ月もすると、とても美しいお嬢さんになりました。
その家の隣には大きなさくらの木がありましたが、もう既に枯れていました。
ところが、ぼたんちゃんが家に来てから、木にたくさんの花が咲くようになりました。しかも、季節限定ではなく、一年中ずっと咲いているのです。いつしか、その家のお爺さんは花咲じいさんと呼ばれるようになった。
村の人たちは、足繁く花見をしに、その家に集まりました。
その様子を見ていたぼたんちゃんは、お世話になった花咲のお爺さんとお婆さんに恩返ししようと考え、さくらの木の下に舞台を作って、優雅な舞いを披露することにしました。
彼女の踊りは、これまで村人が見たことのない幻想的な舞いでした。月が優しく語りかけるような響きがあります。彼女が投げかける妖艶な眼差しに村人はうっとり酔いました。
次に、ぼたんちゃんは重々しい衣装を脱いで軽装になりました。そして、さくらの木の枝にリングを何個かぶら下げました。彼女はまるで女忍者のように数個のリングに飛び移り、リングの秘技を披露しました。まるで月面での宇宙遊泳のよう。拍手喝采。
最後に、ぼたんちゃんは一糸まとわぬ裸になった。そこには聖なるまで初々しい裸体があった。彼女の素肌はさくらの花のように透き通るピンク色。小柄だが、形のいい胸がふっくら、お尻が桃のように瑞々しい。そして、きれいな花びらを惜しげもなく見せた。ぼたんちゃんの華は周りのどんな花よりも美しく輝いていた。集まった村の人々は盛大な歓声を上げました。彼女の花びらに心が癒やされ、汚れた心が清められる気がした。これが本当の華見であった。
ぼたんちゃんは「枯れ木に花を咲かせましょう」と訴えました。
村は高齢化で老夫婦がたくさんいました。親切なお爺さんとお婆さんも、意地悪なお爺さんとお婆さんも、みんな、ぼたんちゃんの綺麗な裸体を見て元気をもらいました。お陰で、老夫婦の中にも再び子宝に恵まれた人もいたほどです。子供が増えると、家族も村落も栄えます。
さらに、ぼたんちゃんの舞台を見ようと、多くの人々がやってくるようになる。人の往来が盛んになれば村は自然と活気づく。
ぼたんちゃんの「枯れ木に花を咲かせましょう」という合い言葉は村の活性化に通じるスローガンになりました。
さて、ぼたんちゃんの噂を聞いて、さっそく遠方から五人の貴族がやってきました。
彼らは一目でぼたんちゃんを見初めました。五人はそれぞれたくさんの豪華な手土産を持参して何度も通ってきては、ぼたんちゃんに求愛しました。しかし、ぼたんちゃんは首を縦に振りませんでした。
ある日、お殿様がぼたんちゃんの評判を聞き、その村を通りかかりました。お殿様はぼたんちゃんの舞台にたいそう感服し、たくさんのご褒美をあげました。そして、お殿様からも城に上がらないかとの誘いがありました。
花咲のお爺さんとお婆さんの家は、ぼたんちゃんのお陰でたいそうなお金持ちになりました。十分に孝行してもらったと考えたお爺さんとお婆さんは、今後のぼたんちゃんの幸せを考えて、結婚を勧めました。
しかし、ぼたんちゃんは誰とも一緒になる気がありませんでした。また、お金や権力に執着しませんでした。あくまで「みんなのぼたんちゃん」として舞台を観に来てくれた人々に元気を与えられる、そんな踊り子人生を送る決意をしていました。
ぼたんちゃんはいつまでも「枯れ木に花を咲かせましょう」と踊り続けました。
おしまい
【花咲ぼたんさんからの事前のお手紙】
いつもお手紙ありがとうございます。お客様の視点で感じたこと、たぶん太郎さんはストリップを観ている期間がとても長いと思いますがそういう方の意見を聞けるのってとても貴重だし有難いなと思います。
私は先週川崎の劇場に出て、そこから東洋ショーに来ました。今出している2,4の自作は川崎の中日から出しているものです。今回いろんな事情があり、ダンスからベッド全て自作をしました。私の中では、ストリップのダンス(特にベッド)は独特なものだと思ってます。その基礎もなく、ダンスの経験もない私の自作を出すのがすごく勇気がいることでした。お客様はタダで観に来ているわけではありませんし、内心駄作ですみません・・と思って踊っている部分がありました。デビューからずっと観ていてくれているお客様は、いいと思うよ!と、コメントをくれています。振付の先生もしている踊り子のお姐さんにも観てもらって、よく一人で作ったね、全然ダメじゃないよ、と色々アドバイスを頂きました。
周りの評価が悪いわけではないのですが、自分自身の自信のなさと低評価のせいか意見をなかなか素直に受け止められなくなっているようです。もう少し自分も認める努力をしなくては・・と思います。心配して関東から着て下さっている方もいて、本当に有難いなと日々思っています。
この職業に限った事ではありませんが、お客がいてこそ、と思います。この職業はより、お客がいて私は舞台に立てると思うことが沢山あります。皆さんとても優しくて温かくて自分のことのように色々考えてくれて、そんな人たちのためにも観て元気になるようなステージを作っていけたらいいなと思っています。
太郎さんのお手紙はとても勇気をもらえます。ありがとうございます。楽しむことを忘れずに、少しずつ前進したいと思います。
【花咲ぼたんさんからのMyレポートに対するお手紙】
長い長い感想ありがとうございます。衣装から、曲の詳細まで本当に細かく書かれていて
頭が上がらないというか、愛がいっぱい詰まっていてとても嬉しかったです。ありがとうございます。
私は人見知りなのですが、人とお話したりお手紙を書くのは好きなようです。
関東から来た私は東洋ショーではポラの時にほぼお話が出来ない。スタッフさんも淡々と・・・色々お仕事をされてる中、ついてくれて大変だとは思うのですが、お客様に少し冷たいな・・と感じることが多々あります。
話は変わって、今回の新作ですが早乙女先生という方に振付をお願いしていたのですが、実際に振付をしてもらったところ素人から見ても酷すぎたというのと、ロック館は同じ劇場に乗る場合新作をもっていくルールがあり、先週乗った川崎の三日前に焦って自作しました。ご本人からも聞いていましたが、その先生は色々あって浅草以外は出禁になっているようで、MIKAお姐さんにも、あの人は・・・と言われました。太郎さんはご存知か分かりませんが。
先生の悪口を言いたい訳でもなく、振り付けしてもらえる!と安心しきっていた私も悪かったなとは思うのですが色々あるものですね。
「できるかできないか」よりも「やるかやらないか」だったので自作を決行しました。そのお陰でだいぶ心が疲れてしまった部分もあるのですが、ここが苦手だなとか色々気づくこともあったのでマイナスだけではないと思ってます。
デビュー作、浅草、新作と各劇場で有難いことにお姐さんに観てもらって「アイドル系が似合う」と言われました。出始めは明るい可愛いのがいいよ!というお姐さんも沢山います。でも、笑顔って作るのは大変で疲れるからたまには暗めの演目とか、その時の気分で踊れるものがあってもいいと思うよとコメントくれたお姐さんもいました。歴の長いお姐さん達の言葉って心に響きます。私だけじゃないんだな、という安心感もあり。感謝ですね。