白石さやかさん(ロック所属)の、2020年7月頭の大阪東洋ショー劇場における公演模様を、デビュー作「fairytail」を題材に、「MIKAさんの幻を追いかけて」という題名で語りたい。
2020年7月頭の大阪東洋ショー劇場に顔を出す。
今週の香盤は次の通り。①白石さやか(ロック)、②楓彩(ロック)、③有沢りさ(ロック)、④あらきまい(東洋)、⑤星崎琴音(ロック) 〔敬称略〕。
今週は、白石さやかさんが東洋初乗り。
まずは、白石さやかさんからプロフィール等を教えてもらったので私のストリップ日記にメモさせてもらうね。
・2020年2月1日、川崎ロックにてデビュー。その後、2020年3月結の横浜ロック、6月結の川崎ロックを経て、今回の東洋が四週目になる。この後、7月結の新宿ニューアート、8月結のライブシアター栗橋が予定されている。
・AV経験・・・「なし」
・名前を付けたのは「MIKA姐さん」
・有名人で似ていると言われるのは「 」
・誕生日は9月29日(てんびん座)
・身長162cm スリーサイズ:B81W59H86
・血液型 A型
・出身地 芸能人も公表を嫌がる某県(?)
・趣味は「海外ドラマ」
・特技は「特技と言える程のものはありませぬー」
・好きなもの「 」
・好きなキャラクター「 」
・好きなアニメ「アニメあまり見ないのです・・」
また、ストリップに関しては、
・ダンス経験は「なし」
・踊り子をするきっかけは、「元々スト客でMIKA姐さんに背中を押してもらったこと」
・ストリップをやった感想としては「観るのとやるのとでは全然違う・・・!」
・今後は続ける気はありますか、「コースを戴ける限り続けたいです」
・仲良しの踊り子さんとしては、「三村妃姐さん」
・憧れの踊り子さんは、「MIKA姐さん」
私の第一印象としては次の通り。
事前に、関東のスト仲間から情報が届く。今度、東洋にのるからヨロシクとのこと。外見はスリムな女の子であることは分かる。
あるスト仲間が白石さやかさんのブログをLINEに張り付けて送ってきた。「文章を書くのが好きな子なので太郎さんと気が合うかも」とある。そこでブログの最初のところを目を通してみた。MIKAさんの名前が出てきて驚く。MIKAさんのお客さんだったんだ!
MIKAさんのデビュー以来の熱烈なファンである私としては、もうそれだけで白石さやかさんに関心が向いた。
今週は、デビュー作一個出し。「選曲はほぼMIKA姐さん、振付はMIKA姐さん」。
改めて、さすが!という選曲ですなぁ~♪ ちなみに「デビュー作地上完結バージョン」とのポラコメをもらいましたが、もしかしてさやかさんもMIKAさんのような「空中バージョン」にも挑戦されているのですか? 気になってしまった(笑)。
さっそくデビュー作「fairytail」のステージ内容を私なりに紹介したい。
盆の上からスタート。パープルのドレス姿で登場。肩出しで、首から足元まで流れるドレス。首のところやスカート部に花飾り。頭にも右側に同じ色の花飾り。銀のハイヒールを履く。
緑の長い蔓や葉が付いた白い花を二つ、両手に持って、音楽に合わせて踊る。
一曲目は、DAISHI DANCEの「MOONRISE....MOONSET」feat. Chieko Kinbara。この音楽、最高に気持ちのいい入り方だね♪ これはヴァイオリニストの金原千恵子さんをフィーチャーした曲。メロディアスなヴァイオリンとピアノの融合(フュージョン)が、とても印象的な癒し系の一曲。
DAISHI DANCE(ダイシ・ダンス、1976年 - )は、日本の男性ミュージシャン、DJ、リミキサー。現在は日本でDJ活動をしているが、自身のCDをリリースする以前の頃は地元の札幌市を中心に活動していた。 DJだけでなくその為の楽曲制作も積極的であり、以前はメロディアスな哀愁ハウスミュージックが特徴だったが、2012年頃からはEDM色が強くなっている。
音楽が変わり、一旦、暗転して着替える。
次は白っぽいワンピースドレス。胸元が水色で、そこから下は白っぽい。スカートの丈は前上がりで膝上、そして後ろ下がりの形状。スカートの裾は白いフリル状。手首にも白い布。頭にも同じ色彩の花飾り。銀のハイヒールを履いて、音楽に合わせて踊る。
二曲目は、Taylor Swiftの「Today Was a Fairytale」(意味:今日はまるでおとぎ話のようだった)。
さやかさんから教えてもらった曲名メモには「Today was a fairytail」とあったけど正しくは「Today Was a Fairytale」だね。
(歌い出し)♪「Today was a fairytale 今日はおとぎ話のようだった. Time slows down 時はゆっくり過ぎて. Whenever you're around いつでもあなたはそばにいる. But can you feel this magic in the air? あなたはこの魔法にかかった様子が分かる?」
テイラー・スウィフト(Taylor Swift、1989年12月13日 - 現在30歳)は、アメリカ合衆国のカントリー、ポップシンガーソングライター。女優として映画やテレビドラマにも出演している。グラミー賞10回受賞(32回ノミネート)されている。
音楽が変わる。衣装を脱ぐ。白いTバックが色っぽい。
白いドレスに着替える。左肩は肩出しで露出してあり、一方の右肩から下にピンクのフリルが下に流れる形。
髪を垂らすと、背中の方まである。最初は短いかなと思ったけどけっこうロング。
三曲目は、シークレット・ガーデンのインスト曲。
シークレット・ガーデン (Secret Garden) はアイルランド/ノルウェーのニューエイジ・ミュージック、新古典派音楽を演奏する2人組。ノルウェー出身の作曲家・ピアニスト、ロルフ・ラヴランド (Rolf Løvland) とアイルランド出身のヴァイオリニスト、フィンヌーラ・シェリー (Fionnuala Sherry) によって構成されている。インストゥルメンタルの楽曲が多い。 日本ではニューエイジ(癒し系音楽)として分類されることが多い。 1994年に発売されたアルバム内の楽曲「ノクターン」(Nocturne) が1995年のユーロビジョン・ソング・コンテストでグランプリに輝き、これをきっかけに1996年にアルバム『ソングス・フロム・ア・シークレット・ガーデン』でメジャーデビューを果たした。このファーストアルバムは世界中で100万枚以上を売り上げ、 ノルウェー、韓国でプラチナディスクを、アイルランド、香港、ニュージーランドでゴールドディスクを獲得している。またアメリカ合衆国のビルボード・ニューエイジ・チャートでも、1996年-1997年にかけて長期に渡りチャートインしている。 彼らの最も有名な曲は、2002年のアルバム『レッド・ムーン』収録の「ユー・レイズ・ミー・アップ」であり、ジョシュ・グローバン、ウエストライフなど多くのアーティストにカバーされている。
四曲目も、横山克のPianoSolo曲「弟みたいな存在」が続く。横山克の手によるTVアニメ『四月は君の嘘』の主題歌。
ハイヒールを履いたまま、ベッドショーへ。
白いパンティを脱いで左手首に巻く。最初遠くから見たらパイパンかと思ったが、薄いがナチュラルヘア。色白でスリムなボディ。綺麗でうっとりする♡
右手首にガラス系のブレスレット。プラチナのように輝く。ピンクのマニキュア。
ベッド曲は、EGOISTの「この世界で見つけたもの」作詞作曲:ryo(supercell).
(歌い出し)♪「泣いてるだけなんてもう嫌だから行かなくちゃ今までありがとう今夜は風が気持ちいいね ありきたりでだけど私にとっては大切で特別なそんな感情キミがくれたんだよ全部 ...」
楽曲プロデュースはsupercellのryoが手掛け、ヴォーカリストは、2,000人を超える応募者の中から選ばれた17歳の少女「chelly」! supercell完全プロデュース“EGOIST”待望の1stアルバム「Extra terrestrial Biological Entities」の12曲中10曲目。2012.09.19リリース。
テレビアニメ『ギルティクラウン』の劇中アーティストから誕生したEGOISTのアルバムで、1stシングル「Departures 〜あなたにおくるアイの歌〜」と2ndシングル「The Everlasting Guilty Crown」に新規で収録される曲が10曲収録されている。 タイトルの『Extra terrestrial Biological Entities』は、自分が居る場所と桜満集の生死が不明な上で生き続けることから付けられており、内容自体も「楪いのりが月に行って歌っている」構成になっている。
立ち上がり曲は、リベラの「Song of life(生命の奇跡)」。天使の歌声でステージを締める。拍手喝采
日本のNHK ドラマ「マドンナ・ヴェルデ」主題歌。
リベラ(Libera)はイギリスの作曲家ロバート・プライズマン(英語版)が創設・主宰し、サウスロンドンを拠点として活動している少年合唱団。正式発足は1998年。
ステージを拝見しながら、選曲や振付にMIKAさんをたくさん感じた。
ここ最近、MIKAさんに会っていないなぁー。一時期はMIKAさんを追いかけて仙台や広島にもよく遠征したものだ。最近は空中ショーを極めて、天空の人になってしまい(笑)、なかなかストリップの舞台に乗ってくれなくなったからなー。
今ではMIKAさんは多くの後輩さんたちに振付をしている。今週一緒の星崎琴音さん、他にも中条彩乃さん、花咲ぼたんさん等。不思議と私が気に入る踊り子さんがMIKAさんに振付してもらっている。私は彼女たちのステージからMIKAさんを感じる。そして、彼女たちの観劇レポートをMIKAさんに渡すとすごく喜んでくれる。
今や、直接的なMIKAさんのステージではなく、MIKAさんが振付したステージとその踊り子さんを応援するようになる。それは私がきっとMIKAさんの幻を追いかけているのだと思う。星崎琴音さんや中条彩乃さんの活躍、そして花咲ぼたんさんが辞めてしまったことに一喜一憂する。弟子たちの元気にMIKAさんの元気を重ねてみる。そして今回、白石さやかさんというMIKAさんの愛弟子とお会いできたことに運命を感じました。さやかさんが踊り子を続けてくれる限り、私はファンとして応援することをお約束します。ここ大阪東洋中心の応援になりますが。
私はこれまで、MIKAさんのステージの観劇レポート、そしてステージから得たインスピレーションでたくさんの創作童話を書きました。いつもMIKAさんがすごく喜んでくれて褒めてくれます。最近の私はお絵描きブームになり、私の創作童話にお絵描きしてくれる踊り子さんも増えた。最初のうちは「私は絵は苦手」と言っていたMIKAさんも、会う度にお絵描きしてくれるようになる。やはりMIKAさんの絵は味があり上手い。いまや私の宝物です。ロックの他のお姐さんが「MIKAさんの絵は貴重ですね。太郎さん、MIKA姐さんに本当に愛されていますね。」と言ってくれます。今度、さやかさんにこれらのコピーをあげるね。
最後に、余談になるけど、気になったタイトル名について。
タイトル名は「fairytale」が正しいのかな?
ちなみに「フェアリーテイル」には2パターンある。「fairy tale →おとぎ話」「fairy tail →妖精の尻尾」。後者名の漫画もあるね。
全体のステージのイメージとしては「fairytale」が相応しそうだが、さやかさんが妖精であるMIKA姐さんの後を追ってデビューしたという意味では「fairytail」もありかなとも思える。
そこで「fairy tail →妖精の尻尾」に特別な意味があるかなとネットで調べてみたが見当たらない。
たまたま「チャンスの女神に後ろ髪はない。女神の前髪を掴め。(The goddess of chance has no back hair. Grab the goddess's bangs.」」ということわざが目に入る。
私は髪の毛が薄くなって、髪という言葉には敏感に反応しちゃいます(笑)。また、先ほどさやかさんのヘアは薄いと話しました。さやかさんの毛はちょっと掴みづらいですね。(笑)
この女神の後ろ髪ということわざについての、ネットの解説はこうです。
チャンスの神様が、あなたの横を犬のように走り抜けて行くイメージで考えてください。その犬(神様)をあなたはとっさにつかまえようとします。その犬(神様)は頭の前髪がふさふさしているのですが、あなたはそれをつかみそこねたとします。「しまった!でも後ろ髪のほうをつかめばいいや」と思っていたら、後ろ髪はなくてつるつるしていたために、結局つかみそこねて、犬(神様)は逃げてしまう……そういう比喩です。
この言葉の語源については、発端はレオナルド・ダ・ヴィンチの言葉らしい ( 『レオナルド・ダ・ヴィンチの手記』 岩波文庫より )
(1) ローマ神話の 「豊穣多産の女神」 "フォルトゥーナ(Fortuna)" が、ギリシャ神話の 「運命の女神」 "テュケー(Tyche)" と同一視され、「幸運の女神」 となる。 もちろん髪の毛は普通にある。
(2) さらに、ギリシャ神話において概念の異なる二人の 「時の神」として、計ることのできる、流れる 「時間」 を意味する "クロノス(Chronos)" と、ターニングポイントなどの一瞬の 「時」 を意味する "カイロス(Kairos)" がいる。このカイロス神は、頭にひとつかみの前髪だけが生えた、肩とカカトに翼を持った少年。一瞬にして目の前を走り抜ける "カイロス" = "チャンス(好機の時)" を捕まえるには前髪をつかむしかない。 通り過ぎた後を追いかけても、後ろ髪が無いので捕まえられない。・・・ これが本来の出典。
この(1)、(2)の事柄を (意図的にか?) 混同したレオナルド・ダ・ヴィンチの言葉より「幸運 (運命) の女神の前髪」 説ができあがる。
これを読んでいたら、ひとつ童話ができたよー♪
さやかさんとの出会いの記念にプレゼントします。エロい童話ですみません↓
2020年7月 大阪東洋ショーにて
【白石さやかさんからのコメント】
ステージの感想もとっても嬉しいです。
私もMIKA姐さんと一緒でイラストは描けないです。
本当のデビュー作は空中バージョンで、この地上バージョンは二週から出してるのですよ!空中はシルクで立ち上がりの曲を変えてやってます。私の選曲は2曲目のみです!空中バージョンは5曲なのです。
実は英語は喋れるので、2曲目は歌詞にこだわっています!お手紙にもらった和訳も実はニュアンスが違って、
「あなたが近くにいる時はいつも時がゆっくりになるの(スローモーションのイメージ)
魔法みたいなこの感じもあなたも感じられるかしら?」
と、とってもキュートな、恋におちる瞬間の乙女心なんです。
私がデビューしたいと思った時からMIKA姐さんに出会って、思い描いていた以上のデビューを叶えることができた。そんなfairytailもかけています。
私なりのストーリーもあって、その演じているのですが、それはまた長くなるのでブログでご紹介しますね!今日もありがとうございます。
空中バージョンの最後の曲はprisoner of loveという曲のピアノverを使っているのですが、東洋での空中は初の連投と自分一人で吊りどころを作らないといけないことなどからMIKAママの許可がおりないのでやれないかもです。
『ストリップの妖精の尻尾は掴まえられない』
~白石さやかさんの演目「fairytail」を記念して~
冬もようやく終わり、もうすぐ春が来ようとしていた。
ボクは厳しい寒さが続いた間、ずっと部屋の中でゴロゴロしていた。
そういう今朝も太陽がとっくに顔を出しているというのに、未だベッドの中でうとうと。
そこに、春の陽気に誘われるように一匹の蝶々が飛んできた。アゲハ蝶のような大きな羽根、身体は黄緑色。20㎝近くもある。蝶々がこんな大きな身体をしているはずがない。よく見ると、虫の六本足ではなく、人間のような手足が付いている。
すると、その物体は「もう外は春だよ。いつまで部屋でゴロゴロしているつもりなんだい!」とまるでボクを小馬鹿にするような口調で話し出した。
ボクは目を凝らして、その飛んでいるものを見詰めた。
可愛い顔をしている。お茶目な瞳で、ボクに微笑んでくる。まさしく妖精だ。いったい何の妖精だろう。妖精にもたくさんの種類がある。よい妖精もいるが、悪魔崩れの妖精もいるから気を付けないといけない。
「外に出たら、幸福の女神に出会えるかもしれないよ。」 妖精は言う。女性に縁のないボクはその言葉に弱い。
「わかった! 君の言う通りにしよう。だからボクのことを、その幸福の女神のところに案内してくれないか。」ボクは下手になってお願いした。
「いいよ。付いておいでよ。」 妖精は軽い返事。
ボクは急いで着替えて、一緒に外に出た。
妖精はボクの前を大きな羽根を使って飛ぶ。ボクは妖精の後を追うのが大変だった。
先を行く妖精の尻尾が左右に揺れるのを見ながら、この尻尾に掴まっていければ楽なのになぁ~と思っていた。しかし、妖精というのは儚い存在。尻尾に触れた瞬間に消えていなくなるような気がした。
妖精はボクを場末のストリップ劇場に案内した。
妖精はストリップ劇場の看板が見えたところで、急に高く舞い上がり、そのまま一人で先に劇場の中に入っていった。
ボクは妖精を追いかける形で、劇場の受付で入場料金を払って中に入る。
場内の扉を開ける。大きな音楽が耳をつんざく。明るいライトが目に眩しい。
舞台の上に一人の踊り子が踊っていた。まるでバレリーナーのような身のこなし。
その踊り子の顔を見て驚いた。先ほどまでボクを案内してくれた妖精そっくり。もちろん大きな羽根も尻尾もない。肌は黄緑ではなく、透き通るように白い肌。衣装を脱ぐと、均整のとれたプロポーションのヌード。まさしくビーナスの輝き。ボクは一目で彼女の美しさに魅了された。
ボクは場内で座る席を探した。すると回転盆の正面センター席が空いているではないか。かぶり席である。ラッキー♪ ボクは急いでそこに座る。
座るやいなや、彼女はボクの前に来て、目の前でオープンショーを始めた。
彼女が足を開くと、そこにも美しい顔があった。私にはそう思えたのである。ひとつ目、二つに分かれたお鼻、おちょぼ口。上部にかわいい前髪がちょこんとのっている。女神には前髪しかないと言う(※参照)。ボクには彼女こそ「幸福の女神」に思えた。
ボクが下の美しい顔に見とれていたら、二つに分かれていたお鼻が大きく広がり左右に伸びだした。どんどんどんどん羽根のように大きくなる。その谷間に別のピンクのお口が見える。大きな羽根はボクの顔を優しく妖しく挟み、まるでボクの顔をピンクのお口で食べちゃうように包み込む。妖しい香りに包まれボクは気を失いそうになる。
一方、彼女の下のお顔の顎が伸びて、それが長い尻尾に変わった。尻尾はボクの身体に巻き付いた。そして、尻尾の先はボクの股間を刺激し出した。快感の激震が走った。ボクは完全に気を失った。
目が覚めたとき、ボクは自分の部屋で布団の中にいた。今のは全て夢だったのか。。。
ボクはベッドから起き上がり、シャワーを浴びた。さっぱりしたところで、いつものストリップ劇場に向かう。
今日はどんなストリップの妖精に出会えるかな。今日の踊り子は幸福の女神だったらいいな・・・でも今日の踊り子には前髪がなくつるつるしていた。この子は残念ながら幸福の女神じゃないな(苦笑)。
おしまい
『リング物語』リングの心
~MIKAさん(ロック所属)の三周年作品「rain」を記念して~
祈祷師たちが政(まつりごと)を行っていた古代日本。
ある村に立派な神社があり、そこに大きな鉄製のリングが神器として祀られていた。年に一度の村のお祭りに運び出され、そのリングを使った演技が催された。
今年は特別な年で、神社に住んでいた祈祷師の娘・ミカ姫が年頃になり、花婿候補を選ぶことになっていた。リング演武の勝者が花嫁候補の権利を与えられる。ミカ姫は貴賓に溢れ、それはそれは美しい娘で、男なら誰もが一目で虜になりました。だから、若者たちはそのリングの競技に参加すべく躍起になりました。
一人の若者が、前のお祭りの時にミカ姫を一目見て、その美しさに驚愕し、ずっと恋心を抱いていました。若者の名前をサワテといいました。
彼はとても精悍で端正な顔つきをしていました。サワテは山奥に住んでいて、小さい頃から猿が遊び相手だったので、木々の間を自由に移動できるほどの身のこなしができました。
彼は山から村に出てきて、リング集団の浅葱族に入りました。そして、憧れのミカ姫のためにリングの練習に励みました。仲良しの猿モンチがやってきて、リングを使ってくるくるとアクロバテックな動きをします。彼もモンチの動きを真似るように動きました。浅葱族の主アゲハはサワテの資質に目を付けていました。
浅葱族というのは、その村に伝わるリング演武を伝統的に継承している集団でした。リングを平和の象徴として崇め、あくまで美しい演技を追求していました。アゲハはリング演武の第一人者で、まるで無重力のごとく空中でアクロバテックな美しい動きができました。まさに名前のごとくアゲハ蝶の舞。浅葱族の誰もがアゲハを尊敬していました。
アゲハは若い頃から浅葱族の中で頭角を現しました。ところが、もう一人の若者がアゲハのライバルとして存在しました。彼は天羽と云いました。二人は同じ師匠のもと、技を磨き、競い合いました。
天羽は筋骨隆々の身体つきをしていて、彼のリング演技はパワーとスピードがモットー。いつしか、重いリングを殺戮の武器として使用することを考えました。実際、天羽は村々の戦争に参加して英雄視され出しました。
師匠はリングを殺戮の道具に使用したことを激怒し、天羽を破門しました。
天羽は浅葱族を去り、新たに天羽族を立ち上げました。そして、筋骨隆々の若者を集め、リングの一大組織を作り上げました。天羽は天羽族の主として君臨。
今回の花婿候補を選ぶ祭りに、天羽族からも若者が参加することになっていました。
今回のリング競技は、浅葱族と天羽族の因縁の対決となりました。
アゲハは浅葱族の代表としてサワテを選びました。そして個人指導を始めました。
サワテはアクロバテックな動きが得意で、リングの周りを縦横無尽に動き回りました。アゲハは彼の資質を認めるも、リングにおける心技体を徹底的に教え込みました。まず「動中静あり」を指導しました。激しい動きは、ひとつの静かな決めのポーズを導くためにある。動の中にある静こそが大切。次に「静中美あり」。その静かな決めポーズには美が要求される。美しくなければリングではない!とアゲハは断言しました。この「動中静、静中美」の精神をサワテの身体に沁み込ませました。
ある日、天羽族のスパイが浅葱族の練習を覗き見していました。そのスパイを浅葱族の若者たちが見つけアゲハの前に連れ出しました。ところがアゲハはスパイを開放し、しかも練習を見て、見たままを天羽に伝えるように話しました。
そしてサワテの方を向いて、こう語り始めました。「いいか、サワテ、よく聞け! リングというのは神器であり平和の象徴なのだ。リングのこの輪は、人の輪=和である。だから決して殺戮に使用してはならないのだ。」
「我々浅葱族は、リングの精神を継承していかなければならない。美こそが人の心を癒し感動させる。だから我々は美を追求していく!」
サワテは頷きながら、リングの上で数々のポーズを決めていきました。サワテは神のみがなしうるレベル、リングの神技を身に付けました。
祭りの日がやってきました。
リングの演技に近隣からたくさんの若者が参加しましたが、最後は天羽族と浅葱族の一騎打ちになりました。
最初に演技した天羽族の若者は、黒い衣装で登場。筋肉質な身体で表現する力強いパワーと目にもとまらぬ高速回転のスピードが他を圧倒しました。振り乱した髪から汗が飛び散り、その汗が光に反射してキラキラ輝きました。息もつかせぬ演技が終わり、観客は感嘆の溜息をもらしました。
一方の浅葱族の若者サワテは、白い衣装で登場。端正な顔に白い鉢巻をしていました。地元の勇者の登場に観客の興奮は最高潮。彼は優雅に舞い始めました。俊敏な動きと美しい演技に観客はうっとり。そして神技のポーズを次々と決めました。そのたびに、応援に来ていた猿たちがキーキーと騒ぎ立てました。
どちらにもたくさんの拍手が送られました。どちらも素晴らしい演技だったので、正直、甲乙つけがたい感じ。
二人の演技を黙ってみていたミカ姫は、立ち上がって二人の若者に近づきました。そして、サワテの頬にキスをしました。ミカ姫はリングの美に惹かれたのでした。その瞬間に大きな拍手が巻き起こりました。
サワテはめでたくミカ姫を娶(めと)ることができました。二人のお蔭で村には平和が続きました。
おしまい

