木葉ちひろさん(ロック所属)の、2019年5月結のDX歌舞伎における公演模様を、演目「だからボクは音楽を辞めた」を題材に、「ヨルシカの世界」という題名で語りたい。
2019年5月結のDX歌舞伎に、初日から顔を出す。
今週の香盤は次の通り。①北川れん(道劇)、②ちるちる☆いちる(TS)、③青山ゆい(東洋)、④空まこと(ロック)、⑤木葉ちひろ(ロック)、⑥中条彩乃(ロック)、⑦羽多野しずく(ロック)、⑧桜庭うれあ(ロック)〔敬称略〕。
最初に、木葉ちひろさんからプロフィールを頂いたので、ここでメモしておきたい。
・2018年10月21日、川崎ロック座デビュー。その後、12月頭に横浜、2019年に入って1月1-31日の浅草、3月結の川崎、4月結の横浜とロック系が続き、今回のDX歌舞伎が初の他劇出演となる。今週が六週目。
・名前を付けたのは「マネさん(マネージャーさん)」
・芸能人で似ているのは「プーさん」
・AV出演経験「AV女優です」
・誕生日 10月6日
・身長171㎝
・血液型 A型
・出身地 内緒
・趣味 舞台観劇
・特技 側転
・好きなもの プーさん、セーラームーン、しろたん
私の第一印象を述べたい。
関東のスト仲間から、ロックで木葉ちひろさんという可愛い子がデビューしたという噂は聞いていた。私は今週、中条彩乃さんの応援でDX歌舞伎に来たが、ちょうどいいタイミングで木葉ちひろさんに会うことができた。
噂通りのチャーミングな娘で一目で気に入った。しかも、彩乃さんから「私の後輩でかわいがっているので応援してあげてね」とお墨付きまでもらう。彩乃さんに言われなくても応援しちゃうよ。
ちひろさんはルックスがいいだけでなく、171㎝という長身でプロポーションがいいのでとてもステージ映えする。ダンス経験もありそうだし、運動神経が良さそう。側転を特技と言っているくらいだから何かスポーツをやっていたのかな。
好きなものという質問に、私の好きな「くまのプーさん」と「セーラームーン」があったのにも嬉しくなる。
ちなみに、ストリップに関する質問には次のように答えてくれた。
・ダンス経験は「YES!」
・ストリップに入るきっかけは「ダンス経験あるならやってみる?ってマネさんに」
・ストリップをやった感想としては、「楽しいです」
・今後は踊り子を続ける気はありますか 「YES!」
・仲良しの踊り子さんは「中条彩乃姐さん、雪芽さゆり姐さん、
橋下まこ姐さん、牧野れいな姐さん」
・憧れの踊り子さんは「矢沢ようこ姐さん」
さっそくデビュー作の内容を紹介しよう。
まず、「選曲・振付とも自分」とのこと。しかも「全曲がヨルシカ」とのこと。
初めて聞くミュージシャンだ。ちひろさんの趣向を知りたいので、すぐにネットで調べてみた。ヨルシカというバンド名も、また「だから僕は音楽を辞めた」という曲のタイトルにも興味を引かれる。
ヨルシカは、日本のロックバンドである。2017年結成。
ボカロPとして活動していたn-bunaが、過去のワンマンライブにゲストボーカルとして参加したsuisと結成。メンバーはボーカルのsuisとコンポーザーであるn-bunaの2名。
ヨルシカというバンド名は、1stミニアルバム『夏草が邪魔をする』の収録曲「雲と幽霊」の歌詞の一節「夜しかもう眠れずに」から取られた。
2018年5月9日に発売されたアルバム「負け犬にアンコールはいらない」はオリコン週間ランキング5位を獲得。
<メンバー> n-buna (ナブナ) - ギター。全楽曲の作詞作曲、及び編曲を担当。
suis (スイ) - ボーカル。全楽曲のボーカルを務める。
n-bunaについて、もう少し調べてみた。
n-buna(ナブナ)は、日本の男性ミュージシャン。VOCALOIDを使用して楽曲を制作する「ボカロP」でもある。
<経歴> 岐阜県出身。中学校2年生のときにエレキギターを購入し、音楽活動を始める。その後、母親からノートパソコンをもらい、デスクトップミュージックを始める。
2012年、ニコニコ動画に「アリストラスト」を投稿し、ボーカロイドプロデューサーとしての活動を始める。その後、2013年に投稿した「透明エレジー」で、ニコニコ動画のVOCALOIDカテゴリのデイリー総合ランキングで自身初の1位になる。ここから活躍が始まる。
<音楽性> 情景描写と心理描写を重ねた情緒的な歌詞と、ギター・サウンドを中心とした印象的なメロディが特徴。
さて、ステージ内容に入る。
フード付きの、青っぽいパーカーと黒いスカートというラフな格好で登場。青の上着には星など宇宙を描いた赤い絵柄が入っている。黒い靴下に黒い靴を履いて、音楽に合わせ軽快に踊る。
一曲目は、ヨルシカの「あの夏に咲け」。ノリのいい楽曲。
音楽が変わり、パーカーを脱ぐ。下には白いセーラー服が現れる。赤いリボンをし、金ボタンが左右に三つずつ並ぶ。
赤いヘッドフォンを付ける。後ろに髪をひとつ結び。
二曲目は、ヨルシカの「準透明少年」。これも面白い楽曲。音楽に合わせ踊る。ダンスセンスがいいね。自分で振付するなんて凄い。
音楽が変わり、赤いヘッドフォンを外し、靴と靴下を脱ぐ。また頭の結いを解くと肩までの黒髪がなびく。
三曲目は、ヨルシカの「靴の花火」。バラード調。
そのまま盆に移動。花道でセーラー服を脱ぐ。白いパンティが見える。
ベッドショーへ。
形のいいバスト。白いパンティを右手首に巻く。パイパンが眩しい。大きなお尻がセクシー♡
アクセサリーはネックレスのみ。マニキュアもしていない。これだけキレイなヌードがあれば余計なアクセサリーなんて不要だね。
ベッド曲は演目のタイトルにもなっている「だから僕は音楽を辞めた」。
この「だから僕は音楽を辞めた」というタイトルに物語性やリアル感を感じ、興味を持って調べてみた。・・・
「ウミユリ海底譚」「メリュー」「夜明けと蛍」等の多くの人気ボカロ楽曲を投稿してきたボカロPでありコンポーザーでもある“n-buna(ナブナ)”が、今までに行ったライブでボーカルを務めていた“suis(スイ)”を迎えて結成したバンド「ヨルシカ」の1stフルアルバムが『だから僕は音楽を辞めた』。
コンセプチュアルな作品作りで、その文学的な物語性でリスナーを引き込んでいくのがn-buna(G・Composer)の作る楽曲の魅力のひとつだが、今作では見事に「物語」として、トータルで「音楽を辞めることにした青年が遠い異国に旅に出て、エルマという女性に向けて楽曲をしたためる」というストーリーが貫かれている。しかし、そのフィクション性や物語性とともに立ち現れるのは、どこまでもn-buna本人のパーソナルな感情や経験に基づく思考、そこで見た景色であり、コンセプト的に描かれる「青年」はすなわちn-buna自身なのではないかと、誰もが想像することだろう。この作品、可能ならばぜひ、初回限定のボックスを手にしてみてほしい。その梱包方法や、歌詞とともに綴られた「エルマへの手紙」にも、この「物語」は表現されているからだ。・・・
n-buna(ナブナ)もミュージシャンとして魅力的だが、suis(スイ)という歌声がよくマッチしているね。素敵なボーカルと巡り合えて、n-bunaもラッキーだね♪
木葉ちひろさんとの出会いを縁に、ヨルシカの世界にしばし浸ってみたい気分だ。
2019年5月 DX歌舞伎にて