熊野あゆさん(ロック所属)の、2019年11月中の大阪東洋ショー劇場における公演模様を、1周年作「魔法にかけられて」を題材に、「くまあゆはストリップ界のディズニープリンセスだ」という題名で語りたい。

 

 

2019年11月中の大阪東洋ショー劇場に顔を出す。

今週の香盤は次の通り。①桜庭うれあ、②西園寺瞳、③雨宮依織、④みおり舞、⑤熊野あゆ 〔敬称略〕。全員ロック所属。

 

熊野あゆさんは、9月結以来、約二か月ぶりでの東洋となる。今年三回目で、今回は早めの来演となり、あゆくまファンとしては嬉しい限りである。10月結に一周年を迎えたばかりで、私としても一周年作を拝見するのを楽しみにしていた。事前に、あゆくまファンから一周年作品の情報が入っていた。

 

前作(3作目)「アリスインワンダーランド」に続き、ディズニーものになる。私は2007年作品である映画「魔法にかけられて」を観たことがなかったので、さっそくツタヤでレンタルして観てみた。さすがにディズニーものはよくできていて内容も面白い。最近のディズニー映画は過去のアニメ作品を実写化しているものが多い(「シンデレラ」「美女と野獣」「ダンボ」等)が、この映画「魔法にかけられて」に登場する主役のジゼル姫は9年ぶりのディズニープリンセスであると同時に、実写でスクリーンに登場する初のディズニープリンセスであると報道されている。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると次のように紹介されている。・・『魔法にかけられて』(原題:Enchanted)は、2007年に公開されたディズニーのミュージカル映画。主演はエイミー・アダムス。 現実のニューヨークに迷い込んだ異世界のお姫様が巻き起こすドタバタ劇を、2Dアニメーションと実写で描き分けている。

あらすじはこうだ。・・・

おとぎ話の世界アンダレーシアに住むジゼル姫はエドワード王子と出逢ってその日のうちに婚約する。しかし、王子の継母である悪の魔女ナリッサは自分が女王の座を奪われることを危惧し、ジゼル姫を「永遠の幸せなど存在しない世界」現代都市のニューヨークに追放してしまう。

大都会で路頭に迷ったジゼル姫は仕事帰りの弁護士ロバートと娘のモーガンに助けられる。ロバートとモーガンは浮世離れしたジゼル姫の言動に困惑するが、天真爛漫な彼女の人柄に触れ、次第に家族のように打ち解けてゆく。一方、エドワード王子と勇敢なリスのピップはジゼル姫を救い出すため現実の世界へ駆けつけるが、女王の手先ナサニエルの妨害によってなかなかジゼル姫を見つけることができない。

やがてジゼル姫は現実の世界での恋愛の仕方と魔法の国での“永遠の愛”との違いを知り、また次第にロバートに惹かれつつある自分に気づき、戸惑いを隠せなくなっていくのであった。

 

 

 長い前段になりましたが、これを踏まえ、あゆくま一周年作品「魔法にかけられて」の内容を紹介する。

 あゆくまの最初のお姫様ドレスが圧巻である。映画の原題Enchantedとは、「(魔法にかけられたかのように)うっとりさせる」という意味だが、あゆくまのお姫様ドレスは完璧である。バゼル姫に相応しい。

  髪をうしろにひとつ結びして、銀のティアラを載せる。プラチナのイヤリングとネックレスがきらきら輝く。

 純白の白いドレス。ふわっとした半袖の肩パット。胸元の白いリボン。裾広がりのスカート。銀のハイヒールを履いて、音楽にのって踊る。

 二匹のリスを持って、話しかける。

 一曲目は、魔法にかけられてオリジナルサウンドトラックより「True Love's Kiss (真実の愛のキス)」。エイミー・アダムス、ジェームズ・マースデンが歌う。本作の冒頭、アニメーションでのシーン。アンダレーシアの森で狩りをしていたエドワード王子が美しい歌声に惹かれてジゼルと出会い、お互いの理想に叶って恋に落ちた二人が明日の朝には結婚式を挙げようと誓い合うシーンのミュージカルナンバー。

 一旦、お盆近くに来る。

 音楽が変わる。

 金の箒(ほうき)でお掃除。華麗にスキップ。

 二曲目は、魔法にかけられてオリジナルサウンドトラックより「Happy Working Song(歌ってお仕事)」。エイミー・アダムスが歌う。ロバートの家で一晩過ごしたジゼルが朝目覚め、窓外に向かって一声掛けると、街中のネズミや鳩、ゴキブリがリビングに大集結し、ジゼルの歌声と共に皆で掃除を始めるシーンのミュージカルナンバー。

 バスケットの中から、白いシャツを取り出す。そして、それに魔法をかけて、素敵な白いドレスに変える。

 音楽が変わり、袖に入って、さっきの白いドレスに着替えて登場。そのまま盆に移動。

 三曲目は、魔法にかけられてオリジナルサウンドトラックより、数々のディズニーの映画音楽を手掛けたアラン・メンケンのインスト曲「Girls Go Shopping(舞踏会の準備)」。   ジゼルが舞踏会に行くための衣装を、モーガンと一緒にショッピングするシーンに流れる曲。

 近くに来たのでアクセサリーを再確認。ティアラ、イヤリング、ネックレスがきらきら輝く。左手首に純金のブレスレット。左手の人差し指に大きなダイヤのリング。右手の人差し指と小指にリング。ブルーと銀のマニキュア。銀のハイヒールを履いたまま。

 ベッド曲は、ディズニープリンセスベストから、シャノン・サウンダースの『The Glow(ザ・グロウ)』。

 立ち上がり曲は、映画の主題歌であるキャリー・アンダーウッドの「Ever Ever After」。

エドワード王子がナンシーと結婚し、ジゼルがロバートと幸せに暮らす姿が紹介されるラストシーンから「THE END」に掛けて流れる楽曲。2007年にグラミー賞最優秀新人賞を受賞したアメリカのカントリーミュージシャン、 キャリー・アンダーウッド(Carrie Underwood)の歌うこの楽曲は、シングル盤としても発売され、ミュージック・ビデオは映画同様アニメーションと実写映像で構成されている。

 

 

 この物語の面白さは、おとぎの世界のファンタジーと現代社会のリアリティのギャップにある。

 ジゼルは「『いつまでも幸せに』なんていうことがどこにもない世界」(a place where there are no "happily ever after")へと飛ばされてしまう。それが現代のニューヨークというのが話のミソだ。おとぎの世界では「二人は永遠に幸せに暮らせる」が、現代社会は離婚なんて当たり前だ。バゼルは、この二つの世界の常識の違いに戸惑い、次第に「真実の愛」に対する考え方を変えていくようになる。

この映画は一見、おとぎの国から来たジゼルが現実世界の恋愛を学ぶという「ディズニーによるセルフパロディ」「夢と魔法の否定」「ファンタジーからリアリティーへの移行」に焦点が当たっているように見えるが、実はそうではない。

この映画の中では「出会って1日、2日で恋に落ちて結婚するなんておかしい」ということが何度も語られる。が、最終的にはジゼルとロバートは出会ってたった2日で恋に落ち、真実の愛のキスを交わし、「いつまでも幸せに暮らしましたとさ」(happily ever after)の結末へとつながっていく。

また、過去に愛していた妻に一方的に別れを告げられた経験から、「愛は幻想」「夢は叶うなんていうたわごと」("dreams come true"non sence.)と話すロバートに対して、ジゼルは「夢は本当に叶う」("But dreams DO come true.")と反論する。

つまり「魔法にかけられて」は、セルフパロディによる「夢と魔法の否定」に見せかけた、夢と魔法にあふれた映画なのです。

「想いを伝えて」("That's How You Know")のシーンではセントラル・パークにいるミュージシャンをはじめとした見知らぬ通行人が、ジゼルによって魅せられ(enchanted)、およそ現実世界とは思えないようなミュージカルシーンへと発展します。

また、私のお気に入りのシーン。弁護士のロバートが担当していた離婚裁判の当事者バンクス夫妻は、ジゼルの言葉によってお互いを見つめ直し、離婚を取りやめます。

純粋無垢に「真実の愛」や「夢は本当に叶う」ということを信じているジゼルによって、街が、名も知らぬ人々が、現実主義者のロバートが、魔法にかけられる("Enchanted"される)という映画なのです。

 

 

 最後に余談になりますが・・・

私はこの映画が面白くて二日続けて観ました。映画作品の面白さに感激したものの、正直言って、私としては主役のジゼル姫にはもっと若い娘を付けてほしかった。元々ディズニー側はより有名な女優を割り当てようとしたが、監督のケヴィン・リマはジゼルの役柄を引き立てるために映画への出演数が少ない女優を探して決めたようだ。

ジゼル姫を演じた主演のエイミー・アダムスはさすがに歌も上手で演技派ではあるが、2006年4月12日に映画のクランクイン時には既に31歳(1974年8月20日生まれ、現在45歳)になっていた。どうしてもディズニープリンセスは十代の若い娘のイメージがあることと、女優エイミー・アダムスが現役最年長の踊り子である星愛美さん(大阪晃生所属)に少し顔が似ているために、途中からイメージがダブってしまい私としては映画にのめり込めなくなってしまった。(笑)

ちなみに、ディズニー『魔法にかけられて』続編が進行中 ─「いつまでも幸せに暮らしましたとさ」の10年後が舞台に、脚本完成済みらしい。タイトルはその名も"Disenchanted"。その原題の意味は『魔法がさめて』。10年の時を経て魔法が解ける!!笑

そしてエイミー・アダムス45歳。40歳のプリンセスかぁ~ 楽しみではあるが、当然、不安でもある 笑

私としては、あゆくまの方がバゼル役に相応しいと思っているよん。

 

 

さて、ストリップは、私にとって魔法にかけられる世界です。童話を書いてみますね。

 

 

2019年11月                          大阪東洋ショーにて

 

 

【熊野あゆさんからのコメント】

東洋ショーへお帰りなさい♪「魔法にかけられて」の映画はとっても素敵なので是非観て下さい♡

以下は、質問の答え。

1.テーマは自分で考えました!

今年の夏に一人でニューヨークに行く前にニューヨークが舞台の映画を何か観ようと思い、何となく手にしたのが「魔法にかけられて」でした。もう本当に感動して、更に主人公の好奇心旺盛に性格が私にとても似ていたので大好きになりました。周年作は是態にドレスを着たいと思っていたので、この演目に決めました。

2. 構成と選曲は、みおり舞姐さんと相談しながら一緒に決めました。

3. 衣装は私が決めました。姐さんにアドバイスを頂き、既製品のドレスとベッド着にキラキラを付け足しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                        2019年11月

『魔法の穴に落ちて』  

~熊野あゆさん(ロック所属)の1周年作「魔法にかけられて」&演目「アリスインワンダーランド」を記念して~

 

 

 ご存知、おとぎ話の世界アンダレーシアに住むジゼル姫は、エドワード王子の継母である悪の魔女ナリッサにより、井戸の穴に落とされてしまいます。

 ジゼルが行き着いた先は、現代のストリップ劇場でした。‘穴つながり’なのでしょうか!?

 ジゼルはそこで働くことにしました。そして、熊野あゆという芸名でデビューすることになります。ちなみに、あゆはジゼル姫だけでなく、アリスも演ずることになります。一人二役というか、人材が足りなかったのでしょうか。そういえば、アリスもうさぎの穴に落ちましたから、やはり‘穴つながり’なのですね。(笑)

 

 かわいらしい熊野あゆは一躍ストリップ界の人気アイドルになりました。得意の洋裁で手作りの素敵なドレスに身をつつみ、素敵な歌を唄います。

 すると、ネズミのような客、野鳩のような客、あらあらゴキブリのアンディ(アンディ、ゴキブリ役にして御免↓)まで集まりました。「変なお客さんが多いけど、みんな熱心に応援してくれるからいいわ」とあゆは思いました。(笑)

 ステージに立つあゆは、まさにディズニープリンセスのオーラを放ちました。あゆのヌードはビーナスの輝き。観客は魔法をかけられたようにうっとり♡

 ベッドショーでは、観客の視線がLOVEビームのように降り注ぎます。まるでLOVEキッスのシャワーです。

 あゆは思いました。「一人の王子様の真実のキスもいいけれど、踊り子として沢山のファンから受けるLOVEビームも真実の愛だわ。」

「私はここで生きよう!」あゆは強く決意しました。

 

                                    おしまい    

 

         

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ネバーランドの美人コンテスト』

 

 ネバーランドで、美人コンテストが催されることになりました。

 ネバーランドの住人は大騒ぎ。なぜなら、ネバーランドには、たくさんのお姫様が居ますが、美人№1を選ぶなんて信じられないことです。それぞれがみな美しくて選べないんじゃないかなと心配されます。

 それでも、ピーターパンとウェンディは忙しく開催の宣伝に回っていました。

 

 どんなお姫様が名乗りをあげてくるのでしょうか?

 

 ご存知、白雪姫が最初にエントリーしました。美人コンテストと聞いて、お供の七人の小人たちが黙っていられません。白雪姫は知名度では誰にも負けないと豪語しています。。

 

「美女と野獣」のベルも出演します。推薦者の野獣は「ベルが一番だ!」と大きな声で吠えています。

 

 アラブ世界からジャスミンも出場。推薦者はもちろんアラジン。「アラブから美人№1を出さないと先祖のクレオパトラ女王に顔向けができないよ」と言ってます。

 

 本命と目されていたシンデレラももちろん出演していましたが、評判が今ひとつ。

どうも継母とその姉妹が足を引っ張っているようです。相変わらず困ったものです。

 

 不思議な国からアリスも来ました。彼女はこのコンテストの趣旨が分からないと不思議そうな表情をしています。終わったら、トランプかチェスでもしよう!と言っています。

 

 眠りの森のオーロラ姫は、まだ眠っているのか、出演していません。

 

 なぜか、自由の女神が大きく手を上げています。「あなたはネバーランドの住人じゃないから出場できません!」とピーターパンが諭しています。

 

 だいたい出そろったでしょうか?

 おや、日本のストリップ界から踊り子代表として熊野あゆさんが出演しています。

 なんで出場できるのかって!? 自由の女神と同じじゃないかって!?

いやいや、ストリップは大人のネバーランドですもん。劇場の扉を開けると、そこには「音と光、愛と夢の世界」が広がっています。

いつかストリップのディズニー映画を製作してみたいものです。(笑)

 とにかく、私は熊野あゆさんに一票!

                                   おしまい