今回は、前田ののさん(ロック所属)における、H30年8月頭の大阪東洋ショー劇場の公演模様について、「アイドル一直線」という題名で語りたい。
H30年8月頭の大阪東洋ショー劇場に中日から顔を出す。
今週の香盤は次の通り。①ゆきな(東洋)、②前田のの(ロック)、③春野いちじく(TS)、④白鳥すず(東洋)、⑤みおり舞(ロック) 〔敬称略〕。今週は若手を揃え、私のお得香盤。
前田ののさんの出演は前回の7月結からなんと一か月後と随分早い。それほどに、ののさんは今や東洋の人気者である。
今回の演目は夏の作品を二つ揃えてきた。1,3回目ステージは「夏まつり」、2,4回目は「マーメイド」。
作品「夏まつり」は浴衣姿で花火を楽しむ風情を演ずる。
最初に、質素な紺の浴衣姿で現れる。白い花柄がかわいい。よく見ると白い花の中にはピンクがあり紺の芯がある。水色の帯で、後ろにはピンクのリボンが付いている。
頭には紫の髪飾り。両耳から金のイヤリングがキラキラと垂れる。質素と述べたがとてもオシャレだね♪
足元は木製の下駄で、ピンクの鼻緒がかわいい。
一曲目はwhiteberryの「夏祭り」。一気に甘酸っぱい夏気分にさせてくれる。Whiteberry(ホワイトベリー)は、1999年にメジャー・デビューした日本のガールズバンド。北海道北見市出身の女子によって1994年に結成された。1999年にメジャーデビュー。2000年9月に発売された「夏祭り」(JITTERIN'JINNのカバー曲)はTBS系「ふしぎな話」の主題歌に起用され、オリコンチャート最高位3位を記録する大ヒットとなり、この楽曲で第51回NHK紅白歌合戦に出場した。2004年に解散。
花火模様の団扇を持って踊る。
二曲目はFlowerの「熱帯魚の涙」(Flowerの7枚目のシングル。2014年6月11日に発売)。しっとりと流れるメロディ。
花道で踊る。帯をとる。最初にピンクのリボンを、次に水色の帯。そして着物を脱いで、紺の下着姿に。
三曲目は大塚愛の名曲「金魚花火」。懐かしいね。
袖のところで紺の下着を脱ぎ、裸のままタオルと風呂桶を持って盆へ移動。
盆で花柄の黄色・水色の薄い衣装を着る。
ベッド曲はDAOKO×米津玄師の「打上花火」。
まさしくアイドルという曲を次々と並べてくるねぇ~♪
盆近くでアクセサリーを目で追う。純金のイヤリングに十字架ネックレス。手首に金・銀のブレスレット。純金のリングが三つも指に。右足首にも金のブレスレット。そして白いマニキュア。いやぁ~アクセサリーがいっぱいで、すんごいオシャレだよね♪
もうひとつの作品「マーメイド」は、東洋二回目になる昨年2017年6月結公演で一周年作「ひまわり」と一緒に演じていた。私は二日間しか観劇できずレポートできなかった記憶がある。是非もう一度観たいと思っていたので今回拝見できて凄く嬉しかったよ。
この作品を拝見した時に、この子は間違いなくアイドルの王道を歩む!と実感した覚えがある。それ以降、彼女のステージを観るのがとても楽しみになった。毎回必ず観劇レポートを書くようになった。その後の活躍をみて、その予感は的中した。
今回遅ればせながら、作品「マーメイド」を観劇レポートして私のストリップ日記に記録しておきたい。次の通りの内容である。
映画『リトル・マーメイド』でアリエルが歌う音楽「パート・オブ・ユア・ワールド」(Part of Your World) のアレンジバージョン(サントラ)が流れる。
ののさんがベージュのドレス姿で現れる。髪を後ろにひとつ結び。トレスは両肩がふっくら丸みを帯び、裾広がりのワンピース。銀のハイヒールを履いて舞い踊る。
一旦、ここで暗転。
幕が開くと、大きな大きなパステルカラーの貝殻が現れ圧倒させられる。その中に、人魚アリエルに扮して横たわる。
髪には真っ青なヒトデ模様の髪飾り。
白いブラ、キラキラの青いミニスカート。銀のハイヒールを履く。
映画でセバスチャンが歌う明るい音楽「アンダー・ザ・シー」にのって楽しく踊る。
熱帯魚のフランダーやカニのセバスチャンがいる。アリエルは黄色と水色の魚フランダ―と一緒に踊る。
ここで一旦、簾のスクリーンが閉まる。
映画での王様のナレーションが聞こえる。人間に憧れるアリエルの行動を嘆く台詞。
アリエルが青い透け透けの衣装に着替えて登場。青い生地の中に、黄色・白・ピンクのポチポチ班がある。宝箱から人間が使うグラスを取り出して眺め、人間に憧れるアリエル。
アリエルが陸への想いを切々と唄う名曲「パート・オブ・ユア・ワールド」が流れる。
そのままベッドショーへ。ベッド曲は日本の女性ボーカルが歌う曲。
今回の作品二つを観ていて、ののさんは今や「ロックのアイドル王道をまっしぐら」と感ずる。若さが爆発、かつ人気も実力もブレイクしている。
平成30年8月 大阪東洋ショーにて
【前田ののさんからの返事ポラコメ】
レポートありがとう。演目名は「マーメイド」。曲名はあってるよ。最後の曲だけE-girlのアミちゃん(Dream Amiでソロデビュー) の「ドレスを脱いだシンデレラ」だよ。
『踊り子になった人魚』
~前田ののさんの作品「マーメイド」を記念して~
人魚は、岩場に座り、長い黒髪を垂らし、憂いを含んだ悲しい瞳で遠くの海面を眺めていました。
昨夜も海が荒れ、客船が一艘沈みました。
人魚には、海に沈んだ人々の想いを察知することができました。それは決して人魚が望んだ能力ではありませんが、自然と人々の悲痛な声が伝わってくるのでした。だから、人魚はいつも物悲しい眼差しをしていました。
客船には一人の有名なピアニストが乗っていました。
彼は右腕が無く「左手のピアニスト」として有名な方で、世界中の人々に感動の音色を届けていました。
人魚は客船に積んでいた彼のピアノを弾きました。有名なピアニストが乗り移ったように素敵な音楽が海面を響き渡ります。たくさんの魚たちが人魚の放つ音色に酔いしれました。
客船には一人の有名な宇宙飛行士が乗っていました。
彼はもうすぐ地球を発ち火星に向かう予定でした。まさに選ばれたエリート。しかし長く飛行訓練をしてきたのに彼の夢は叶いませんでした。
人魚は風の神様に頼んで、彼の魂を天高く舞い上げました。するとタイミング良く、星の神様が手を伸ばし、彼の魂を宇宙に連れて行きました。彼の想いはひとつの星になったことでしょう。人魚は空を見上げて優しく微笑みました。
その船には有名な方が他にもいましたが、人魚は、ある名もない女の子のことが気になりました。彼女は踊り子です。
彼女は新天地で、大好きな踊りと自慢の裸体でたくさんの男性を喜ばせてあげることを夢みていました。楽しい音楽と明るい照明の中で、舞い踊りたい・・・
彼女の強い想いが、人魚の心に伝わりました。
人魚は美の権化。彼女の気持ちが痛いほど分かりました。
人魚は、海の中に舞台を作ることにしました。たくさんの海の生き物たちが人魚に協力しました。舞台に向かう道に海藻が緑の林を作り、珊瑚が大理石のステージを、貝類が石段を担当しました。そうして豪華な舞台が出来上がりました。
人魚がステージに現れると、大きな歓声と拍手が沸き起こりました。
演奏団が凄い。タツノオトシゴたちがラッパを吹きます。サンマたちが笛を吹きます。フグが大きなお腹を膨らませて太鼓を鳴らします。サメがお互いの身体をこすり合わせてバイオリンの音を出します。
たくさんの生き物たちがステージにかぶりついていました。カニはにこにこしながら大きなはさみでⅤサインを出しています。カニの目は突出してきょろきょろとしていましたが、出目金も負けずに目が飛び出でそうなほどに観ています。ヒラメやカレイは上目づかいで人魚の足元を舐めるように見上げました。
人魚のあまりの美しさに、エビはエビ反りになりました。タコは人魚の美しさに完全に骨抜きになりました。
ステージのクライマックスには、くじらが大きな潮を吹きました。
人魚はみんなに見られながら踊るのが、こんなに快感だとは思いませんでした。また、なによりも、観ているみんながこんなに喜んでくれるとは思いませんでした。
人魚はストリップの魅力にはまりました。機会があったら人間になりストリッパーになることを夢見ました。
おしまい

