今回は、ロックの踊り子・前田ののさんの大阪東洋初乗りについてレポートします。

 

 

 H29年3月中、前田ののさんが大阪東洋ショー初乗りとなる。

 先だって、東洋の掲示板に前田ののさんのかわいいお顔の大きなポスターが貼られた。すごくキュートなイメージ。AVに詳しいスト仲間が「かわいい娘だよ」と話していた。私はAVは観ないので実際にお会いするのを楽しみにしていた。また、場内に応援隊のスタンド花が出ていて、彼女の人気の高さを示していた。まえのんという愛称なんだね。

 ステージに現れた瞬間、キュートなルックスはポスター通りだった。つぶらな瞳に、おちょぼ口、あどけない顔立ち。生年月日が1995年7月1日というから、まだ21歳の若さ。

 お顔は誰に似ているのかなぁ?「芸能人だと、カトパン(加藤綾子、アナウンサー)、前田敦子(AKB48)、さくらいひなこ(桜井日奈子、モデル・女優)です。」なるほどほるほど・・・

 スタイルは小柄でぽっちゃり型。身長148㎝、スリーサイズB90W59H88。特に胸の大きさにため息が出る。あどけない顔に不釣り合いなほど大きなバスト。そのため、私の第一印象は「キュートなミルクタンク」。

 後から詳しく話すが、このミルクタンクには、若くてきれいなヌードだけでなく、彼女の大きな可能性が秘められている。

 

今週3月中の香盤は次の通り。①美里麻衣(東洋)、②六花ましろ(道劇)、③上野綾(東洋)、④前田のの(ロック)、⑤徳永しおり(ロック)〔敬称略〕。今週は六花ましろさんと前田ののさんが東洋初乗り。

初日一回目のステージは緊張気味だったが、徐々に持ち前の明るさでハッスルしてきた。私の手紙にも最初反応しないかなと思っていたら、私の質問にどんどん答えてくれて、嬉しい悲鳴。文章が好きそう。仲良くなれそうな予感がする。

 

本公演の前田ののさんは二個出し。1.3回目は演目「初恋の絵本」、2.4回目は演目「SEI♡SHUN」。まず、私的にタイトルがかわいく思え、この命名のセンスの良さが気に入った。

前者の演目「初恋の絵本」はこんな内容。

白とピンクのかわいい衣装を着た少女が登場。「My First Love Story」と書いた絵本をもっている。白いロングブーツを履いて楽しく踊る。

絵本を開くと「そして私は大人になっていく」と書かれている。

場面が変わって、赤い着物姿で登場。紫の和傘を振り回して踊る。そして、桜の枝と、金と赤の色柄の煙管を持ってベッドへ。

かぶり席で彼女の裸体を近くで見ていたら、透き通る白い肌とバストの美しさに魅了される。バストは大きく形がいい上にピンクの乳首がきれい。

私の感想としては、後半部を着物姿ではなく、演目名「初恋の絵本」のトーンのまま、大人の女性なるドレス姿にしてほしかったかな。例えば演目「SEI♡SHUN」の後半部のように。

よく、ひとつの演目の中に、和と洋を両方取り入れたがる方がいる。両方見せたいという気持ちは分かるものの、せっかくのテーマがぶれてしまう気がする。和なら和で最初から最後まで通す、というのが作品を引き締める。

 

後者の演目「SEI♡SHUN」はこんな内容。

白いブラウスと赤いチェック柄のスカート。黒いソックスに黒い靴。背中までのロングヘア。典型的な美少女スタイル。まさにタイトル通りの青春群像。

次に、ピンクの花輪を持ち、花の刺繍入りの白いふわふわラグジュアリードレス姿。盆に移動し、盆の上に四つの花輪を置き、ベッドショーへ。

近くで眺めると、右耳に真珠のイヤリング、右手に銀のブレスレット。マニキュアはしていない。彼女は若さが輝いているのでアクセサリーとしては十分だね。

OPショーはバトンを華麗に扱って動き回る。バトンは中学生の時にやっていたらしい。

なるほど運動神経がいいはず。ダンスは地下アイドルの時にやっていたと答えてくれた。

いろいろ質問したら丁寧に答えてくれるのですごく嬉しかったし、好感をもった。

 ステージについても教えてもらった。

 演目「初恋の絵本」は先生に作ってもらって自分でアレンジし、次の演目「SEI♡SHUN」はなんと自分で作ったとのこと。「自分で普段ポラ館ではステージ作るのが好きなんです♪」というから驚きだ。

 この子は自分のメルヘンの世界をもっていて、それを自分で表現する術を知っている。ストリップに興味をもつきっかけは「浅草を観て好きになりました」と話してくれたが、彼女は踊り子になるべくしてなった踊り子の申し子かもしれない。彼女のミルクタンクに入っているものは踊り子としての大きな可能性だと感じた。「もちろんストリップは大好きなので続けます」と言ってくれるので将来が楽しみな逸材だ。

 

 まえのんのイメージから、こんな創作童話ができたよ。題名は「ちちまる子ちゃん」。プレゼントするね。

 

 

平成29年3月                         大阪東洋ショー劇場にて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ちちまる子ちゃん』 

~前田ののさんに捧げる~

 

 

 ちびまる子ちゃんのクラスが社会科見学でストリップ劇場に行くことになった。なぜ小学三年生がストリップ劇場に行くことになったのかは分からない。また担任の戸川先生がそれを認めていたのかどうかも分からない。その点は突っ込まないでほしい。

 

 まる子の仲良し、たまちゃんととし子ちゃんは、きれいなお姐さんに会うのを楽しみにしていた。とくに、たまちゃんはメガネの奥で好奇心の瞳がきらりと輝いていた。

 クラスの男の子たちは大変。なにがなんだか分からず、大はしゃぎ。はまじはタッタララッタ♪と踊り「ちょっとだけよん」と加藤茶のまねをして、みんなを笑わせていた。仲良しのブー太郎はブー・ブーと言って、はまじに合せていた。

 

 さて、クラスでストリップ観劇。

 その後、出演を終えたお姐さんと座談会。前田ののさんがお相手をした。

 キザな花輪くんが「お姐さんのステージ、最高でした!」と興奮を抑えられないように言う。藤木くんは唇を青くしながら、じっと興奮を抑えていた。玉ねぎ頭の永沢が目を細めてののさんを舐めるように眺める。

 クラス委員の丸尾くんはくるくるメガネをさらにくるくるさせながら「ストリップはズバリ、芸術ですね」と真面目に言う。

 ののさんは、男の子たちのかわいい反応を喜んだ。

 

 女の子たちの方がもっとストリップに興味津々。

「お姐さんもステージもとてもキレイで憧れます。わたしたちも大人になったら踊り子になれるでしょうか?」と真剣に質問した。「女の子はみんな華をもっているから誰だってステージに立てるわよ」とののさんは笑顔で答える。

 ののさんは、すぐ前にいたちびまる子ちゃんの笑顔がかわいく思い、「どうして、ももこさんはみんなから‘ちびまる子ちゃん’って呼ばれているの?」と尋ねた。「ちびで丸顔の女の子だから、そう呼ばれるようになったの」と答える。

「お姐さんのおっぱいは丸っこいから‘ちちまる子ちゃん’って呼んでいいですか?」とまる子は言う。「‘ちちまる子ちゃん’って凄くいいネーミング。気に入ったわ。」とののさんは笑って答える。

 女の子たちの話が盛り上がっているところ、みんなの影に隠れていた野口さんが突然、ののさんの後ろに現れて質問した。「ギャラはいくらもらえますか?」 答えを聞いた野口さんの顔にはザザーッと斜線が入った。

 

                                   おしまい