今回は、ロック所属の踊り子・清本玲奈さんについて、「平成のスーパーダンサー」という題名で話します。
H29年お正月公演が始まっていた。今年のお正月は久しぶりに秋田に帰省していたので私のストリップ開始は1月3日になる。今年最初の観劇はDX歌舞伎にした。
今週のDX歌舞伎の香盤は次の通り。①美咲遥(DXK)、②葉月凛(DXK)、③新條希(道劇)、④若林美保(ロック)、⑤木村彩(ロック)、⑥清本玲奈(ロック)〔敬称略〕。
今お気に入りで応援している道劇の新條希さんがDX歌舞伎に初乗りで応援にいく。かなりのアウエィ感の中、頑張っていた。今週のDX歌舞伎はロック三人が出演。久しぶりのわかみほさん、昨年11月に栗橋で会った木村彩さん、ロック期待の新人・清本玲奈さん。そして、DX歌舞伎所属の踊り子として、美咲遥さんと葉月凛さんが新年を飾る。お正月三が日は葉月凛さんが三番叟を務める。
さて、今週の目玉は、トリの清本玲奈さん。
清本玲奈さんは昨年H28(2016)年4月11日、新宿ニューアートでデビュー。
私はそのすぐ後5月中の大阪東洋で初めてステージを拝見し衝撃を受けた。若くてルックス・スタイルに一目で魅了される上に、何よりも抜群のダンスセンスに目が釘付けになった。最近これだけの逸材を見たことがない。
関東のロックファンが夢中になっている噂は届いていたが、関西でも人気に火が付いた。なんと二か月後の7月中に二度目の大阪東洋出演が決まる。ロックの新人でこれだけ早く大阪東洋に再演するのは初めて。私もそのときの大阪東洋も拝見していて彼女の人気の高さを実感していた。
私の顔なじみのスト仲間たちが次々と清本玲奈さん詣でを始める。
そんなこともあって、私は今週のDX歌舞伎で清本玲奈さんのステージを観劇できるのを楽しみにしていた。
では、清本玲奈さんの魅力を私の目を通して語りたいと思う。
まずは、容姿の美しさ。
誕生日が1994年10年7日とのことで、21歳でデビュー。キュートな小顔がかわいく、目鼻立ちがはっきりした美形。かわいらしさと美しさを若さがミックスしている。有名人では誰に似ているのかなと思って聞いたら「タレントの優香さんやグラビアアイドルのおのののかさんに似ていると言われる」と答えてくれた。なるほど優しい日本顔だね。
「身長156㎝で、3サイズは覚えてないです。」との回答(笑)であるが、とてもうっとりさせられるプロポーションである。大きくて形のいい魅力的なお尻である。OPショーのとき盆前で立ちバックされた瞬間に「ああ~この瞬間が永遠であったらいいなぁ。私はもうこのまま死んでもいい!」と思えるほど悩殺された。お尻好きの私にはこれだけで十分満足でした。(笑)
そして、誰もが認める彼女の最大の魅力はダンスセンス。
きびきびとしたシャープな動き。キレがいいので体の線が美しい。運動神経がいいのがよくわかる。「学生のころ軟式テニスをしていました。」
ジャズをベースにした踊り。
ステージを観ているだけでとても心地よい。何度見ても飽きない。ダンスで魅了するというのはこういうステージのことを言うのだと改めて感じた。
なにかダンスを習っているのだろうと思い尋ねたら「私は幼稚園のころ五年ぐらいジャズダンスをしていました。」という返事をもらう。私の娘も小さい頃にダンスを習っていたので女の子なら皆さんそうなんだろうと思うが、玲奈さんの場合は持って生まれた資質が他の人と違う。ステージの上で華を感じさせられる。生来の「踊り子の申し子」なんだと思う。そんな彼女にストリップファンとして出会えた幸せを噛みしめる。
昨日、大阪東洋ファン数人が大阪から遠征してきていた。彼らの一人と話しているときに「花村沙知さんを知っていますか?清本さんのステージを観ていると花村沙知さんを彷彿させられるんですよ。」と言われびっくりした。実は、私も清本玲奈さんに花村沙知さんをだぶらせて見ていたからだ。
花村沙知さんは八年ほど前のロックの踊り子さん。天才的な美人ダンサーで、いまや伝説のストリッパー。事情があって、二年足らずで引退した。ステージにのった回数も少なく、彼女のことを語れる人は多くない。後で、彼女のレポートを披露するね。
心技体のうち、体と技を先に述べたが、最後に心に触れたい。
先の花村沙知さんであるが、彼女に夢中になる客は後を絶たなかったが、彼女にはなんか壁を感じ、なかなか仲良くなれなかった。私には引退直前に漸く心の扉を開いてくれた。そのことは彼女のレポートで詳しく話すね。
その点、清本玲奈さんはすごく接しやすい。なにより明るいのがいい。フレンドリーな雰囲気を醸してくれる。こりゃ、彼女にはまらないはずがないね。私のスト仲間がたくさん彼女にメロメロになっているのがよく分かる。かくいう私もあっという間に完全にメロメロになっております♡
ポラでいろいろ質問したら気さくに答えてくれる。スト仲間に聞いていたことをいろいろ確認した。涙もろいんですか?と聞いたら「そう!私は涙もろいです。お姐さんのステージがすごいとポロリとしてしまいます。太郎さんもですか!!!」私は「人生の豊かさは感動力で決まる」と考えている。ダンスひとつで、童話ひとつで、どれだけ感動できるか。涙するほど感動できたら最高である。昔の日本人は四季折々の移り変わりだけでも涙したという。だからこれだけ豊かな日本文化を築いてこれたのである。最近の日本人は泣かなくなったと言われるが淋しい話である。涙もろい人は絶対に優しい性格をしている。私は涙もろい人が自他ともに大好きである。
また、玲奈さんは私が渡した手紙も読んでくれる。「いろんな情報を知ってるのですね。読んでいて、すごく深いものを感じます!!」と言ってもらうと嬉しくなっちゃう。私の文章や童話は私の感動集なんですよ。
清本玲奈さんは、踊り子として心技体そろった最高の素材です。
昨年のロックには、清本さん以外にも、南まゆさん、徳永しおりさん、大見はるかさん、小野寺梨沙さんと、次々にダイヤモンドの原石がデビューした。この新人の輩出力の強さがロックの強さである。
今回、清本さんに作品についていろいろ尋ねて分かったのだが、デビューから四作目まで全て仙葉由季先生の演出とのこと。これまで沢山の仙葉チルドレンとその作品を拝見してきたが、仙葉さんは本当によく一人一人の個性を活かした作品を作り上げると感心させられる。特に清本さんのデビュー作には脱帽する。ストリップ界におけるロックの強さは、まさに仙葉さんを代表とした演出スタッフの強さに拠るところ大である。
最後になるが、今週の清本玲奈さんの演目を紹介する。
1,3回目は「デビュー作」。白いワイシャツに黒い背広を羽織り、かっこよく着こなす演目である。ベッドでは、椅子を使って、お尻の魅力を最高に出している。先ほども述べたが「ああ~この瞬間が永遠であったらいいなぁ。私はもうこのまま死んでもいい!」と思えるほど悩殺されたお尻です(笑)。
2,4回目は四作目の新作「Army」。まさにアーミー・ルックで、赤い旗を振って激しく演技する。ダンスがうまいので、かっこいい作品が似合うね。
ベッドの玲奈さんを見ていて、手足のマニキュアがきらきら輝く。それ以外はアクセサリーは付けていない。素材の良さを生かすためにも余計なアクセサリーは不要だねと思っちゃった。
どの作品も、選曲・構成・振付ともに仙葉イズムを強く感ずる。いい選曲をしているなと感心させられる。
ある客情報によると、次の新作は選曲を清本さんが自分でやるらしい。少しずつ清本色が出せれば、ファンとしては嬉しいこと。これからの活躍が楽しみである。
平成29年1月8日 DX歌舞伎にて
【事後コメント】
すぐにレポートの返事を頂く。たいへんな勘違いをしていた。というか、スト仲間からの情報が間違っていた(笑)ので大変失礼なことを書いてしまった。
清本さんからのポラコメ
「お手紙ありがとう。お尻好きなんだね。私も自分のお尻好き。こんなに細かくお手紙書いてくれてありがとう。曲は1作目~4作目すべて私がつけてます!」
あらっ!? 選曲は自分でやっていたのね。
それにしても、こんなに洋楽に詳しいとは凄いなぁ~ 私は全く知らないよー
やはりステージそのものが清本カラーに満ち溢れた世界観なんだなぁ~と感心しきり
選曲について教えてもらったので書いておくね。
「デビュー作」
① Sing(Pentatonix)
② NANANA(Pentatonix)
③ All about that bass(メガントレイナー)
④ Can't Sleep Love(Pentatonix)
⑤ Misbehaiin(Pentatonix)
⑥ Classic(MKTO)
四作目「Army」
① That’s my giirl(Fifth harmony)
② Bad girls(MKJO)
③ Confident(DemiLovate)
④ Army of Angels Audio(Thes crips)
⑤ Alive(Krewella)