南まゆさん(ロック所属)の、大阪東洋ショー劇場の令和元(2019)年9月中におけるステージ模様を、新作「HOT GIRL」を題材に、「三つの南まゆを味わう」という題名で語りたい。
2019年9月中の東洋ショーに顔を出す。
今週の香盤は次の通り。①上野綾(東洋)、②藤咲茉莉花(ロック)、③桜庭うれあ(ロック)、④大沢カスミ(ロック)、⑤南まゆ(ロック) 〔敬称略〕。今週は大沢カスミさん初乗り。
今回も、東洋での新作初披露。東洋ファンとして嬉しい限り。関東からも三連休で沢山のまゆファンが遠征していた。
今回の作品は「HOT GIRL」という題名。三つの衣装に合わせナイス・ダンスを披露。セクシーなので「LADY」でもいい感じだが、全体としては「GIRL」かな(笑)。HOTはラスト曲「Hot Stuff」からとったのかな。
まゆさんから作品の解説を頂く。「ウエイトレスでアルバイトしてる子が、パーティに行って酔っぱらって?(笑)。そんな女の子だけどセクシーな感じだったりエッチなことが好きっ!みたいなやんわりした演目です(笑)。最後は盛り上がりたくて、Hot stuffです!」
では、やんわりと観劇レポートを書いてみますね。笑
「雅麗華先生の振付です。選曲は私です。」 アメリカナイズされているので、もしかして、みおり舞さんが絡んでいるかなと思ったが私の勘違いでした。
そうそう、衣装を着替えるときの、曲の合間に、アメリカの日常の喧騒を感じられるラジオのような音を流し、すごくアメリカナイズされてて、ドラマチックな仕立ても感じられる。細かい配慮が行き届いているね。
最初に、「可愛いみなまゆ」。まさしくアルバイトのウエイトレスのように、紺のチェック柄の上下セパレートの制服姿で登場。帽子を小粋にかぶり、胸に大きな白いリボンの付いた上着、スカートは裾に青と赤の二層フリルがつき、定番の白いエプロンをしている。足には白いストッキングを履き、キラキラした銀の靴(ハイヒールではない)。
銀のお盆を持って、音楽に合わせて、元気に踊る。途中で袖に入り、お盆にパフェを乗せて運んでくる。思わず盆をひっくり返すも、逆さでもパフェは落ちない。笑
一曲目は、Christina Aguilera の「But I Am A Good Girl」。出だしとして最高の選曲だね。作詞:BERNARDIN ALAIN GEORGES MARIE 作曲:ANTIN STEVEN/MORALI JACQUES。映画 burlesque のサウンドトラックより。
クリスティーナ・マリア・アギレラ(Christina Maria Aguilera、1980年12月18日 - 現在38歳)は、アメリカ合衆国のシンガーソングライター。身長156cm。「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第58位。2010年公開のミュージカル映画『バーレスク』で映画デビューを果たす。
音楽が変わり、着替える。
次は、「美しいみなまゆ」。黄色のドレスで決める。
髪には黄色い花飾り。サイドに純金の髪留め。
肩出しに、白い首輪。胸から下のワンピースドレス。裾広がりのふわふわスカートで、足元は銀のハイヒール。アクセサリーが輝き、美しさが映える。Y字の長いネックレス。両手首にブレスレット。
スイングの利いた振り付けがいい。最後に床に座って靴を脱ぐ。
二曲目も同じくChristina Aguilera の「Candyman」。
ここで一旦、音楽が変わり、暗転し、着替える。
最後は「セクシーみなまゆ」。すべてが赤い、超セクシーな出で立ち。
頭に小さな赤い薔薇を飾る。赤いブラ。フリルの付いた赤いガータ―に赤いパンティ。そして赤い網網のストッキング。そして真っ赤なハイヒール。
ハイヒールを履いたまま、ベッドショーへ。
改めて、アクセサリーの輝きがまゆさんのセクシーさを引き立てる。純金のイヤリングが垂れる。Y字の長いガラスのネックレス。右手首にゴールドバングル、右手中指に純金のリング。左手頸にガラスのブレスレット二本、左手人差し指に純金のリング。さらに、手のマニキュアに赤と銀がコーデされている。
三曲目は、このセクシーさにぴったしな曲『色彩のブルース』。曲は聞覚えがあるが、EGO-WRAPPIN'(エゴラッピン)という音楽ユニットは初めて知った。EGO-WRAPPIN'の3枚目のミニアルバム。2000年9月2日発売。発売元はRD RECORDS。作詞: 中納良恵、作曲: 中納良恵、森雅樹、編曲: EGO-WRAPPIN'。
インディーズとしては最後のアルバム。表題曲「色彩のブルース」はFM局の曲目問い合わせ件数や外資系レコード店のインディーズ・チャートで1位を獲得するなど世間の注目を集めてインディーズとしては異例のロングヒットを記録、EGO-WRAPPIN'の名が全国区で知られるきっかけとなった。
1996年、大阪で結成されたユニットで、メンバーはともに大阪府出身の中納良恵(Vo、作詞作曲)と森雅樹(G、作曲)。結成時から長らく関西を中心にクラブやライブハウスでの活動を続けていたが、現在は東京に拠点を置いている。
多様なジャンルをクロスオーバーしたサウンドで独自の音楽性を築き上げている。戦前のジャズから自然に行き着いたキャバレー音楽や昭和歌謡を消化してエゴ独自の世界観を築きあげた2000年発表の「色彩のブルース」はインディーズながら異例のロングヒットとなり、その名を全国区で知られるきっかけとなる。活動は国内にとどまらず、ヨーロッパやアジアのフェスにも出演するなど海外でもライブ活動を行っている。
立ち上がり曲は、ドナ・サマーの代表曲「Hot Stuff(ホット・スタッフ)」で盛り上がる。彼女の7枚目のアルバム『華麗なる誘惑』(1979年)収録。Billboard Hot 100では1位を獲得。グラミー賞の女性ロック・ボーカル部門の設置初年度に受賞を果たした。2010年に『ローリング・ストーン』が発表した「オールタイム・グレイテスト・ソング500」では104位であった。
素晴らしい選曲、華麗な衣装に合わせ、三つの南まゆを味わえて幸せの極致です。
2019年9月 大阪東洋ショー劇場にて
【南まゆさんからのお返事】
「レポありがとうございます。
ウエイトレス=アメリカとかのイメージすごいあります!! 日本ではない! なぜか!(笑) 日本=メイドって感じしますね!(笑)」