H30年10月中の大阪東洋ショー劇場における、南まゆさん(ロック所属)の公演模様を、新作「miracle mayunchu」を題材に語りたい。
H30年10月中の大阪東洋ショー劇場に、二日目から顔を出す。
今週の香盤は次の通り。①松本なな(東洋)、②澤木夢(ロック)、③紗凪美羽(東洋)、④川越ゆい(東洋)、⑤南まゆ(ロック) 〔敬称略〕。川越ゆいさんの4周年週。
今年に入って2月結、6月中、そして今回の10月中と、順調なペースで大坂東洋で南まゆさんに会えた。「今年三度目の東洋ショー楽しみにしていました。」 私も、大坂東洋常連として大喜びしていますよ。
さて、今週は三個出し。1,3回目ステージは前週9月中の新宿ニューアートで初出ししたばかりの新作「miracle mayunchu」、2回目は周年作「ヒカリへ・・」、4回目は前回の東洋で初出しした「あなたに舐めてほしいの」。
さっそく、新作「miracle mayunchu」の内容紹介。
窓の外から行進曲が流れてくる。ブリティッシュ・グレナディアーズ行進曲(英: The British Grenadiersは、イギリス軍の擲弾兵部隊等が使用する行進曲であり、作曲者、作詞者不詳。)
ひとりの少女が窓辺の椅子にもたれかかっている。窓の外では音楽隊が演奏しながら行進していました。彼女はその音楽隊が見たくて椅子に腰かけようとしていましたが、足の悪い少女にはなかなかうまくいきません。
ようやく椅子に腰かけて窓から音楽隊を応援する。三角の旗を振る。旗の表裏には「♪」と「mayunchu」の文字が見える。そう、その少女とは「まゆ姫」、そして音楽隊は足の悪いお姫様のために村人が作った「mayunchu音楽隊」でした。
まゆ姫は、白いドレスを着て、頭に銀の王冠を付けていました。耳元にはキラキラしたイヤリング。
お姫様は、ラッパやタンバリンを取り出して、窓から音楽隊を応援しました。小太鼓を打とうとしましたが・・小太鼓は無いので物まねします。
ここで暗転。
まゆ姫は夢の中で、自分も一緒に音楽隊に参加しました。
音楽隊の黒い制服をまとう。前に八つの金ボタンが付いた黒い上着、チェック柄の布を数枚垂らした黒いスカート。髪を後ろにひとつ結びし、茶色の羽根が立った黒い帽子をかぶる。帽子には白い線が二本入っている。
膝下の長い白ブーツを履いて行進する。最初に、先端に赤い毛が付いている緑のステッキ(楽棒)を掲げる。次に小太鼓(スネアドラム)を肩紐で吊るして、ナイスな二本のバチ捌きを披露する。
しかし、夢から醒めると、元の足の悪い自分に戻りました。まゆ姫は、こうして夢の中でmayunchu音楽隊とマーチングしている時が一番幸せでした。
まゆ姫に奇跡は起こるのでしょうか。
夢は願えば叶います。
ユーミンの名曲「やさしさに包まれたなら」が流れる。♪「小さい頃は神さまがいて不思議に夢をかなえてくれたやさしい気持で目覚めた朝はおとなになっても 奇蹟はおこるよ ...」最初はオルゴール曲で、そして次に今井美樹のカバー曲で(今井美樹が歌うユーミン珠玉の名曲集『Dialogue -Miki Imai Sings Yuming Classics-』から。2013.10.09 リリース。)。今井美樹の歌声は優しくて心地いいよね!!!
フード付きの刺繍入りの華麗な白いドレスを着て、裸足で盆に移動。
ベッドショーに入る。左手首に白いパンティを巻く。
盆近くでアクセサリーを目で追う。先に話した王冠にイヤリング。ガラスのネックレスが二本輝く。手のマニキュアがピンクで、人差し指と薬指の二本だけ緑色にキラキラ輝く。
立上り曲は、Myra(マイラ)の明るい「Miracles Happen w/ lyrics」に変わる。最高の選曲だね。この曲「ミラクルズ・ハプン」は映画「プリティ・プリンセス」の主題歌で、今や結婚式・披露宴に使用される定番曲。 『プリティ・プリンセス』(原題: The Princess Diaries)は、2001年6月に公開されたアメリカ合衆国の映画。メグ・キャボットの『プリンセス・ダイアリー』を原作とする。ある日突然、自分が高貴な身分の出自であることを明かされた、ごく普通の女子高生を主人公にしたシンデレラストーリー。また、マイラはカリフォルニア生まれの当時15歳(1986年5月21日生、現在32歳)。彼女の両親はともにメキシコ出身であり、彼女にとって、ラテン音楽がルーツにあることは、グロリア・エステファンを好きなアーティストに奉げることからも見て取れる。
歩けることを確認するポーズ。そこで盆から舞台に戻って、水色のワンピースドレスに着替える。上半身は肩出しで胸元にリボン、スカート部はふわふわで裾に白いフリル。頭には王冠と白い髪飾り。裸足で楽しく踊る。
すてきな作品ですね。感動しました。最初、なにか元ネタの童話があるのかと思いましたが、「ストーリーは私が勝手に考えたので元ネタは特になく・・・童話を作ってみました!」童話創作が趣味の私も共感しました。主題は「夢は願えば叶う」かなと思ったら「『願えば叶う』でもいいし、もしかしたら夢だったのかもという解釈でもOK。受け取り方は任せます。」とのまゆさんのコメントを頂く。
最初にステージを観劇したとき、アンデルセン童話「スズの兵隊」を思い出しました。この童話は、一本足のスズの兵隊人形が、同じく片足ですらりとポーズを決めている紙の踊り子に恋をして、最後は二人とも暖炉に放り込まれるという切ないストーリーですが、まゆさんの作品「miracle mayunchu」は明るい作品なのでいいですね。
平成30年10月 大阪東洋ショーにて
エロ童話『スズの兵隊さん』
~南まゆさん(ロック所属)の演目「miracle mayunchu」を記念して~
お姫様は、両親からスズの兵隊の人形をプレゼントされた。兵隊たちはそれぞれラッパや笛や小太鼓をもって行進していた。
いたずら好きな幼い弟が、お姫様からスズの兵隊の一体を取り上げた。「ダメよ!みんな揃わないと音楽隊にならないわ!」お姫様はそう言って、弟から人形を取り上げようとしました。
「あっ!大変!」 弟が手を放さなかったために、人形の左足が取れてしまう。
それを見たお姫様は泣きました。「私の不注意で、こんな身体にしてしまって、本当にごめんなさいね!!!」とスズの兵隊に謝った。そして、お姫様はその片足になった兵隊をいつも枕元に置いておくようになった。
ある日の夜、スズの兵隊の目が光る。
お姫様の夢の中に、スズの兵隊が現れた。
「お姫様、ボクです。スズの兵隊です。いつもボクのことを可愛がってくれてありがとうございます。ボクが片足になったことを気遣ってもらってますが、ボクは大丈夫です。それより、いつも大好きなお姫様の側にいられて、ボクはとても幸せなんです。」
そして、こう続けた。
「今度、お姫様が音楽隊を作るという話を聞きました。ボクも仲間に入れてもらえないでしょうか? 義足があれば、ボクも歩けます。楽器なら何でも練習しますので、一緒に行進させて下さい。お願いします。」
お姫様は喜んで承諾した。
朝、お姫様が目が覚めると、ベッドの傍らに立派な青年が立っていた。
「おはようございます。ボクがスズの兵隊です。」と自己紹介した。
お姫様はスズの兵隊を連れて、義足を作らせました。そして、音楽隊に彼のことを紹介した。「この人を我々の音楽隊の一員にします。仲良くしてあげて下さい。」
「よろしくお願いします」彼はみんなに丁寧に挨拶した。
彼は小太鼓の担当をすることになった。そして練習を始めた。最初のうちは義足が慣れず歩くのだけでも大変だったが、彼は持ち前の根性でめきめきと上達した。そして彼は音楽隊の大切な一員になっていた。
町の不良少年たちが、音楽隊の中にいる足の悪い兵隊をからかった。「お姫様の音楽隊に似つかわしくないやつがいるな。おまえなんかは参加する資格がないんだ。」
すると、街の人々まで「お姫様の音楽隊は高貴なもの。その中に足の悪い人を入れるのは品格が汚されるわ。」と同調し出しました。
兵隊はその心無い声に落ち込みました。
それを見ていたお姫様は叫んだ。
「今の音楽隊は彼無しには成り立ちません。彼はとても素晴らしい人です。足の悪いことを隠さず、そのコンプレックスに負けず、小太鼓にチャレンジしました。それだけの勇気を持っている人がどれだけいるでしょうか。その姿勢は私を深く感動させました。
足の悪い彼と一緒に歩くことは恥ずかしいことではありません。むしろ誇りです。彼こそがこの音楽隊のシンボルです。そんな彼と出会ったことは幸せです。
私はこの人と一緒に人生を歩きたいと思います。彼と結婚します!」
お姫様の言葉に大きな拍手が湧き起こった。
街の人々は、優しいお姫様と勇気ある青年の結婚を盛大にお祝いしました。
これで終わると、平凡な童話になってしまいますので、蛇足ながら、二人の夜の生活を付け加えます。
足の悪い兵隊さんの真ん中の足は驚くほど強靭でした。まるで鋼鉄のスズが入っているような硬さです。というのも、片足に行くはずの栄養分が真ん中の足に行ったからです。お姫様はヒーヒー喜びました。
二人は子沢山になり、幸せに暮らしました。とさ
おしまい

