みおり舞さん(ロック所属)の、2019年11月中の大阪東洋ショー劇場における公演模様を、演目「TWICEメドレー」「X’masソロレヴューショー」を題材に、「一年ぶりのステージに酔う」という題名で語りたい。
2019年11月中の大阪東洋ショー劇場に顔を出す。
今週の香盤は次の通り。①桜庭うれあ、②西園寺瞳、③雨宮依織、④みおり舞、⑤熊野あゆ 〔敬称略〕。全員ロック所属。
今週は、突然に、橋下まこさんに代わり、みおり舞さんの出演が決まった。私は焦ってスケジュール調整に入る。というのも、みおり舞さんは昨年11月結以来、約一年ぶりの東洋出演になる。年初にしばらく海外に滞在していたようだが、既に関東のロック館には戻ってきていると聞いていたので、東洋出演を今か今かと心待ちしていたところ。
観たい観たいと思っていたステージがついに実現した。そして、期待を裏切らない素晴らしいステージ内容に感動しまくっている。
その前にひとつ。初日に久しぶりに再会したところ、とても綺麗になっていて驚いた。目鼻立ちがすっきりしている。ポラタイムで「久しぶり会ったら綺麗になったね」と声をかける。舞さんがにこりとした。その晩、スト仲間と飲みに行って、舞さんが韓国でお顔の整形をし、その美容院の宣材ポスターになっていることを知る。思わず納得!
ステージ内容に話を戻す。
今週は三個出し。前半に演目「トレジャーハンター」と新作「TWICEメドレー」。前者は中条彩乃さんの一周年作「トレジャーアイランド」として拝見しているもの。「もともと私が出そうと二年前から考えていた作品ですが、中条ちゃんに作った(あげた)作品です。」「中条ちゃんのも観に行ってくれたのね!! うれしい♡」。後者は今週の東洋での初出し作品。「新作を昨日作りました。」出来立てほやほやの新作なんだね。
後半には、中日(11/16)から、演目「X’masソロレヴューショー」を追加する。「この作品は元々昨年チームでやってたものをソロ化したものなのです。」
私としては、三個も初見できて感激至極☆
今回の観劇レポートでは、(演目「トレジャーハンター」は中条さんの感激レポートとして提出済なので)、新作「TWICEメドレー」と演目「X’masソロレヴューショー」について語りたい。
みおり舞さんと言えば現役の一流バレリーナーなので、私としては本当はバレエ作品を拝見したいところなのだが、バレエ以外の作品も本当に素晴らしい。バレエで鍛えられた素養が見事に活かされている。ダンスの切れが凄い。それが、今回の作品にも遺憾なく発揮されている。
まずは、新作「TWICEメドレー」から紹介。
TWICE(トゥワイス)は私も知っている。多国籍の人気K-POPガールズグループ。
2015年に韓国の音楽専門チャンネルMnetで放送されたサバイバルオーディション番組「SIXTEEN」を通して選ばれた9人のメンバーによって結成された。グループ名のTWICEには、「いい音楽で一度、素晴らしいパフォーマンスで二度魅了させる」という意味が込められている[1]。公式ファンクラブの名称及びファンネームは『ONCE』(ワンス)。グループカラーはApricot & Neon Magenta。各メンバーの国籍は韓国が5人(ナヨン・ジョンヨン・ジヒョ・ダヒョン・チェヨン)、日本が3人(モモ・サナ・ミナ)、台湾が1人(ツウィ)。
曲のPOPさとテンポの良さが聴くたびに元気をくれる。
最初に、舞さんが白いTの字が書いた黒い帽子を小粋にかぶり軽装で登場。
肩出しの銀のワンピースの上に、ふわふわの黒いフリルを右肩から斜めに、更にスカート部を左から斜めに流す。スカートはミニで、黒いロングブーツを履く。銀の手袋をする。
音楽に合わせて、切れ切れなナイスダンスを披露。帽子を脱ぐと銀のピン止めが二本キラリ。
一曲目は「TT」。2016年10月24日にリリースした楽曲であり、TWICEの3枚目のミニアルバム・TWICEcoaster : LANE 1のリードシングル。作詞・作曲を務めたのは、TWICEの過去のシングルである「Like OOH-AHH」「CHEER UP」等も手掛けた、韓国の作曲チーム「ブラック・アイド・ピルスン(英語版)」と作詞家のサム・ルイス。
タイトルの「TT」は、泣き顔や悲しみを表現するために使用される顔文字の「TT」を指している。 サビでは「TT」の形を手で模倣した振り付けが用いられて話題となり、特にそれまでアジア諸国の中でも比較的知名度が低かった日本での人気急上昇に繋がった。意中の男子に振り回される女の子の切ない気持ちを歌っている。
音楽が代わり、袖で着替える。
今度は、大きな銀のハットをかぶって登場。銀の襟付きベストと銀のミニスカート。よく見ると、透明なビニール地の上に銀の布がコーデされている。足元は同じく黒いロングブーツを履いている。
二曲目は「Dance The Night Away」。ノリノリのナンバー。2018.7.9リリース。
また、音楽が変わり、袖に入って着替える。
今度は、一曲目と同じ柄の帽子だが、白い文字がMになっている。薄いパープル色のトレーナーをラフに着て、パンティサイズのジーンズ柄のパンツ。
ストローの付いた飲み物を持って、音楽に合わせ踊る。足元は白いズックで、靴底が赤・青・緑・白と光る。
三曲目は「LIKEY(ライキー)」。2019.1.10リリース。
タイトルの『LIKEY』とは「like」が変化したスラング。「Me Likey」というふうに使用され「いいね」を表している。この歌では「とにかくわたしにいいねをちょうだい!」という強いメッセージ性を感じ取ることができる。私も、舞さんにLIKEY(ライキー)を連発したい♡
そのまま、ベッドショーへ。
ジーンズのパンティを脱いで帽子の中に入れる。小さい逆三角形のヘアがこんにちは。
ベッド曲は「TURTLE」。 2017.11.9リリース。ウサギとカメがモチーフ?
立ち上がり曲は『YES or YES』(イエスオアイエス)。 韓国デビュー3周年を迎えたTWICEの6枚目のミニ・アルバム「YES or YES」が、2018年11月5日にリリース。タイトル曲“YES or YES”は、キュートな告白に'YES'と答えるしかない魅力満点の楽曲で、9人のメンバーたち特有のエネルギーと、ダイナミックなサウンド構成が調和する中毒性のあるメロディーが特徴。
爽快感抜群のダンスナンバーである。「やはりWAICEスカーットするよね!! いろんなところで踊ってみたい!!」とのこと。
次は、演目「X’masソロレヴューショー」について。
季節柄、最適なダンス・ナンバーですね。聞き覚えのある曲ばかりで、最後の三曲はジャズの永遠なるスタンダード曲を並べている。最高にかっこいい♪
最初に、黒いハットに赤い燕尾服という華やかな衣装で登場。黒い服に赤い燕尾服を重ね着しており、青い蝶ネクタイに、燕尾服の胸元が白地でリボンが付いている。
一曲目は、聴き覚えのあるディズニーのクリスマスソング。
音楽が変わり、着替える。
今度は赤い髪飾りを付けてラフなレオタード格好。黒い首輪。黒いレオタード。この首輪とレオタードの黒地に銀模様が入っていて豪華な感じ。赤いベルトを締め、後背部にふわふわな布を付ける。黒いハイヒールを履いて、音楽に合わせ踊る。
二曲目は、我々おじさんに馴染み深いキャンディーズの「年下の男の子」カバー曲。
音楽が変わり、着替える。ここからはジャズのスタンダード曲が続く。
三曲目は、「Take the“A”train ~A列車で行こう~」。
1939年にデューク・エリントンが楽団のピアニスト兼作編曲者であったビリー・ストレイホーンに作詞・作曲をオーダーして作られた作品である。1941年2月15日にエリントン楽団の演奏でレコードが発売され大ヒットした。 以来、エリントン楽団のテーマ曲として広く知られている。エラ・フィッツジェラルドとの競演でも名高い。
黒いレオタードの上に、黒い燕尾服を羽織る。最初の黒いハットをかぶる。よく見ると帽子には銀のリボンが巻かれている。
赤と白が交互に塗られたステックを持って、黒いハイヒールを履いてナイスダンス。
音楽がジャズの巨匠JIMMY DORSEY(ジミー・ドーシー、February 29, 1904 – June 12, 1957)に変わり、袖で着替える。
いったん全裸になり、赤いドレス姿に。上部は赤紫のフリル状になっている。
黒いハイヒールを履いたまま、盆に移動。
近くに来たのでアクセサリーを確認。右手の薬指にリング。マニキュアはピンク? 銀? テカテカしている。
立ち上がりは、「スウィングがなければ意味がない」。 最高のノリ。ジャズ界の最重要人物の一人、デューク・エリントンの代表作と言うだけでなく、ジャズそのものの永遠のテーマソングと言っても良い曲。そのほかのデューク・エリントンの代表曲は、「A列車で行こう」「キャラヴァン」「ソフィスティケイテッド・レディ」等。エッセンスが見事に詰まったこの曲はそれ故に多くの演奏者に好まれ、ステージを盛り上げる為の特効薬としても、採り上げられてきました。
最後に、舞台に戻り、黒いハットをかぶり「メリークリスマス」と叫ぶ。拍手喝采!!!!
2019年11月 大阪東洋ショーにて